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2024/04/20(土) 日記。梅田ステーションシネマ。佐川満男。新梅田食道街。

午前から昼過ぎにかけて、玄関の掃除。

家族がお客様をお出迎えし、僕は入れ違いで、ひとり出かける。

土曜の午後まだ昼過ぎだが、梅田はものすごい人出。

梅田ステーションシネマ。
場所をスマホで確認する。大阪駅の駅ビル北側の棟の上の方である。
前に、テアトル梅田に行こうとして、間違えてシネ・リーブル梅田に行ってしまったことがある。
汗だくで走って上映時間に間に合ったが。
そのシネ・リーブルが昨日からテアトル梅田に名前が変更したとのニュース。
えええ?ややこしい!
と、そんなことがあるから、よくよく確認を怠ってはいけないのだ。

ステーションシネマは初めてだろうか?
ロビーはどこも似たようなつくりなので、もう分からない。
昨日ネットで予約した時点では、席は3分の1も埋まってないようだった。
100人くらいのキャパで、画面も小さいんだろうと思って会場へ入ると、
予想に反して画面はでかいし、客席もほぼ満席。
あれ、間違えたかな?と、一旦出て確認。間違いない。

「あまろっく」大いに楽しんで鑑賞。

電車で通り過ぎることはよくあるが、今まであまり訪れたことのない兵庫県は尼崎市が舞台で
現地ロケもたくさん。我が故郷の弁天町にもどことなく似た風景。
全体的に感情移入、没入感に浸って泣き笑いの約2時間。
ファミリーコメディ物も大好きなのだ。

あまろっくとは、尼崎閘門という名の水門の俗称。
海抜零メートル地帯の多い尼崎を水害から守っている。
ということを初めて知った。

町工場がドラマで描かれると、経営の厳しさで重苦しかったりするのが最近の常だが、
今作は確かに経営は苦しけれど、笑福亭鶴瓶扮する社長の明るさ、テキトウさ、楽しく生きるという姿勢に元気づけれる登場人物同様、観客もリラックスさせてもらえる。それはもう、鶴瓶師匠そのものの放つオーラでもあるのだが。
そして、真面目過ぎて生きることに不器用な娘に扮する江口のりこ。
その口から何度も飛び出す「あほちゃう?」と言うフレーズ。
僕も子供の頃、姉からしょっちゅう言われた。「あほちゃう?」。
うん、あほや。今もあほや。

映画を見終わって、外に出ると阪急のビルにデジタル掲示板にニュースが流れていて、
さっきまで見ていた町工場の職人さん扮する佐川満男さんが亡くなったという文字が。
驚く。あんなに元気そうな姿を見せてもらったところだったのに。渋くて好きだった。合掌。

高校の友人と落ち合い、新梅田食道街へ。
不定期に開かれる飲み会。
近況報告とどうでもいい雑談。
コロナが5類になってからもうすぐ一年経つ。
なのに、つい先月あたりまで、まだ高齢者施設で流行ったりしていたのだ。
ここ数日?ようやく、あまり気にしなくなったのだ。
僕も電車でもマスクをしなくなった。

さて、喉元すぎれば熱さ忘れるというが、まだまだマスクをしている人はたくさんいる。
生活習慣の中で、戻れなくなってしまったものもたくさんあるのだろう。

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