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2023/03/16─カタンしか勝たん

先日から、コンソール(PS4/PS5)版のカタンを購入し、友人と何度かプレイしています。

これがもう、めちゃくちゃ時間はかかるけど面白い。時間はかかるけど。
具体的には、一度始めると決着が着くまで大体2時間かかります。

ちなみに今までのカタン歴はというと、今年の1月に友人宅でボードゲームのカタンを一度やっただけで、それまでは「なんとなくめちゃくちゃ時間がかかるらしいゲーム」という知識しかありませんでした。
しかしその一回でも「あ、これ楽しいやつだ」となり、2月末にゲームがリリースされるとなると即予約し、リリース当日の深夜にその時の友人たちとプレイしました。

最近だと勝率もかなり上がっていて、「どうせお前が勝つ」と序盤に言われ、実際勝ってしまうということもありいつ「もう2度とやらんわこんなクソゲー」と言われないか毎日怯えています。マタヤロウヨーオネガイダカラ

このような経緯で順当にハマっていった後、
「意外とルールや流れはシンプル」
ということに気づきました。

そこでこの記事では、簡単にカタンのルールをまとめることで、
・カタン人口の増加(名前だけ知ってる人がプレイしてほしい)
・わかりやすい説明の練習
を狙おうではないか考えています。
(もう日記じゃない気がする)

では早速、説明に入っていきたいと思います。


まずカタンの流れを簡単に言うと、

  1. マップを用意する

  2. マップに拠点を置く

  3. サイコロを振って物資を集める

  4. 集めた物資を使って建築する

  5. 建築でポイントを獲得する

  6. 3から5を順番に繰り返し、最初にポイントが10点に到達した人の勝ち

という感じです。簡単ですね。
順番に補足していきます。ちなみにコンソール(PS5)版準拠です。

1.マップを用意する

これは基本、デフォルトでもランダムでも問題ないでしょうが、個人的にはランダムでいいと思ってます。

2.マップに拠点を置く

1で準備したマップに、順番に「開拓地」という拠点を順番に置いていきます。
順番は、2つのサイコロの出目の合計が最も大きい人から下の方に流れて行き、4人目に行ったら逆の順番で2つ目を置くという感じです。

この写真だと、青の数字が最大なので、青→赤→白→緑と周り、
次に緑→白→赤→青の順になります。

開拓地を置く際、①それぞれの六角形の角の部分にのみ置ける、②他の開拓地とは隣接できないというルールがあります。

自分のターン時の写真。光っている部分に開拓地を置けます

開拓地を置いた後は、そこから一本だけ街道を伸ばせます。

街道を伸ばす位置を選択する場面。
全員の配置が完了した場面。ここまで来たらスタートです。

また、2つ目の開拓地を置く際、隣接する土地に対応する物資を獲得できます。
上の写真で自分は左上のほうにある白い開拓地を置いたため、左下の土地と右下の土地から物資を獲得できます。
なぜ上は無いのかというと、上の土地は砂漠という物資が獲得できない土地であるためです。


3.サイコロを降って物資を集める

自分のターンが来たら▢ボタンでまず2つのサイコロを振ります。
そしてその出目の合計を確認します。(2~12)

ここでマップを見ると、それぞれの土地に数字が割り振られているのがわかると思います。出目の合計値がこの数字と同じであれば、その土地に隣接した開拓地を持っているプレイヤーは、その土地に対応した物資を獲得できます。

物資が宙を舞っていますね

例えばこの場面では、4の数字が出ているため、画面右上のほうにある2箇所から物資が獲得できます。今回は赤と白が隣接しているのでそのふたりが物資を獲得しています。(他の人が出した出目でも獲得できます)

ここで改めてマップを確認すると、7の土地がありません。もし7が出た場合、上の写真左上のほうにある砂漠にいる盗賊が動く特殊なパターンになります。

この場合、①7が出た時点で物資を8コ以上持っている場合、その半分(端数は切捨て)を捨てます(4人全員)。
そして、7を出したプレイヤーは②盗賊を任意の場所に動かすことができます。盗賊がいる土地からは、前述の物資の獲得が行えません。簡単に言えば妨害をすることができるということですね。
加えて、盗賊を動かしたプレイヤーは、③そこに隣接する開拓地を持つプレイヤーから物資を一つランダムで奪えます。


4.集めた物資を使って建築する

3.で集めた物資を消費することで、建築をすることができます。

ここでは物資の種類について先に触れておきます。
(正式な名称を知らないので、いつも使っている言い方で表記させていただきます。)

