見出し画像

【自主大会8-1優勝】ロストパルキアロコンの解説-ロコンと歩んだ8ヶ月-【全文無料】

こんにちは、サバです。
アローラロコンと自転車が好きな大学生です。
ロストパルキアロコンデッキの解説になります。
先日シティリーグとほぼ同規模の大会にこのデッキで参加し、優勝することができました。

所々略称を使っていたり日本語が下手くそだったりして読み辛い所があるかと思いますが、こんなデッキもあるんだなーと、暇つぶし程度に眺めていってください。

デッキについての簡単な解説、立ち回り、ロコンの相方で多いアルセウス型との比較についてを書いています。全文無料ですが最後に投げ銭設定していますので投げていただけると嬉しいです。


アローラロコンVSTARについて

かわいい

スノーミラージュによって、次のターン特性を持つポケモンからの攻撃を全てシャットアウトできるという、唯一無二といって良い性能を持つ。
サーナイトやパオジアン、リザードン等、採用されるアタッカーの殆どが特性を持つポケモンを締めているデッキが多く、構築次第ではロコン1枚で詰むデッキも存在する現環境において通りが良い。

デッキリスト

PnNLNg-nbip21-ggngPL

デッキ完成までの過程

原案

知人がXに投稿していたリストを拝借

基本的に青ロスバレの動きをベースに、対面次第でロコンを投げるコンセプト。キバナとダブルターボエネルギーの採用によって、アクロマを言えずロストが溜まっていない状況でもスノーミラージュに繋げられる点が魅力。

改変

参考リストから自分なりに改変した構築

カビゴンでは打点が心許ない対面が多い→カイリューVを採用→それに伴いダブルターボの優先度が下がり、ジェットエネルギーの枚数を増やした。
基本エネルギーが多くなった為ミラージュゲートを使いやすくなり、カイリューの高打点で見れる範囲が広がった。

この構築の問題点として、アローラロコンVSTARの起動までの速度が遅い事が挙げられる。
ダブルターボエネルギーを抜いた事で、先攻2ターン目にスノーミラージュを使うにはミラージュゲートの使用が必須になり、それをするには花選び5回とアクロマの実験を使った上で必要札を集めなければいけない為要求が高く、アローラロコンを活かせる構築とは言えない。

→先攻2ターン目でスノーミラージュを言えるデッキを考える。

以前私が作成したパルキアロコンデッキ。
作成時のコンセプトのひとつに、2ターン目からアローラロコンで攻撃していきたいという気持ちがあった。
この時はビーダルと合わせて組んでいたが、このパルキアとロコンの組み合わせをロスト軸で回せば良いのでは?と。

スターポータルによるエネ加速が魅力で技も強い

ロストパルキア原案

2022シティリーグS4優勝構築を拝借

約半年前にシティリーグでロストパルキアというデッキが結果を残していたことを思い出し、当時のリストを探して見つけたのがこちら。
現在と環境は異なるが、やりたいことは似ている為こちらをベースにロコンを突っ込むことに。

そんなこんなで完成したのがこれ

原案との比較
森の封印石やキバナが不採用になったことや、進化ラインが増えた事で安定性がやや下がったが、パルキアの採用により即効性が出て、スノーミラージュやげっこうしゅりけんまでの選択肢が増え、序盤の爆発力を期待できるデッキになった。採用不採解説

採用不採用解説

採用カード

※説明不要と判断したものは省略 

ロコン1-2
ロコンは1体使えれば良いから下は1枚。
ロストデッキの性質上触りやすくする為上は2枚。
サイド落ちは割り切る。

パルキア2-2
基本的にゲームに使うのは1枚が多いが、2枚使う展開もある為2-2採用。序盤のエネ供給をパルキアに頼る展開になる為、安定性を考えるなら枚数を増やしたい。

