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🐟さばえまつり担い手レポート「福井鯖江の『さばえまつり』に飛び込り参加して、『お祭りをみんなでつくること』にわくわくした話」

本記事は2024年6月11日にhonamiさんによって投稿された記事を転載しています。


こんにちは!🐟
さばえまつりに初めて参加したほなみです!

「さばえまつり」は、みんなでつくるお祭り。鯖江の人だけでなく県外からの参加もOK、面白そうだと思った人はいつでも参加OKな、ひらかれた場です。

私は東京に住んでいて、鯖江は片道3~4時間の長旅。
鯖江は去年の秋初めて訪れて今回が2回目、地元は埼玉です。
正直とても遠い(笑)し、一度良くしてくれた素敵な知り合いがいるくらいだけど、引き寄せられてしまう何かおおきな魅力があります。

今回は、そんな私が鯖江まで足を運んでさばえまつりに参加した理由と、さばえまつりの面白さについて考えたことをお伝えできればと思います!🎉(1000文字くらいで書こうと思ったのに3倍くらいになってしまった!)

余談ですが、コ・デザインなどコトのデザインにも興味があり、そういう文脈でも面白いと思っているので、興味がある方はぜひみてみてください〜🙌



当日の様子

当日は、「中間発表会」の日でした。2部構成で、1部の「寄り合いトーク」では富山でご活躍されるデザイナーの羽田さんのわくわくする地域を豊かにするデザインのお話、2部では、さばえまつりで何をするかについて、チームごとの中間発表がありました。

詳しい様子やSNSは、こちらのnoteをご覧ください!

さばえまつりのSNS⇩⇩


最初のきっかけ

さばえまつりを知ったのは、森さん(主催)のツイートです。

この時点では、「なんか、面白そう!」という直感と、森さんの後押しを頼りに福井県に向かいました。

森さんのnoteはこちら


さばえまつりの何が面白いのか

最初は半信半疑でしたが、実際に中間発表会に参加して「おもしろい!来てよかった!」と思えました。その魅力を3つご紹介します。

① 気になるポイントが多すぎる

まず気になるのはポスター

ビビッドな赤と青の背景に、祭りの情緒を感じる癖のあるかわいい「さばえまつり」の文字。よくみると背景には鯖が泳いでいる。かわいい。

そして、「イッココマッココスココンノコーン」

「イッココマッココスココンノコーン」??ってなんだ??

聞いたこともないリズミカルなキャッチコピーに少し戸惑い、道中何かとずっと考えていましたが、結局わかりませんでした。

のちのプレゼンで由来を知るのですが、この秘密は参加すると教えてもらえるらしいです。(なるほど、そういうことだったのか!とより愛着をもちました)

気になるかたはぜひ、秘密を知りにまつりに参加してみてください!


②「みんなでつくる」お祭り

さばえまつりは、たしかに、地域で行われるお祭りです。

でも、ふつうのお祭りとさばえまつりは何が違うんだろう、なにが面白いのだろうと私なりに考えさせられました。

▪️なにを目指すか決まっていない面白さ

伝統的な地域のお祭り、文化祭、祭礼、映画祭、フェス…..世の中にあるお祭りはさまざまです。神に祈る、豊作を祈る、クラスの団結をはかる、普段の成果を発表する、興味で繋がる….だいたいは決まった一つのスローガン(目的)の元に取り組みます。

では、さばえまつりはどうか。さばえまつりには、「イッココマッココスココンノコーン」のかけ声があるのみで、特に目的はもうけられていないのです。

これはなんなんですかと問われても、何も説明できない。当たり前です。まだないものだから。僕らがこれからつくるんだから。

主催の森さんのnoteより
https://note.com/dutoit6/n/nb8e0c9d82498

え!そんなのあり!?と思ってしまいますが、「さばえまつりの目的は、自分たちでそれぞれ考え、決めることができる。」

だからこそ、中間発表での祭りの各チームからは、「みんなで踊りたい」「色々な人たちを出会わせるための恋愛ストーリーを考えた」「自分の可能性を広げるためのステージショーをやりたい」など、内側から溢れる自由なアイディアが出てきたのだと思います。

自分がこうしたい、面白いことしよう!ってわくわくで成り立っている雰囲気がいいなあと思いました。


▪️みんなでつくる

もうひとつの違いは、参加者(つくり手)の多様性。

他のお祭りでは、「地域の何丁目」「学校のクラスメイト」「同じ興味の人」など属性や年代の境界がはっきりしていると思います。

また、役割も明確で、誰々がリーダーで、メンバーは誰々で、お客さんは….など。サービスとしてのつくり手と受け手がパッキリ分かれているイメージ。

一方のさばえまつりは、「誰でも参加でき、つくり手になる」ことができます。

なぜかというと、参加する人の属性が、「地域」でもなく「世代」でもなく「所属」でもなく、「鯖江や、このまつりに興味がある人」というものすごく広いものなので(と思っている)、高校生〜おばあちゃんおじいちゃんまで、鯖江から世界中の人まで、と人が混ざり合うんです。本当〜に面白い。

中間発表で発表したチームは、高校生〜70年代と幅広くて驚いたのを覚えています。また、地域の人はもちろん、隣の県や市から来た人や、運営に東京の大学生もいました。

こんなにひらいていて、さらにつくり手になれるお祭りはなかなかありません。何が起こるのか、わくわくします。


こんな感じで、さばえまつりの最大の魅力は「みんなでつくる」ことのできるお祭りというところだと思っています。可能性無限大。


③ 面白い人があつまる

そして、こんなお祭りだからこそ、おもしろい人がたくさんあつまります。

第一部の寄り合いトークで話していただいた富山を中心に活動されているデザイナー羽田純さん。とにかく熱い思いや、本質を考えてデザインすることについて考えさせられるプレゼンで、当日の夜は興奮して眠れませんでした。

定期的に開催されている「寄り合い」に来てくださるゲストの方から学べることはとても多いし、「まつりの家」というご飯会なども開催される場もあり、当日までの取り組みにも色々な人が関わっています。

↑ まつりの家でパーティーしたらしいです。いいな。


とりあえず行ってみてほしい!

受け身で楽しめることが多い時代で、自分たちのやりたいや、こうなったらいいなを普段なら出会わない人と協力して「つくる」ことができる。そして、規模も大きい!なにが起こるかわからない!真っ白なキャンバスのように自由!な、さばえまつりは、めちゃくちゃ面白いんじゃないかなあと思ってます。

だからこそ、東京に住んでいても行ってみたい!と思えたし、少しでも関わって参加したいです。

しかし悔しいことに私自身、8月から留学行くことが決まっており、当日に行けないという状況ですが、それまで何かできることをしたり、SNSでその様子を楽しんでいこうと思います🌿

ぜひ、さばえまつりに参加してみてください!
きっと、あなたのやってみたいことができるはず。

読んでいただきありがとうございました!🐟
イッココ!


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この記事を書いた人:honami
デンマーク留学までデザイナーとしてフリーランスをしています。 旅が好きで、日々考えていることや学びをかきます。 いろいろなデザイン、旅、地域、読書

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