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【カターレ富山】相手のペースでドロー決着 ホーム テゲバジャーロ宮崎 戦 2024 J3リーグ第12節(2024/5/3(金))

松本山雅戦は自滅して敗戦。連敗はしたくない。何とか無敗のホームで結果を残したい。

今日は思いのほか、気温が高く25度を超えた。5月にしては暑い気候の中、どう戦うことができるか。


1 スタメン

スタメンを3人入れ替え。下堂に代わり今瀬、松岡に代わり瀬良、伊藤に代わり布施谷。今瀬と瀬良は今季初スタメン、瀬良はルーキーなのでプロ初スタメンだ。また、サブでは河井が2試合ぶりにメンバー入りしてきた。

フォーメーションは4−4−2。並びはゴールキーパーが田川。ディフェンスラインは4バック右から大迫、神山、今瀬、安光。ボランチは末木と瀬良、2列目は右に髙橋馨希、左に布施谷、2トップに碓井と佐々木陽次。サブは、GK齋藤、DF下堂、西矢、MF松岡、井上、河井、FW松本。

宮崎はスタメンを3人入替え。

2 前半のうちに追いつく

開始早々、宮崎はFW橋本が右サイドからグラウンダーでシュートするもゴールのわずかに左へ。11分、宮崎は左サイドを突破し、大渕が左からクロスを上げ、これにFW橋本が頭で合わせて先制。あっさりと宮崎が先制した。富山は簡単にクロスを上げさせてしまったことと、GK田川がパンチングに行ったものの触れなかったことで失点を許してしまった。

これで宮崎が試合の主導権を握る。
富山はボールを持つがなかなか前に運べない。

15分、富山のMF瀬良のパスカットから前線にボールを運ぶがシュートまで行けず。
17分、富山のDF、安光がシュートし、コーナーキックを獲得。
18分、宮崎がカウンターから最後、FW橋本が決定的なシュートを放つがボールはポストに当たって右に外れる。
22分、宮崎は前線でパスを繋ぎ、最後は右サイドバックの青山がシュートし、それはわずかに左に外れる。
24分から宮崎の波状攻撃で最後のシュートは富山のGK田川が外に弾き出す。
その後も宮崎の攻撃が続き、富山はクリアが精一杯。
30分、富山はようやく前線にボールを運ぶことができ、角度のないところからのDF大迫のシュートで終わる。

これで少し、富山に流れが行く。
33分、富山のDF安光が倒されてフリーキック。その流れからMF髙橋馨希がシュートし、コーナーキックに。
その後もボールを持つ時間が続き、37分、MF瀬良のサイドチェンジから、右サイドMF髙橋馨希、DF大迫と繋ぎ、大迫が左足で前線に入れたパスを佐々木陽次が落とし、FW碓井が見事に蹴り込んだ。

これで同点に。
悪い流れではあったが、いい時間帯に追いついた。

その直後、宮崎が波状攻撃で攻める時間があっったがそれも何とか防ぎ切った。
42分、富山はパスを繋いでクロスからFW碓氷のシュートまで至る。
43分、宮崎はフリーキックからFW橋本のヘッドでゴールを狙うもGK田川がキャッチ。
45+1分、宮崎MF楠のシュートはわずかに左に外れる。

3 相手ペースが長く

後半開始にあたり、宮崎はMF大渕に代わり、MF阿野。大渕は良かったように見えたが、アクシデントか。

52分、宮崎は右サイドを突破し、中でMF楠のシュートはゴールポストに当たって跳ね返る。
55分、富山は左サイド布施谷の崩しから最後はMF瀬良がミドルシュートするもゴール上へ。
58分、これも左サイド布施谷がDF安光との崩しでクロスをゴール前に入れる。
59分、富山のMF瀬良にイエローカード。
61分、宮崎は右サイド楠の突破からクロスで触れば1点とう言う状況を作り出す。
それで得たコーナーキックは宮崎が何度かシューツするも富山の選手がブロックして守る。
その後も宮崎の波状攻撃が続いたが、相手のミスで何とか攻撃は途切れた。