ヤミラミ2 
特にロストミラーで積極的に使いたい為2枚。
ジラーチの登場により強く使える対面が減ったが、それでも使う対面は多い。

ウッウ2
序盤から積極的に使っていきたい為、ロストすることやサイド落ちを考えて2枚採用。ジラーチを置かれた場合2枚使うことも多い。

ハイボ1 
各vstarの3枚目。vstarになるカードは山に3枚あれば割と引けると感覚的なところではある。

入れ替え札8
カート3.紐2.いれかえ2.ジェットエネ1
ジェットエネルギーを含めて最低8枚は入れたかった。紐はパルキアで殴るターンにバトル場のポケモンを下げさせてしまうと弱いタイミングが多かった為2枚に。ロストミラーを重く見るならいれかえ2枚目→カート4枚目。
エネなしパルキアが縛られること、ロコンにスノーミラージュを打たれたときに入れ替えられることを考えて今はいれかえの2枚目を優先に。

ミラージュゲート3
参考レシピの2枚から1枚増やした。スターポータルが実質的にミラージュゲート1.5枚分になる為、中盤以降使えれば良いと考え、この枚数。
スターポータルで最初のアタッカー3種のいずれか(パルキアorアローラロコンorかがやくゲッコウガ)を動かし、それらの内2体目のアタッカーにミラゲ1枚目を使い、キュワワーの逃げエネ確保やヤミラミに付ける為や1枚目のミラゲのタイミングで足りなかった分を補う為にミラゲ2枚目を使う為、3枚目をロストしてしまう可能性を考えてこの枚数。
4枚あるとリソース管理が楽だし引きやすいから

すごいつりざお2
だいたい1枚は使うから1枚ロストしても良いように。2枚使うゲームも多い。

ポケギア1
自由枠だがあると便利。
前半はアクロマ、後半はツツジやボスになることを期待できる。

ツツジ1
主にミラーでの捲り手段。
終盤に使った時に自分の手札も減ってしまうナンジャモより優先。

ヒガナの決意1
実質的なアクロマの5枚目。
水エネを切ってスターポータルの準備をしつつ手札を増やせるのが偉い。
スターポータルが強い為序盤から急いでロスト7貯める必要性が薄い為、序盤から使うのも弱くない。
中盤以降は要らない札をトラッシュしつつ一気に手札を増やせるのが強い。

不採用カード

※基本的に全て枠の都合上、優先度を他のカードと比較して不採用にしたカード

○ヒスイのヘビーボール
ピン刺し採用の種ポケモンが使いたい対面でサイド落ちしたときにこれがないと負けに直結するゲームがある。それがサイド落ちした上でヘビボを欲しいタイミングに引ける機会そんなあるんかって事で割り切って不採用。
ロコンのサイド落ちが怖いなら現物2枚目入れた方いいかも。

○ネストボール4枚目
ベンチを広げるデッキだからあると嬉しい。
けど3枚でもまあなんとかなる。

○ロストスイーパー2枚目
ミライドン等おまもりを強く使ってくるデッキを重く見るなら多めに入れたいカード。
ロストを貯めやすくなる為あると便利だが、おまもりを切るならそもそも不採用でも良いカード。

○ミラージュゲート4枚目
あるとリソース管理が楽になるが、4枚目を入れるならキバナの方が使い勝手が良さそう。

○崩れたスタジアム
主にサーナイト対面でスターポータルを使い終えたパルキアを消したい。ただ、パルキアをボスで取られてもロコンを押し付けて要求を上げて有利にゲームを進められる為なくても良い。

○キバナ
エネルギー加速をしつつ好きなカードを持ってこられ、特に終盤に要求札を揃えられるようになる点が魅力。
今回は序盤の展開に重きを置きたかったため、ヒガナやポケギアを優先した。

○はがくれポンチョ
序盤に育ててる途中のvstarをボスから守ったり、リザードン等が使うあなぬけのひも+ボスの司令でスノーミラージュを解除されることを防いだり、スターポータルを使った後のパルキアを守ったりできる。
流行っているパオジアンがクロススイッチャー採用のため、役割対象が少ないと感じ不採用に。

