🐟さばえまつり担い手レポート Byりほ 「自分が住みたい巣をつくる」

2024.6.15 YORIAI TALK @パトリアーレSABAE2階
福井県坂井市出身で鯖江に住み始めたりほです。
地元の伝統工芸に興味があり、現在RENEWインターンをしています。

杉田真理子さんの紹介

YORIAI TALK 今回のゲストはホホホ座浄土寺座の杉田真理子さん。
杉田さんについてはこちらから
https://artovilla.jp/about/mariko-sugita.html

心に残ったこと

空き家問題、海外生活、日本文化、伝統工芸が
直近の興味である私にとってめちゃめちゃ需要がある会でした。

⚫︎自分が住みたい巣を作る

自分の拠点として、いつでも帰って来れる場所かつ自分が住みたいスペース＝巣を作る。ゲストの杉田さんはそんな想いで京都の左京区浄土寺に拠点を置き、活動を行っている。
当時改修していた古民家に住んでいたネズミが自分でふかふかのベットを作っていたのを見て、そんな表現を思いついたのだそう（と私は理解している）。なんか、この表現、好きと思った。
今まで、実家での自分の個人部屋だったり、大学時代の一人暮らしのアパートだったり、部屋単位で自分の好きなスペース作りを何気なくはしていたけど、お家という大きな単位（私にとっては）で自分が住みたい巣を作ってみるのもめちゃいいなって思った。
お家を作る＝結婚を機に、などライフステージの一大イベント＋家族が住むもの。のような感じがしていたけれど、今回のお話や自分が古民家でシェアハウス暮らしを始めたこともあり、自分の中の概念がいい意味で変わってきた。
自分が一緒にいたいと思える人、毎日暮らす空間の中にあってほしいもの、イベントを集める、集まる空間づくりしてみたいなって思ってきた。

⚫︎自分たちで作る力を取り戻す

古民家改修で左官の方の技術じゃないと厳しい部分でも、
やってみながら学ぼうというスタイル！
大量消費の時代、今はなんでも誰かに頼む時代、家のこの部分こうしたいなーと思っても、全然自分で何もできない。
でも、できないで終わりじゃなくて、できる方から学んでいこう。一緒に楽しくイベントみたいな感じで。
という感じでさまざまなお家の改修をしてきた杉田さん。
めちゃ素敵だしこれだったら楽しくインプット＆アウトプットできるじゃん！って思った。
個人的に、鯖江に来て鯖江市、越前市、越前町の人に会う機会が増えてから、古民家×空き家問題のお話を頻繁に聞くようになったのがきっかけで、
私も何か自分の拠点づくりを日本の昔からあるお家で作ってもいいんじゃないかって思い始めていた。
というのがあり、古民家改修のお話が少し気になっていた。
だけど別にDIYもしたことないし、1人でできる余力もあまりなさそうで
現実的にはまだ考えられていなかった。
だけど今回のお話で、

• 一緒に学んでいくスタイル

があるんだ！と知り新しい気づきに。自分の過ごしたい生活を体現されている杉田さんにも出会えたことだし、少しづつ進めていけたらいいなぁと思った回でした。

⚫︎時間のmanage

• 同じビジョンを共有できる仲間を作る

• チーム・団体で動く

ことで時間の限られた中で動いているそう。
やりたいことが沢山ある中でどう時間管理をしているのかという森さんからの質問から出たお話。
やっぱり自分1人ではできない部分がある。
だから同じ想いを持っている仲間と共に、チームや団体で。
というのが杉田さんの回答だった。
杉田さんのプロジェクトに関わる方々は仲間といっても様々で
〇〇ヒーローみたいな感じで杉田さんと同じフェーズにいて動くうちの1人だったり、アルバイトやボランティアみたいに少しだけ関わる方もいたり、
その他何か別の目的を持って近づく方もいたり笑
ただ話し相手が欲しくて遊びに来るような方もいたり。
割とここに行きたい！〇〇をしたい！となると
1人で動く派の私にとっては
関わる人が増える＝動きづらい
というイメージが強く、みんなでやろうよ！みたいなことは今まであまりしてきたことがなかった。
だけど、何か大きなこと（自分にとって）をしていきたいと思ったら、
やっぱり1人でできることは限られている。
（世界中の何か想いを持って動かれている方々にとったら当たり前かもしれないけど）
だから、同じビジョンに共感してくれる人と共に進む。
私の場合、

• 英語を気軽にアウトプットできる

• 海外の方と交流できる

• 日本文化に触れられる

みたいな場所、拠点づくりをしてみたいって思っています。
その拠点を古民家で？また同じビジョンに共感してくれる人だったり、場所に行って繋がってみようと思います。
さぁいつまでに現実的になるか。

⚫︎ジェネレーションコンフリクト

• 相手の意見も認めた上で、自分の意見も伝えること

人はいればいるほど大きなことはできるけど、その分意見の食い違いも多くなる。
会社内で世代間の考え方の違いにより意見がまとまらないという
相談があった際のトークテーマ。
杉田さんは古民家改修のときにあった事例をお話してくれました。
京都にあった古民家を改修していた時、なんでもあかんあかんと
否定する方がいたそう（あかんおじさんと若い世代からは呼ばれていたとか）。
危険性をわかっているが故にみんなのためを思って言ってくれている
のは分かるけど、あかんと言われすぎていて何も進まない。。。
でも一度思っていたことをこちらから伝えると、少し状況が改善したそう。
やっぱり伝えることは大事だなと再確認した瞬間でした。

#イッココ！
#さばえまつり #sabaematsuri #sabaefestival

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この記事を書いた人：高木梨帆
坂井市出身。大学時代から福井や伝統工芸に興味を持ち、現在RENEWにインターンとして関わる。福井を知りたいと思ったことがきっかけでインスタグラムで福井のことをゆるゆると発信を続けている。（@kitemineno_fukui）。新しい価値観・考えを取り入れることが一番ワクワクすること。

RENEW：https://renew-fukui.com/
自分のInstagram：@kitemineno_fukui
https://www.instagram.com/kitemineno_fukui/