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ライバー4年目の景色

4万人を超えるポコチャライバーの中から「さあやん」という存在を見つけ出して、
この記事まで辿り着いてくださった全ての皆様へ。

今回の記事では「ライバー4年目」の今リアルに感じていること、
そして、明日3月14日(火)からスタートする「オリジナル曲」イベントに対する想いについて綴らせていただきます。

「Heavenly Front」、「Vibration!」に次ぐ、
3曲目となるオリジナル曲をみんなで手にできますように。

【はじめに】
これは、ライブ配信アプリ「Pococha」に生息しているライバー「さあやん」の思いの丈を綴ったnoteです。

2019年12月23日にライブ配信を会社員の副業として始めて、半年後には専業ライバーに転身。
気がついたら、日々許される時間の殆どをライブ配信に注ぐほど、この「ライバー」という職業に魅了されていました。

昨年末には、沢山の人に支えられ、無事にライバー3周年を迎えることができました。

マンスリー4位、イベントポイント・エール数も自己最高を更新。
どこを掻い摘んでも「これ以上はないだろう」と思えるシーンばかりの、夢のような結果と最高の思い出をありがとうございました。


ライバーは、時が経つごとに、環境も目標も見える景色も、物凄いスピードで変化していきます。

1周年の時にリスナーさんに向けて書いた手紙には「1年間もライバーで居られると思っていませんでした」と綴っていた私も、あっという間にライバーとして4年目を迎えています。


そしてこれまでずっと新しい景色を追いかけ続けてきた私も、4年目に突入してから、大きな環境の変化や不安を沢山感じるようになりました。

そんな私が、今回悩みに悩んでエントリーを決意したのが、この「オリジナル曲(以下、オリ曲)」イベントです。


アンチの方に「何でもドラマにしたがる情緒不安定女」と言われたことがありますが、
ライバーに本気で取り組んでいる人なら、きっと毎日がドラマだし、嬉し涙も悔し涙も沢山流すでしょう。

ほんの少しでも、私の発信する言葉で「前を向けた」と言ってくださる方がいるのならば、
私はこうして自分の想いを形にすることにも価値があると思っています。

伝えたい内容の過程の中で、どうしても暗い話題に偏ってしまうこともありますが、どれも今私が感じている正直な気持ちです。

今回のこの記事を通して、私の想いが誰かの心の片隅に届いてくださったら嬉しいです。

長文となりますが、どうか最後までお付き合いくださいませ。


夢の続きから覚めたあと

昨年12月、3周年ガチイベとしてエントリーした「MVイベント」。

私のライバー人生の中で、ここまで多くの人に応援されることはもう無いだろうとまで思える、最高の思い出です。


総ナイト数344名、イベントポイント887万4540pt。
エール数は400万を超え、3年間のライバー人生の中で最も多くの「自己最高」を更新。

7日間で130時間近く配信をし続けて、何とか入賞を果たすことができました。


何よりこのイベントは、本当に多くの方が多方面から応援に駆けつけてくださったのが印象的でした。


ポコチャという大きな配信プラットフォームの中の、ごくごく小さなコミュニティである私の配信枠。

そこには、地元の幼馴染や大学の後輩、元職場の上司、バイク仲間などのプライベートの知り合いや、
私がライバー「さあやん」として歩き続け、関わってきた方々…

ポコチャという壁を飛び越えて「勝ちたい!勝たせたい!」という気持ちを背負った、
数え切れない程の応援団が集まった時の、あの熱い気持ちを今でもはっきりと覚えています。


改めて、本当に沢山の応援をありがとうございました。
(▼こちらが、当時のイベラスの動画です)