○こだわりベルト
パルキアでVSTARをワンパンできるようになる。

○やまびこホーン
パルキアの打点増やしたりヤミラミの餌増やしたりできて強そう。

デッキコンセプトと特徴

2ターン目からスノーミラージュを使うことを目指す。
環境的に通る対面が多いアローラロコンVSTARをパルキアVSTARのスターポータルやミラージュゲートを駆使して起動させて相手の要求を上げつつダメージを重ね、それで足りない打点をウッウやヤミラミで補い、VSTARやVMAX等のHPが高くスノーミラージュが通らない相手にはパルキアを使って対応する。
ロスト軸のため後攻を取った場合でも先制攻撃を目指す事ができたり、パルキアを出すことで序盤からげっこうしゅりけんの圧力をかける事ができたりし、中盤以降も攻撃の選択肢が多い点が特徴。

基本的な動き

花選びや隠し札やアクロマの実験で手札を蓄え盤面を整えて、通したいポケモン(主にアローラロコン)の準備をする。
アタッカーの主力がポケモンVSTARの為、進化するまではウッウでお茶を濁し、隙があればげっこうしゅりけんを狙い、VSTARが育ったらそれで殴り、最後にヤミラミで回収する。
例:バトル場のポケモンVにおとぼけスピット11ダメージ→VSTARに参加したポケモンに160ダメージ追加で合計270ダメージ→残った10ダメージをロストマインで回収。

理想盤面

キュワワー・キュワワー・ウッウ・パルキア・ロコン・かがやくゲッコウガ

ロコンを使わない対面ではそこが自由枠。
一例
ロスト系統→手裏剣ケアでマナフィ
ミュウ→ロストを早く貯めたいためキュワワー3体目
その他→パルキア2体目等

対面によるロコンの必要性

○ロコンを使う対面
・サーナイト
・パオジアン
・リザードン
・白ルギア
・れんげき

○ロコンを状況次第で使っても良い対面
・ミライドン
・一撃ルギア
・アルセウス

○ロコンを使わない対面
・ギラティナ
・ロスト系統
・ゾロバレ
・ミュウ

ベンチに並べる順番

ロコンを使う対面(初手にアクロマがある場合)
キュワワー>キュワワー>ロコン>ゲッコウガ>パルキア
基本的な順番は上記。
隠し札を言えなければ2ターン目のスターポータルを強く使えない点、パルキアが2枚採用されている点から、パルキアより先にゲッコウガを出すことを意識。
ゲッコウガがサイド落ちしていた場合、キュワワーを3体並べ、2ターン目にミラージュゲートを使うことを目指す。

ロコンを使う対面(初手にアクロマが無い場合)
キュワワー>ゲッコウガ>キュワワー>ロコン>パルキア
初手に水エネがある場合、キュワワー2体目よりもゲッコウガで隠し札をすることを優先し、入れ替え札が充実している場合、キュワワーの2体目で花選びをすることを優先する。
ロコンを出してもアクロマを言えずに山を掘ったりロストを貯めたりできなければ、ロコンを育てる前に倒されてしまう可能性が高くなるため、山を掘り進めはカードを優先して出す。

ロコンを使わない対面
キュワワー>キュワワー>ウッウ>ゲッコウガ>パルキア
基本的におとぼけスピットからゲームが始まるためこの順番で出す。アクロマが無く、隠し札を言える場合はウッウよりもゲッコウガを優先する。

ロストで選ぶカード

対面ごと大事にする札 
パルキアを使う対面:ボスの司令
ロスト対面:ツツジ、ヤミラミ、基本超エネルギー
サーナイト対面:ロコン、入れ替え、ジェットエネ

迷った時にロストできるカード
ヤミラミ、ウッウ
つりざおで使いまわせる為1枚までは許容。ヤミラミに関してはジラーチの登場で使えない対面もある。
ミラージュゲート
スターポータルがある為、最低1枚使えればゲームになる。
基本超エネルギー
主軸のエネルギーは水になる為、最低限ヤミラミ1体分の1枚が残っていれば良いため、比較的優先度は低い。

