見出し画像

VB.NETでJVLinkからデータ取得 1 準備

事前準備


ゴール
JVLinkを使って狙ったJV-Dataを取得する

必須環境
WindowsPC JVLinkとVisual Studio2019が動作する事

必須知識
なし

留意事項
人様にコードを見せるのはとても恥ずかしいのですが、JVLinkを使って狙ったデータを取得したい一心でチャレンジしていた頃のものを、今回の為にわかりやすさのみに極振りした修正を加えて使用します。

今回のゴールは、狙ったデータを表示するまでになりますが、そこまでできれば後は色々な方法でそのデータを活かし、例えば私が最近作ったReal-Time Odds Monitoringで表示させているような表に落とし込んだり、オリジナル指数作成に使う過去データや機械学習の学習データ集めなど、様々な事に応用できます。

引用元等
JVLink入手
https://jra-van.jp/dlb/#tab5

DataLab.(データラボ) 会員サービス ソフト開発サポート
https://jra-van.jp/dlb/sdv/sdk.html

JRA-VAN Data Lab.開発ガイド(Ver.4.2.2)
https://jra-van.jp/dlb/sdv/sdk/DataLab422.pdf

JV-Data 仕様書PDF版(Ver.4.9.0)
https://jra-van.jp/dlb/sdv/sdk/JV-Data490.pdf

Microsoft Visual Studio Community 2019を選択してください
https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/older-downloads/


PC側の準備


JVLinkをインストール
(月額契約が必要です)
入手元を参考にインストールしてください。

Microsoft Visual Studio Community 2019をインストール

事前にデスクトップ上に JVLink-TEST という新規フォルダを作成してから立ち上げてプロジェクトの構成をします。
※VS2019は管理者権限で立ち上げてください。
管理者権限でないとデータ取得時にJVRTOpenエラー -1のエラーが出る場合があります。

新しいプロジェクトの作成を選択


Windows フォームアプリケーション(.NET Framework)を選択して次へを選択

プロジェクト名 お好きなものでOKです

場所 C:\Users\ユーザー名\Desktop\JVLink-TEST (先程作った新規フォルダのパス)

ソリューションとプロジェクトを同じディレクトリに配置する にチェックを入れる

フレームワーク .NET Framework 4.8のままでOKです → 作成


この画面から始まります

まず最初に、JVLinkをプログラムで動かすための設定をします。

上部メニューのツールを選択 → ツールボックスアイテムを選択


COMコンポーネントからJVLink Classにチェックを入れてOKを選択


左側のツールボックスのコンポーネントからJVLink ClassをForm1にドラッグアンドドロップ


上でJVLink Classをドラッグアンドドロップしたのと同じやり方で、コモンコントロールの中からButtonとTextBoxをForm1へ


このような配置にします

次に張り付けたTextBoxを選択し右下のプロパティを以下のように変更します


MultilineをFalseからTrueにします

Trueにすると、下のようにTextBoxの高さを変えられるので、下に引っ張っておきます

これで準備完了です。
次はコードを書く上で押さえておきたいJVLinkやJV-Dataの事をまとめています。

次の記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?