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2022/12/01─自分を上げて他人を下げる

「人を馬鹿にすること」は許されない行為であると言われている。実際そうだと思う。

ただその一方で、全く他人を下げないことは難しいのではないかとも思う。
①他人を評価することはほぼ不可避であること、②自己肯定感を持つ限り、他人の価値については「下げる」か「そういう価値もあると認める」しかないこと、が根拠だ。

①については、マイナス・プラス問わず評価行為がなくならないことはなんとんなく思い返しても数多くの事例が思い浮かぶ。学校の授業での取り組みは順位(段階)をつけて評価されるし、顔の良さを競うランキングもあれば、ルッキズム排除と称して精神的な美しさを評価しだす。

そしてこれを踏まえての②である。もし「自分は立派に生きている」「頑張っている」という自信を強く持っていた場合、それは自己肯定感が高い状態といえるだろう。
しかしこの時、必ずしも自信に根拠を持っているとも限らない。オモコロチャンネルの動画で、永田さんは「自信に根拠なんてない」「先に自信が来て、それから根拠を探し出すもの」だと言っていた。

この「自信→根拠」の順が自己肯定感についても当てはまる場合、根拠として何を持ってくるだろうか。もちろん自分のなかにそう言える経験があればよいが、必ずしも持っているとは限らない。
その時、他人の低さを根拠としたら?


以上です。思い立ったことを雑に書かせてもらいました。

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