アクロマ、はなえらび、かくしふだの順番

※個人的な考えの為異論は認めます。

序盤のターンの基本は、隠し札>アクロマ>はなえらび
序盤はスターポータル用に水エネをトラッシュに貯める為に積極的にかくしふだを使う。
手札に超エネルギーしかない場合はアクロマを優先して隠し札に使う水エネを探す。
キュワワー以外でスタートしたとき、ボールでキュワワーを出し、前のポケモンをベンチに下げる際、手張り逃げか、入れ替え札を使うかは、水エネが複数枚ある場合は、手張り逃げを優先して良いが、基本的には入れ替え札を先に使う。(花選びでジェットエネルギーを引いた場合、それを強く使える事、隠し札の為にエネルギーを残しておきたい事、余裕があればパルキアに手張りしておきたいことを考慮。)

各対面の立ち回り

※環境的に多いとされるデッキのみ抜粋。

☆サーナイト

先後関係なく、3ターン目までにロコンを動かすことを目指す。
(相手の2ターン目にロコンをボスで取られるのは割り切り。)
パルキアを出すかは山と手札次第。
(ロストを順調に貯められるか、ミラージュゲートが全部山にあるか、エネルギーの枚数は足りるか等。)
基本的にはパルキア出しても良い。
ウッウよりもロコン優先して出す。
展開優先順位(キュワ1>キュワ2>ロコン>パル>ゲコ>ウッウ)
※アクロマ触れない場合はゲコやキュワ3体目の優先度↑

○サーナイト側が取るロコンへのアプローチ
①ムーンライトリバースやサイコレーザー、ボスでロコンを無視してサイドを取り切る
→これと下記の②を合わせるのが基本的な流れ。このルートの場合パルキアが大きな負け筋になるため、できれば出したくないが、これでサイドを取り切るのはつりざおや手帳をうまく使わなければいけない為やや要求が高い。

最近は不採用もちらほら

②メモリースキップでロコンを下げさせて次のターンにボスでロコンを倒す
→入れ替え札が多いため、ナンジャモと合わせられて事故らない限りメモリースキップはあまり問題にはならない。最低限攻撃を途切れさせないため、ロコンで攻撃を始めてからはウッウを常にベンチに置いておく。ロコン逃がして効果解除→キュワワーバトル場花選び→入れ替え札でロコン場に出し再殴りの動きするためにロコンに4エネつけておくと便利。

③ボスサイコレーザー×2でロコンを倒す
→1回目やられたときにベンチ枠空いてたらマナフィ出す。連打の再現性は高くない為無理にケアしなくて良い。

④ルナブラスト×2+αでロコンを倒す
→サイド2-3交換のため、ロコンを倒された後のアタッカーが続くのであれば問題無い。

⑤フワンテで倒す
→採用率低いため基本的に考えなくていい。
ジラーチが出ていなければキルリアとまとめてロストマインで回収すれば良いが、基本的にジラーチとセットで採用される為、入ってたらきつい。

⑥ミカルゲでザシアンの特性を消して倒す
→基本的に⑤と同じだが、ウッウで倒してもサイドレース的に間に合う。

⑦ミュウツーV-UNION+雪道で倒す

かっこいい

ミュウツーV-UNION採用型の場合
頂への雪道+ファイナルバーンでアローラロコンVSTARをワンパンできる。それをするために、手張り+サイコエンブレイス3回が必要。残りHPが250となり、パルキアVSTARの最高打点で返しでワンパン可能になる。パルキアVSTARは、ボスの司令+レントラーで大きな負け筋となってしまうが、ゲーム展開次第では大事に扱わなければいけない1枚になる。
(相手がベンチを絞った場合それができなくなるため、ミュウツーV-UNIONを重く見るならこだわりベルトややまびこホーンの採用も検討する。)
※そもそもファイナルバーンでゲームが終わるパターンが多い為、ミュウツーを用意されるまでにサイドをいかにリードできるかが重要になる。

☆パオジアン

パオジアン側が取るロコンへのアプローチ
①スノーミラージュを宣言される前に倒す
2ターン目にパオジアン側がベンチのロコンを倒すには、ふしぎなあめ、セグレイブ、パオジアン、水エネ4枚、クロススイッチャー2枚(ボスの司令)が最低限必要になり、アルセウスが採用されている場合、それを満たせる可能性が上がるが、流行りの方は不採用の為、要求が高い。

