販売中の予想について
純粋に儲けたい
競馬に対するアプローチは人それぞれ異なります。私の場合、利益を追求する目的で、競馬予想AIを駆使して毎週予想を立てています。
言ってしまえば別に競馬でなくても良いのです。
ただ現時点でデータを見慣れている競馬が、私には丁度いいのです。
パチンコやスロットは拘束時間が長く、今の生活の中に入れ込む余地はありません。
宝くじやその辺りの物は、こちらが努力で何とかできる要素が少なく、単に運任せ感が強いのが嫌なのでやりません。
また競馬以外の公営競技は、売り上げが少ないのが気になるのと、今からどれだけ学習が必要なのかの見当もつかないのでやりません。
【競馬＝馬券】という考え方
出馬表を見てこれから行われるレースを想像し、背景やストーリーに思いを馳せながら馬券検討をする。
これは一般的な競馬の楽しみ方で、私もこれをやっていた時期はもちろんあります。
その時に一番考えていたことは、とにかく当てたいという事です。
当てて払戻が購入額を上回れば勝ちで、下回れば負け。
当たるように広げて買うので、当てないと話になりません。
少し不的中が続くと、当てなければいけない懐事情になり、更に人気寄りの馬券を組んでしまい、当たっても利益にはならない、当たらなければ次は穴で一撃を狙って撃沈。
今書いていてちょっと昔の自分を思い出してしまいました。
【競馬＝馬券】の思考だと、当てて儲けたいので当たるように買うわけですが、そこがまず一番の罠という感じです。
競馬なんだから当然だろうと思われる方は、【競馬＝馬券】とは少し違った角度で競馬を見てみませんか？
当てて儲けるという考えから馬を選んでいくと、それを馬券に落とし込み長期で上手く回すには、相当なセンスが必要です。残念ですが私自身にはそのセンスは備わっていませんでした。
【競馬≠馬券】の意味
これは競馬で馬券を買わないというような、少し誤解を生む表現なのかもしれませんが、他に浮かばなかったのと以前この表現をどこかで見た記憶があるので敢えて使っています。
上にも書きましたが、競馬の楽しみ方は人それぞれですし、私も競馬に参加しているという点では、楽しんでいるうちの一人であることに変わりはありません。
しかし、私が楽しんでいるのはあくまで馬券そのものです。
競走馬やその周辺のストーリーは私には関係ありません。
G1だの海外だのどうでもいいです。
そこにはカテゴリーとしての情報以外何もないのです。
私が興味のあるのは、単勝的中者で行われる配当金山分けゲームです。
このゲームに沢山参加しようと思えば簡単です。一番人気を買っておけば、他を買うより多く参加できます。
しかし、皆がその山分けゲームに参加している中で自分も参加する状況だと当然分け前は減るわけですね。
かといって参加者が少ない不人気の馬ばかり買っていてもなかなか順番が回ってこない。
ではどうするのか。
その答えを探す中で手に入れた武器が、自作の能力評価値とAIです。
そして、それらを使って出力された候補馬の中から、過去レースで回収率が高くなることが見込まれる人気オッズのゾーンにいる馬だけを狙って購入し、長期回収率100%を超えていこうというのが基本コンセプトです。
4つのAIが出力した候補馬をそれぞれ A B C D のタイプに分け、それぞれ異なるゾーニングを適用して購入の取捨選択をする。
このゾーニングに関しては、集計のために確定人気オッズを利用していますが、オッズの推移を見極めて直前で購入を決定するという手間が必要です。
このひと手間は、回収率を上げる有力な方法です。
これは、私が対峙しているのはJRAそのものではなく、他の馬券購入者であるためです。
馬券購入者の動向は素直にオッズとして現れます。
オッズで買うのは邪道と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、オッズは対戦相手である購入者が作り出すもので、的中から遠ざかる為の絶好の指標であるとも考えられます。
的中から遠ざかることは、一般的な【競馬＝馬券】という考え方では理解しにくいかもしれませんが、利益を追求するために異なる視点から競馬を見ることが必要だと考えます。
この新しい視点に立つと、候補馬が不人気な事は私にとっては有利です。これが私の【競馬≠馬券】という考え方の核心です。
予測出力と購入ゾーニングについて
予測出力は下のような表形式でA B C D 各タイプごとにまとめてあります。
AC馬、CD馬 のように別のタイプで同馬が候補になると、各タイプのゾーニングでそれぞれ購入判定をします。
上のメイショウブレゲならCD馬ですから、C馬のオッズ10～30倍の範囲かどうかの判定で、6.2倍だったのでC馬分は非購入。
続いて4番人気だったので、D馬の3～7番人気というゾーニングの範囲内なので購入。
つまり、被っていてもあくまで購入判定は A B C D それぞれで行うという流れになります。
想定される年間購入頭数
2023年の実績となりますが、1～3月は実際購入していなかったのでバックテストデータになります。
馬券購入金額は皆様の判断になると思いますが、あくまでこれは確定人気オッズを用いた集計であり、実購入と必ず差異が生じます。
もちろん馬券の購入は自己責任ですので、的中率も参考に無理のない範囲でお楽しみください。
単純に計算すると年間400頭程の購入数が見込まれますので、回収率が110%なら1000円購入で4万の利益見込み。2000円の購入なら8万の利益見込みの作戦と考え、利益目標から逆算して購入金額を決めたり、丸々一ヶ月不的中が続いても資金ショートしないように購入金額を調整することも重要だと考えます。
さらに販売中の過去データやバックテストデータを参考に傾斜投票するなりしていただければと思います。
予想購入様向けのコンテンツ
note上で繰り広げられているドタバタ劇にもあるように、 Streamlit Cloud というサービスを使った Saba Data & Materials4 という webアプリを立ち上げました。
https://app-iu4kb8acv5jz7izazkaaua.streamlit.app/
こちらのData Roomに予想記事下段に記載のパスワードで入っていただくことで、購入していただいた予想記事に対する確定人気オッズによる集計をご覧いただけます。
これはあくまで参考データではありますが、データ取り用に集計しています。
※以降適宜加筆予定
記事作成日 2024/1/16
集計の計算ミス修正 2024/1/31
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