5/25 おっぱいは液体か?

 タイトルで不快に感じた方には非常に申し訳ないのですが、僕はいたって真面目に考えているのでご容赦ください。

 さばです。
 今朝はゴミを出すのを忘れて少しテンションが低かったんですが、青柳誕セカイの四コマで覚醒しました。
 今日はたくさん講義があって、夜もこれから予定があってSSを書く時間がそんなになかったです。平日に1000文字程度の進捗が生み出せれば、一週間で10000字くらい書けるのにな~って思ったり。
 まあでも、文字数だけが進捗じゃないので、まったり進めていこうと思います。

 さて。今日はタイトル通りのことを考えていました。
 面白がって言っている訳でもネタでもなく、いたって真面目に考えていたことです。

 先日、イグノーベル賞について少し触れました。
 実は、「猫は固体と液体の両方になれるのか?」という研究で、フランスのファルダン氏が2017年に物理学賞を受賞しています。北海道大学の吉澤准教授らが、雄と雌が逆転する昆虫に関する研究で生物学賞を受賞した年です。この年のイグノーベル賞のテーマが「不確実性」だったので、それにまつわる研究が受賞対象になっていました。

 まず、猫は個体で且つ液体なのかという問いに関して詳しく見ていきます。
 液体とは「容器に合わせて形を変えるもの」と要約することができます。「上善は水の如し」という、他に利益を与えながらも、他と争わず器に従って形を変える水の性質を最高の善に例えた言葉もありますね。
「猫が個体である」ということに対して疑問に思う方は殆どいないかと思いますが、「猫が液体である」という考え方は些か奇抜ですよね。

 では、どうしてそんな結論になったのか。
 猫は狭い隙間をするりと通り抜けたり、いろいろな形の小さな容器や場所にすっぽり収まったりするということは、猫は「容器に合わせて形を変えている」ことになるので、猫は液体の定義にあてはまるのではないか?ということです。
 そして、これはただユーモアに富んでいるだけでなく、流動学という学問で実際に研究されている疑問や問題を証明するための問いだったようです。流動学については何も知らないので詳しいことは分かりませんが、論文では実際に猫を液体として考えて科学的に分析し、子猫よりも年老いた猫の方が流動性が高いことまで発見しているそうです。

 この話を思い出して、「おっぱいはどうなんだろう」と考えました。
 おっぱいは十分に柔らかいので、きっと容器の形に合わせて形を変えることができるだろうし、液体って言えるんじゃないかな……という、純粋な疑問でした。
 これについて、いろいろ調べて考えてみた結果、おっぱいは液体ではないと僕の中で結論付けました。以下が、その理由です。

1.確かにおっぱいは柔らかいが、狭い隙間を埋められるほど流動的ではない
 例えば、星型の容器におっぱいを収める状況を考えてみます。
 猫であれば、ふさふさな毛があるので容器の隅々まで埋め尽くすことが出来そうですが、僕のおっぱいに関する認識が間違っていなければ、おっぱいには猫ほど毛が生えていません。
 確かに柔らかさに関しては申し分がなさそうですが、流石のおっぱいでも隅々まで要素をいきわたらせることはできなさそうです。

2.そもそも人間は液体ではない
 おっぱいはいわば人間の一要素であり、人間が液体ではない以上、おっぱいが液体であると主張するのは難しそうです。
 要するに、おっぱいをb(boobs)、人間の体の全要素の集合をH(Human)とすると、おっぱいと人間の関係は b ∈ H であるため、Hが液体でなければbも液体ではないということになってしまいます。

3.多様性に富み、普遍的ではない
 おっぱいには様々な形や大きさ、柔らかさがあり、人によってさまざまである、ということです。例えば液体のように振舞うおっぱいがあったとしても、そうでないおっぱいだってきっとあります。
 おっぱいが液体だと主張するにはある程度の普遍性が必要ですが、おっぱいにはそれが無いので、「おっぱいが液体」と主張するのは難しそうです。

 以上です。
 おっぱいは液体だと考えることも出来そうでしたが、考えてみると意外と問題が多いことに気づかされました。

 最後に今日の進捗を乗せて、終わりにしようと思います。

○彰杏・冬こは 19005文字(±0)
○風いつ 532文字(+314)
○書きかけ 61個(±0)

 これから青柳誕SSを投げる予定(予定)なので、書きかけが一個減ると思います。

 ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?