②あなぬけのひも、クロススイッチャー、ボスの司令いずれか2種類を合わせることでスノーミラージュの効果を解除して倒す。

前提としてあなぬけのひもの採用率は低い為、いちばん可能性が高いのはクロススイッチャー+ボスの司令となる。(ボスの司令の採用率も高くは無い)
カイ等のサポートをを使わずにクロススイッチャーを揃えた上でボスの司令を宣言するのは簡単では無いが、ロストデッキの構造上、手札干渉をほとんど行えない為、序盤から倒されない事をお祈り。

③ロコンを無視してサイドを取り切る
裏を呼ぶ手段はクロススイッチャーとボスの司令で最大3回分。加えてげっこうしゅりけんによるベンチ狙撃。
パルキア1体とサイド1のポケモン4体を倒されるとロコンに触らずサイド6枚取り切られてしまう為、ロコン以外でサイドの合計が6枚にならないようなベンチ作りをするのが理想。
とはいえそのようなベンチづくりをした場合、展開が遅れてやりたいことを通せなくなってしまう為、基本的には割り切ってプレイする。

プレイ中意識すること
1ターンでも早くスノーミラージュを宣言する必要があるため、パルキアも立てる。
スイッチャーボス等は割り切りながらロコンをひたすら押し付ける。
ロコンを動かせればキュワワーが居なくなってもゲームになるため、マナフィを置くよりも山を掘り進めた。アタッカーを用意したりすることを優先すること。
今流行りのビーダル型はボスや紐の採用率が低いため序盤からロコンで殴れれば大体勝つ

☆リザードン

リザードン側が取るロコンへのアプローチ
①育つ前にロコンを倒す
リザードンexの最低打点は180で、ロコンVをワンパンできない。その為、後攻1ターン目におとぼけスピットを使うかどうかは、相手の盤面を見てボスの司令を言われそうかで判断する。※相手の回りが良さそうな場合はおとぼけスピットよりも花選び3回目を優先。
アルセウス型の場合、サイドを取らなくてもアルセウスが200ダメージを出してロコンを倒せる上に、スターバースからボスの司令を容易に持ってくる事が可能な為、その動きを倒された場合、パルキア中心で戦っていく。(アルセウスに3エネを付けた場合、後続のリザードンが育たないこともしばしばある為、その隙を突く。)

②あなぬけのひも+ボスの司令
あなぬけのひもの採用枚数は多く無い為、やられたら相手の引きが強かったと割り切る。

③頂への雪道でリザードンの特性を消して突破
雪道のケアの手段
・パルキアを常に裏に用意しておいてロコンを倒された返しでしっかりリザードンに高ダメージを与えられるようにする
・サイドを2枚以上取った状態でリザードンvsロコンの盤面を作らないようにすることで雪道をはられたターンのワンパンを回避する。

※以下のデッキはロコンをそこまで強く使えない為、簡単に書いていきます。

☆白ルギア

ロコンとパルキアどっちも使う。
ルギア側がスノーミラージュ後のロコンを殴れるのはルギアVとミュウexのみ。可能ならボスで先殴りする。できなかった場合、ロコンを倒された後にロストマインで回収する。
手裏剣+ロストマインでアーケオスを枯らしてからロコンを育てるのもありだが、その間にボスの司令を引き込まれる可能性が高い為、基本的には序盤からロコンで攻撃していく。

☆れんげき

一番の不利対面。
デッキの構造上キュワワーを並ばなければ回らないため、ヨガループがとにかくきつい。
キュワワーもマナフィも出さず、パルキアとロコンとゲッコウガだけで展開することを目指す。
序盤の主なアタッカーとなるインテレオンがロコンに技を通せないため、ロコンで殴り始めたい。
基本的には要求が高すぎるため厳しい。

☆ミライドン

いちばん楽なルートは、おとぼけ+手裏剣でライコウとメリープ倒してサイド3枚、パルキアで適当に倒して2枚、ヤミラミでゼラオラ倒して1枚。
ロコンを使う場合、手裏剣等でメリープを先に倒し、ライチュウでのワンパンの要求を上げてから。スノーミラージュでダメージを重ね、手裏剣やロストマインで回収する。
先に攻撃できれば勝てる対面。
ボスでパルキア呼ばれるのは割り切り。

