20-21シーズン 第7節信州BW戦に向けて

はじめに

どうも皆さん。砂漠のひろしです。
めっちゃ久し振りですね。
「理想は試合前に注目選手などのnoteを書いて、試合後に振り返りのnoteを書くという形を続けたいですね」
とかほざいていましたが、早速ぶち破ってやりました。

なるほど、BREAK THE BORDERはこのための言葉だったのか(違う)。

振り返りもやりたいところですが、如何せん時間がなさ過ぎる。
という訳で(どういう訳だ)シーズンも仕切り直しと言った風ですし、ここも仕切り直して信州戦の展望に行っちゃいましょう。

待ちに待った信州戦

さあいよいよ待ちに待った信州戦です。
三河対信州という試合を観るのを楽しみにしていたのは全国6千万人の信州・三河ブースターの中でも僕が一番でしょう。

長野に生まれ、転勤で引っ越した愛知でBリーグに触れ、加藤選手のファンになり、そして長野選手のサイングッズに当たり、長野に戻り、長野選手のプレイスタイルを好きになった僕です。

この試合にかける想いは相当なモノだと自信を持って言えます。

信州ブレイブウォリアーズってどんなチーム?

では信州BW(いつもは相手チームは”さん”付けですが、今回は許してね。僕にとっちゃ身内みたいなモンなんで)がどんなチームか見ていきましょう

19-20シーズンでB2で広島さんと共に最高勝率に輝き、今季からB1の舞台に上がってきた信州BWですが、実は18-19シーズンもB2で優勝を果たしています。
が、ライセンスの問題もあり、昇格できなかった経緯があります。
そういった意味でも、正にB1昇格はチームにとっても、ブースターにとっても「悲願」だったのです。

プレイスタイルは堅守&3Pの一言に尽きます。

勝久HCのディフェンスシステムと、フィジカルを活かし遂行するデフェンスはB2で猛威を振るいました。
また、現代バスケの象徴とも言える3Pの多さ。
名古屋さんとの試合では、1試合で40本ものスリーを放っています。

個人で打開する展開はほとんど無く、チームオフェンスでオープンを作り、スリーをガンガン打ってくるチームです。

信州の注目選手

注目選手は、パパやったねで(信州ブースターには)おなじみの西山選手と、信州の神こと、マクヘンリー選手です。

先程、個人で打開する展開はほとんどないと書きましたが、この二人だけは例外です。

西山選手はちょっとでもディフェンスが離れれば、躊躇なくスリーを打ってきます。
僕のイメージですが、一般的にはシュートの成功率は

キャッチ&シュート > プルアップジャンパー

ですが、西山選手はプルアップジャンパーの方が成功率が高いんじゃないかと思います。

対策ですが、PnRのデフェンスでアンダー(スクリーンを掛けてきた選手の下をくぐって守るプレイ)で守ると躊躇なく打ってくるので注意して下さい。

ファイトオーバー(スクリーンを掛けられても西山選手を追いかけるプレイ)すると、ファウルを貰いながら打ってくるので注意して下さい。

じゃあどないせいという話ですが、スクリーンを掛けた選手(ホーキンソン選手か、マーシャル選手)とマッチアップする選手がスイッチないし、フリーで打たせないぞとプレッシャーを与えると良いと思います。(注:あまりにも西山選手に引っ張られるとホーキンソン選手ないし、マーシャル選手にパスを通されるので注意して下さい)。

マクヘンリー選手ですが、ポジションはPFですが、読み方はパワーフォワードではなくポイントフォワードが正しいです。

ゲームメイク能力もあり、フィニッシュ力もあります。フォワードタイプの外国籍なら難なく守れるだけのディフェンス力もあります。
スクリーンをかけるのも得意で、西山選手とのツーメンゲームでは、PnPからスリーを打ったりもします。

ネックなのは年齢からくるスタミナだけですが、今季のルールでは外国籍選手を3人ベンチ登録する事ができるので、その弱点も解消されつつあります。(なお、3人揃ったのは1試合のみ)

他にも大黒柱のマーシャル選手や、外国籍選手が揃うまでの間、たった一人の外国籍選手として奮闘してくれたホーキンソン選手。成長著しい栗原選手と大崎選手と言った選手に、エースキラーの三ツ井選手。
アルプスローテーションを担う佐藤選手や井上選手などなど注意すべき選手はいます。

が、ここまで信州が苦しんでいる理由の一つに、新加入選手の戦術理解度が低い事が挙げられます。

1:新加入の選手がディフェンスのシステムを理解していないが故に、イージーな点の取られ方をする。

2:ディフェンスのチームでもある信州は安易に点を取られたくない為、理解度の高い選手にプレイタイムが偏る。

3:プレイタイムが長くなるが故に、疲れからか後半はシュート精度が落ちるし、ディフェンスの遂行力も失われていく。

勿論ミスが多いのもありますが、信州が負けが込んだ理由はこの辺にあると思います。

とはいえ、シーズン前怪我人続出のチーム事情で5vs5の練習すらロクに出来なかった新加入選手を責めるわけにもいかないのでしょうが。

これは三河と信州を両方応援していた僕の贔屓目ありありの予想ですが、もし11/31と12/1で試合が行われていれば、間違いなく2勝していたのは三河だったと思います。少なくとも、信州の連勝は無いと言えます。

が、10日間のブレイク期間が入った事により、全く予想が出来なくなりました。

ホーキンソン選手は捻挫で欠場していましたが、名古屋さんとの試合ではチームに帯同していたのでおそらく軽症で、11/8の三河との試合には間に合うでしょう。
さらに、コンディション不良で欠場していた大崎選手もホーキンソン選手と同じく三河戦で復帰すると思います。