左から、木、レンガ、ヒツジ、稲、石

物資は、レンガヒツジの5種類です。
対応する土地の説明については、マップを見ればおおよそわかるかと思うので省略させていただきます。見分け方としては、レンガは茶色で石は灰色、木は木が生えている森、ヒツジは草原/平原、稲は黄色っぽいという感じでしょうか。

そしてこれらの物資を使い、建築をすることができます。建築に必要な物資は以下の通りです。
(ちなみに、写真は今までのものより古い試合でのスクショです。数回やるうちに自然と暗記してしまい、見ることがなくなったからですね。)

上から、街道、開拓地、都市、発展

街道:木・レンガ
開拓地:木・レンガ・ヒツジ・稲
都市:稲2つ・石3つ
発展:ヒツジ・稲・石

街道は開拓地から伸ばすことができます。すでに街道が置かれている場所には置けません。

開拓地は、先述のルール(①それぞれの六角形の角の部分にのみ置ける、②他の開拓地とは隣接できない)に加え、③すでに置かれている自分の開拓地から街道を伸ばした場所に置けるというルールのもと、最大5つまで置くことができます。自分の開拓地から街道を2つ伸ばしたら開拓地が置けると考えればわかりやすいかと思います。

都市は、既存の自分の開拓地を都市にできるというものです。都市は開拓地と基本的な性質は変わりませんが、隣接する土地から獲得できる物資が1から2になります。

発展では、発展カードという特殊な効果を持ったカードを引くことができます。引いたカードはそのターンでは使用できず、自分の次のターンから使うことができます。発展カードには、指定した物資を全員から全て集められる「独占」や盗賊を動かせる「騎士」などがあります。


5.建築でポイントを獲得する

このゲームの目的は、建築でポイントを獲得し、勝利することです。
ポイントの獲得は、以下の方法で行うことができます。

逆に言えば、これ以外の方法では得点を獲得できません。

  • 開拓地を置く(1ポイント)

  • 都市を置く(2ポイント)※開拓地に置き換わる形で置くため、1点→2点となり、増減はプラス1点

  • 発展で特典を獲得できる発展カードを引く(1ポイント)

  • 発展カード「騎士」を最初に3枚使用する「最大騎士力」(2ポイント)

  • 最も長く街道を繋げる「最長交易路」(2ポイント)※最低5つでポイント。その時点で最長の人に得点が移る


6.3から5を繰り返し、最初にポイントが10点に到達した人の勝ち

これらの3から5のステップを繰り返し、最初にポイントが10点に達したプレイヤーが勝利となります。

ちなみにこれが例で使っていた試合の最終結果です。白(私)が11点となり勝利しました。やった~!
内訳としては、開拓地5つ(5点)、最長交易路(2点)、最大騎士力(2点)、得点カード2枚(2点)という感じです。

7.他にできること

ここでは、ゲームの流れからすこし外れるため言及しなかったところについて述べていきたいと思います。

それは物資の交換についてです。
カタンでは物資を交換することができます。プレイヤーどうしで条件を提示しあって交換することもできますし、「海外貿易」と称して一定のレートで交換することもできます。
海外貿易では誰でも同じ種類の物資4つを提供することで好きな物資1つを獲得でき、また海岸に止まっている船から伸びる桟橋の付け根に開拓地や都市を設置することで、その船に表示されている物資2つ(「?」なら好きな物資3つ)を差し出すことで、好きな物資1つを得ることができます。
交換は建築などと同じタイミングで、好きなだけ行うことができます。


以上が、カタンのルールの9.5割です。残り0.5割は大抵が、支障は出ないか、聞かなくてもなんとなくわかる部分かと思います。
コンソール版であれば、ゲーム内にマニュアル(ルールブック)があるため、疑問点が解消できないということはないでしょう。


いかがだったでしょうか?
もしこれを読んで、「カタンやってみたいかも」とまで行かなくても、「こういうゲームなんだ!(そりゃ時間かかるわ!)」となってくれれば幸いです。
コンソール版カタンは3000円弱で購入することができます。(DL版だけかも?)デラックス版を購入した私に言わせてもらうとデラックス版は買わなくて良いと思います
あなたもカタン島で、媚びと蹴落としと足の引っ張り合いが蔓延る覇権争いを楽しんでみてはいかがでしょうか?

以上です。


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