☆アルセウス

基本的に不利対面。
ギラティナが入ってそうな場合ロコンは出さない。
それ以外の場合、基本的にロコンがワンパンされず、スノーミラージュ+ロストマインでvstarを倒せるため、それを目指す。

☆ミュウ

ゲノセクト3体倒すことを目指す。
最短ルートは手裏剣2回、ロストマイン2回。
サイコジャンプでダメージをリセットされるのがきつい為、パルキア以外でミュウには触らない。
先攻の場合パルキアを使っても良いが、後攻の場合参加される前にボスで倒されるリスクが大きい為、基本的には出さない。

☆ロスギラ

ジラーチとマナフィが両採用の場合は特にきつい対面。基本的に青ロスバレと同じような動きで攻める。
先にサイド3以下にならないようツツジケアしながらロストマイン等でダメカンをばら撒く。
いづれかの場合ロストマインか手裏剣を通せるためそれで戦う。
パルキアを1体立てて、それでギラティナを削ってロストマインで回収する。ギラティナが進化されないで隙ができたらボスを狙う。

※1ターン目からパルキアを出すことでベンチを展開しつつのアビスシークを許さない。

アルセウス軸とパルキア軸の比較

最後に、現環境で少し流行っているアルセウス+アローラロコンのデッキとの比較です。

アルセウス型のメリット

・スターバースによる盤面作りの再現性が高い
・1ターンで複数体アタッカーを育てられることで、いろんなタイプのアタッカーを採用できる
・チェレンによる耐久、負け筋の除去
・雪道や手札干渉による妨害

パルキア型のメリット

・スターポータルでエネ供給できる為、手札のエネルギーを隠し札や逃げる為に割ける
・相手依存ではあるがVや種のexを倒せる火力が出る
・技ではなく特性でロコンにエネルギーを付けるため、最初のアタッカーをロコンにできる
・ゲッコウガを動かしやい為圧力をかけられる

アルセウス型のデメリット

・後攻を取ると弱い
・技でエネルギー加速する為、先にアルセウスから攻撃することが強要される
・1ターン目の手張りに命がかかっている
・打点の最大値が低い
・サイド1のサブアタッカーがいない

パルキア型のデメリット

・特性でエネ加速する為雪道がきつい
・エネルギーをテンポ良くトラッシュに落とせないとスターポータルが弱い
・最大値までの要求札が多く集めるのが大変

アルセウスとパルキアの比較まとめ
安定性、再現性、耐久力、妨害性能→アルセウス
器用さ、火力、ロコンで殴り始める早さ→パルキア

アルセウスロコンとロストロコンの比較

アルセウス型 2023シティリーグS1優勝構築を拝借
ロストパルキア型 本note紹介リスト

○アルセウスの主な特徴
・サブアタッカーにヌメルゴンvstar
・ビーダル+ホシガリスによる安定性、手札干渉ケア
・サポートやスタジアムによる妨害性能
・スターバースによる2ターン目の安定性
○ロストの主な特徴
・サイド1アタッカーが複数いる
・スターポータルによる即効性
・ミラージュゲートの中盤以降のエネ供給
・VIPパスによる序盤の展開力

スノーミラージュ宣言までの過程

アルセウス→技で加速
パルキア→特性で加速

○スノーミラージュ宣言タイミング

アルセウスの場合
先攻:2ターン目トリニティノヴァで加速して3ターン目からスノーミラージュ
後攻:1ターン目にチャージできてないと2ターン目には無理

パルキアの場合
先攻:スターポータルで最速2ターン目から
後攻:先行と同様だが、先攻よりサポート宣言可能回数が多いため再現性が高い

スノーミラージュをいつまで宣言すれば良いか
主なアローラロコンの役割対象であるパオジアン、サーナイト、リザードンの3デッキが、ロコンが動く前に最速で倒すまでの要求札について。