しかし、信州にとってこの10日間の最大の利点は、怪我人が復帰する時間を得た事よりも、新加入の選手にシステムをもう一度教え込ませる時間が作れた事だと思います。

5vs5の練習もままならなかったシーズン前より、遥かに有意義な練習が出来ていることは間違い無いでしょう。

攻め方、守り方自体は大きな変更は無いと思います。

しかし、今までは戦術を理解した数人だけで戦っていたのが、これからは勝久HCのバスケを理解した全員で戦う事になると思います。(そうであってくれという信州ブースターとしての願望も入ってますが)

予想スタメン

三河
熊谷選手
コリンズワース選手
金丸選手
シェーファー選手
ガードナー選手

信州
西山選手
栗原選手
三ツ井選手
ホーキンソン選手(怪我の状態いかんではマーシャル選手)
マクヘンリー選手

このラインナップが基本線だと思います。

ただ三河目線で言うと、マクヘンリー選手をどう止めるかと考えた時、マッチアップをコリンズワース選手にするのも面白いと思います。

その場合のスターティング5がこちら。
熊谷選手
高橋選手(川村選手でも可)
金丸選手
コリンズワース選手
ガードナー選手

マクヘンリー選手にコリンズワース選手がマッチアップすると、身長のミスマッチが発生しますが、マクヘンリー選手がポストアップする事はまずありえません。

今の信州でポストアップする選手は、小野選手マーシャル選手に限られるからです。(しかし、それも優先度の低いオプションです)

ミスマッチを突くとすれば、ドライブでのスピードのミスマッチですが、コリンズワース選手ならその心配はないでしょう。

むしろ、シェーファー選手やガードナー選手がマッチアップした時の方が、スピードのミスマッチを積極的に突いてきそうなので危険だと思います。

三遠さんとの試合で三河は、大田選手・西川選手のインサイドに対しシェーファー選手を出さず、ガードナー選手とコリンズワース選手の組み合わせで対応していたので、僕の予想スタメンはもしかしたらあり得るかもしれません。(当たったらめちゃめちゃ調子にのります)

三河の注目選手

三河の注目選手は高橋選手とコリンズワース選手です。

金丸選手に対して、三ツ井選手がおそらくマッチアップします。場合によっては、ヤン選手が付く可能性もありますが、その場合は金丸選手が自分の仕事を果たすのは難しいかもしれません。

信州というディフェンス力のあるチームにおいて、その所属する選手の誰もがチームのベストディフェンダーだと名前を上げるのが三ツ井選手です。

技術で駆け引きするタイプではなく、フィジカルを活かしたディフェンスをしてきますので、怪我明けの金丸選手には少し厳しいと思います。

信州のディフェンスシステムは、ペイントアタックされるのは厳禁というシステムをとっています。

一見、ペイントアタックを許すシーンも有るように見えますが、それは攻められているというより、昨季B2ブロック王に輝いたマーシャル選手の所に誘導するディフェンスとでも言いましょうか。(上手く言語化出来ませんが、信州の試合を見てみるとわかるかと思います)

要するに、ペイントエリアを攻められているのではなく、ペイントエリアを攻める様に仕向けているとでも言いましょうか。

逆に、3Pシュートはある程度捨てている風にも感じますので、三河としては素直にそこを突いていきたい所です。

が、アウトサイド一辺倒だとどうしても厳しいので、高橋選手とコリンズワース選手のドライブがどれほど通用するかだと思います。

おそらく、高橋選手とマーシャル選手はセカンドユニットとしての出場になると予想しています。
マーシャル選手の待ち受けるゴール下に、高橋選手がどの様にアタックするか期待したいですね。(安定の上から目線&投げっぱなし)

コリンズワース選手は、先に述べたように、マクヘンリー選手のディフェンスを一番期待しています。
オフェンスでは、積極的なアタックで信州の硬いペイントエリアをこじ開けて欲しいです。

スリーの打ち合いとなれば、それはそれで面白い展開だと思います。
リーグ1位の決定数を誇る三河か、リーグ1位の試投数を誇る信州か。

共にコンセプトは違えど、3Pが武器のチーム同士の戦いです。
僕が三河・信州兼業ブースターという贔屓目を外しても、面白い試合になると思います。

まとめ

ブレイク明けの信州は、これまで見せてきた姿と全くの別物になっていると言っても過言ではありません。

信州の注目選手に、新加入の選手の名前は殆ど出ていませんが、この選手たちがどれほど勝久HCのシステムを理解し、プレイを遂行出来るかが大きなカギを握るでしょう。

それは、三河との試合だけではなく、今シーズンを戦う上でも重要な事だと思います。

勝敗予想ですが、この10日間で落とし込められなかったとすれば、三河の2勝は固いです。1勝1敗の可能性が少しあるかな?といった程度でしょう。2敗は殆どないでしょう。

逆に、信州の選手全員がシステムを理解し落とし込めて試合に臨んだ場合、信州の2勝も十分あり得ます。

さいごに

ちなみにですが、初戦の11/8は現地で観戦します。今季初現地ですね。
B2時代は信州の応援で行くことがあったのでその時はホームでしたが、今回は三河サイドの席ですのでアウェイです。
普段は信州応援ですが、この2試合は三河を全力で応援します。

あ、でも選手紹介の時に三井さんが叫ぶ「アンソニイイイイイイイイイイイイ・マアアアアアアックヘンリィィイイイイイイイイイ」を聞いてめっちゃ拍手して盛り上がってる可能性もありますが。

例によって加藤選手ユニを着て行きますが、西山選手か栗原選手のタオル持って応援する予定です。(三河を全力応援は何処に行った)
会場でそんなコーデしてる奴を見かけたら「ああ、あいつが砂漠のひろしか」とでも思って下さい。コウモリ野郎とか思わないでね。

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