ここで富山のMF末木が足を痛めてうずくまる。前半から数えてこれで3回目だ。
ここで、65分、富山は選手交代。
MF佐々木陽次に代わりMF松岡、MF末木に変わりMF井上。
これで、松岡が2列目の右サイド、井上がトップ下に入り、髙橋馨希がボランチに回った。
69分、宮崎はFW吉澤に代わりFW上野。

73分、富山は布施谷、井上、安光の3人で崩し、布施谷のクロスは逆サイドへ、その後のDF大迫のクロスは大きく外れてしまった。
続く74分、これも左サイドから攻め込み、中へ走り込んだ選手に合わせるが、シュートまで至らず。
76分、宮崎は脅威を与えていたMF楠に代えてMF井上。

79分、富山はカウンターからチャンスを作るが、FW碓井がオフサイド。
これはもったいなかった。

観客は3,049人。
81分、富山はMF布瀬谷に代えてMF河井。
ボランチに河井が入り、髙橋馨希は今度は2列目の左に。

この後、少し富山がボールを持つ展開になり、前線でパスをつなげるが、なかなかシュートまでは至らない。
86分の富山の左サイドからのフリーキックは髙橋馨希が中に入れる。その後のスローインはDF大迫がロングスロー。
これをDF神山が頭で合わせるが枠の上に外れる。

88分、富山はDF今瀬に代わりDF下堂、MFセラに代わりFW松本。
これでMF井上がボランチに下がり、碓井と松本の2トップに。

ここからまた宮崎のペースに。
90分、フリーキックを遅らせた河井にイエローカード。
90+1分、宮崎はDF青山に代わりDF吉永。

宮崎の右サイドからのクロスにFW橋本が頭で狙うが力なく田川がキャッチ。
その後も宮崎は左サイド深くまで侵入してコーナーキックを獲得。
しかしこれは富山が防いで、富山が攻撃に繋ごうとするがボールロスト。

アディショナルタイムの終了時間を回り、富山は最後にコーナーキックを獲得。
しかしシュートできずに、結局試合は終了。
1−1で引き分けとなった。

4 エネルギーがなくなったのか

今日の試合は宮崎の前に来る勢いに負けた。
ホームで見せてはいけない戦いだった。
次の試合も心配だが、早くここから立ち直って欲しい。
毎年こんな時があるがここから脱するのに4〜5試合かかることがある。
そんな余裕はない。

次は中2日でアウェイだが、メンバーを変えて新しい風を吹かせて欲しい。

5 ハイライト

試合のスタッツ

6 今節終了時の順位

大宮は独走体制に入り、首位キープ。
また2位以下のチームに勝ちがなかったので、2位との勝ち点は9に広がった。
金沢が6位に上がってきた。

富山は3勝6分3敗で12位は変わらず。

7 出場メンバーについて一言

MVP
なし。

SVP(さば的視点MVP)
MF 7 佐々木 陽次
ゴールをアシスト。試合には絡んでいる。
FW 9 碓井 聖生
同点ゴール。もっとチャンスを作りたい。

スタメン
GK 1 田川 知樹
好プレーも多かったが、1失点目は何とかボールに触りたかった。
DF 30 大迫 暁
得点に繋がる左足からのパスは見事。1失点目のクロスは防ぎたかった。
DF 4 神山 京右
1失点目、もう少し相手FWを抑えたかった。
DF 5 今瀬 淳也
今季初スタメン、宮崎の激しい攻撃にさらされたが何とか最小失点で抑えた。
DF 25 安光 将作
前の試合よりは良かったが、もっと積極性を出してもいい。
MF 16 末木 裕也
負傷交代、状態が気になる。
MF 6 瀬良 俊太
初先発。ボールロストもあったがいいプレーもあった。
MF 33 髙橋 馨希
2列目でもう少し攻撃に絡みたかった。
MF 7 佐々木 陽次
同上
MF 28 布施谷 翔
後半、チャンスを演出した。
FW 9 碓井 聖生
同上

サブメンバー
DF 14 下堂 竜聖
終了間際に投入され、失点は許さなかった。
MF 8 松岡 大智
なかなか試合に絡めなかった。
MF 19 井上 直輝
もっと怖さを出せる気がする。
MF 24 河井 陽介
ボランチとして試合を落ち着かせたかった。
FW 11 松本 孝平
相手の脅威になかなかなれない。

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