・パオジアン
セグライブに進化、クロススイッチャー、エネルギー4枚
・サーナイト 
サーナイトexに進化、エネルギー3枚(内2枚はトラッシュ)、ボスの司令
・リザードン(アルセウス無し)
リザードンexに進化、こだわりベルト、ボスの司令
・リザードン(アルセウスあり)
リザードンexに進化、アルセウスvstarに進化、ボスの司令

上記の要求札を考慮して、相手側が2ターン目までにそれらを満たす事は簡単では無いため、
先攻の場合3ターン目までに、後攻の場合2ターン目にアローラロコンvstarで攻撃できるようにしたい。
※その要求値を超えられた場合は相手が強かったと割り切る。(アルセウス採用型のパオジアンやリザードンはその要求値を揃えやすいが、現在流行っている構築はいずれもアルセウスが入らない型が多い為、ロコンに追い風と言える。)

アルセウス型の場合、後攻2ターン目のスノーミラージュの宣言が難しい。(後攻1ターン目にトリニティチャージを言えれば可能だが、返しでアルセウスを倒されてしまった場合、アルセウスの良さであるスターバースによる安定性が欠けてしまう。)

以上の事から、パルキア型の方がアルセウス方と比べてより早いターンにスノーミラージュを宣言できる可能性が高く、現環境においてその必要性が大きいと考え、ロコンはアルセウスよりパルキアと合わせる事が適していると考えています。

現環境でロコンが活躍するデッキの殆どがアルセウス型ですが、正直私はそれに懐疑的です。本当にそれが1番強いんか?と。

トリニティノヴァを打ってからスノーミラージュ言うんじゃ遅い。


あとがき

私はアローラロコンが全ポケモンの中で最も好きで、Dレギュレーションが落ちた1月頃から約8ヶ月に渡りアローラロコンVSTARのデッキを使い続けていました。いろいろな形を試してきましたが、今回紹介したデッキが、現環境におけるアローラロコンVSTARのデッキのひとつの答えだと思っています。

実は私がロストというデッキを使うのはこのデッキが初めてでした。正確にはロストアビス発売直後にロストヌメルゴンを試しに組んで回してみたのですが、3日で挫折しそれ以来ロストは避けていた為今回がほぼ初めてです。人生と向き合うのが怖くてひたすら逃げていました。

そんな人生から目を背け続けていたある日、知人がXにロストロコンというデッキリストを載せていました。
アローラロコンが大好きな私としてはこのデッキを見逃すわけにはいきません。
ということで作成した知人に許可をいただきリストを丸ごとパクr拝借させていただくことにしたのが、このデッキを使う事になったまでの経緯です。
人生であるロストからひたすら逃げ続けた私ですが、意外と回せるし勝てる。

とある方には、「彼はアローラロコンが入っていればどんなデッキでも回せる。」と言われました。ちょっと何言ってるのかわからないですが、その通りなのかもしれませんね。

回せている気でいただけかもしれませんが、まあまあ勝てる。
後攻でも強い動きあるのがストレスフリーで、ロストの始まりであるロストアビス発売から1年以上の時を得てようやくその良さに気付きました。遅いですね。なんでロストにハマった瞬間ジラーチ出るんだよ。

そんなこんなでロスト関連のnoteを読み漁り最低限回せるようになり、運に助けられたとは言え、参加者の多い大会で好成績を収める事ができたのはとても嬉しかったです。

ロストデッキを触り始めて約1ヶ月ほどでそこそこ勝てるようになったのは、好きなポケモンが入っているデッキだったからというのもあったかもしれません。

皆さんも好きなポケモン使いましょう。

ここまで私の下手な文章にお付き合いいただきありがとうございました。
このnoteを読んで少しでもこのデッキに興味を持っていただけたら嬉しいです。

質問や指摘等ありましたらお気軽に私のXアカウント(@saba38713838)の方までDMやリプライお願いします。
ロストについてはまだまだ知見が浅いので、ここはこうじゃ無いか等アドバイスもいただけると嬉しいです。


次はシティリーグで好成績を収めてnoteを書くことを目標に頑張ります。


最後になりますが、アローラロコンは可愛いです。


おわり。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?