増え続ける不安とスランプ

…と、ここまでは過去の話です。

実は、私にとって今回大切なのは、過去の栄光を一度取っ払うことなんです。

もちろん、ここまで少しでも応援してくださった皆様とのこれまでの実績や経験は、
全てが宝物で、どれも鮮明に覚えています。

ただ、私の枠のことを以前から知ってくださっている方はご存知の通り、
3周年イベントを機に、ずっと枠の大部分を支えてくれていたアシスタントさんが引退をしました。


ライバー4年目迎えると同時に、ある意味「新体制」としてスタートすることになり、
何度も残ったリスナーさん達で今後について話し合いをし、試行錯誤もしました。

今まで30K付近で応援してくださっていたリスナーさんが、
居なくなったリスナーさんの穴を埋めるべく40Kを超える応援をしてくださるようになったり、

これまであまり発言しなかったリスナーさんが積極的に意見を述べたり、新たにアシスタントリーダーを決めたりもしました。

年始には、ずっと遠ざけていたTikTokライブにもチャレンジし、
新たに素敵なリスナーさんにも沢山出会うことができました。


それでも、配信していく中で、私の胸の奥にはずっとどこか拭えないモヤモヤがありました。

周りを見ていると、3年あたりで引退されているライバーさんも多く、
きっと何か「特別な節目」のようなものを感じるのだろうという覚悟はしていました。


バリバリ現役でありながら4年目を迎えるライバーは数少ない中で、
「これが見たことない4年目の壁なのか…」と痛感する日々。


例えるならば、
陸上競技で、自分の自己最高タイムには到底及ばないのに、
たまたま大会の運が良くて入賞できてしまっている
ような、どこか不完全燃焼な感覚でした。


何がハッキリとした原因かは分からないまま、「あれ?私の配信ってこんな感じだったっけ?」と自分に不満を感じながら探る日々。

どんなに凝ったマイイベをしても、企画をしても、どこか納得できず…

自分自身が存分に配信を楽しめていない気がするのは、配信が大好きな私にとっては致命的で苦しいものでした。




大好きなみんなに、本当の気持ちを

そのタイミングで、追い打ちをかけるように最近起きた出来事が、リスナートラブルでした。


長きに亘りコアに応援してくださっていたリスナーさんが急に冷たい態度になってしまったり、
仕事が多忙でタイミングが合わない、体調が悪い、お金がない、など…

立て続けに、リスナーさんから決してポジティブではない内容が沢山届くようになったのです。

とある朝、ワクワクしながらファミリーチャンネルを開くと、いくつかの投稿がありました。

「配信に行けません」
「体調が悪いのでしばらく休みます」
「節約したいのでコアは取れません」etc…

そこには、楽しく笑顔になれるような投稿はほとんどなく、
気がついたら伝染するように複数人続くネガティブなニュース。

私の配信に向けられた笑顔が少しずつ強張っていくのが、自分でも分かるようになりました。

「いつなら来れるのかな?なるべく長時間配信するから合わせるよ」
「体調は大丈夫かな?」
「無理しないで、来てくれるだけで嬉しいよ」etc…

精一杯、何ともないふりをして気持ちに寄り添おうとしました。

「ライバーは元気を届ける立場であるべきだから」と自分を何度も奮い立たせて前を向こうとしました。


それでも、「●●さんも●●さんも来れないのか…」と寂しい気持ちは募るばかりで、
いつの日か、拭い切れぬまま配信ボタンを押す日が増えていきました。



私は、4年目となった今でも、配信を付ける時にはドキドキしたり緊張したりします。

今日は誰が来てくれるかな?どんな楽しい名場面が生まれるかな?

常にそう思い続けられることがライブ配信の醍醐味でもあるし、
歴が長くなればなるほど、常連リスナーさんに会えることは、実家に帰ってきたような安心感と喜びに似た気持ちになります。


とは言え、リスナーさんの「応援」は義務ではないので、
基本的に私は去るものは追わずの精神を大切にしています。

それぞれのリスナーさんが、それぞれのタイミングでできることを精一杯届けてくれるファミリーだということは、
もうこの3年間でよく分かっているからです。

中には、「気づいてほしい、引き留めて欲しい」というリスナーさんもいらっしゃるかもしれませんが、
過去に一人ひとりのリスナーさんのメンタルのアップダウンを気にかけすぎて自分自身が潰れかけてしまったことが何度もあることので、

基本的に「配信で起きたことは配信で解決する」を徹底しています。


だからこそ、逆に言うと、配信で会えなくなったことでもう話すことがなくなってしまったリスナーさんもいらっしゃいました。

常に1対Nを相手にしてエンタメを届ける立場としては、仕方のない選択でした。



ただ…本当はすごく傷ついているし、私は相当の気にしいです(笑)

配信外でも常にトラブルが起きないようにアンテナは張っているし、心のダメージはコツコツと積み重なっていきます。

そんなマイナスな出来事が続き、
いつしか配信ボタンを押せなくなり、10日間以上メーターを追わないという決断に至りました。




気持ちを確かめる7日間に

以前から私の枠を知ってくださっている方には、
よく「さあやん枠はイベントが強い!凄い!」と言ったような嬉しいお言葉をいただきます。

ただ、正直なところ、今のファミリーにその馬力はありません。


それは、今応援し続けてくれているファミリーメンバーもみんな理解して受け入れています。
(ある意味、見応えはありますね…!)


1年の中で、3・6・9・12月の「年4回」とイベント参加回数を決めている中で、
今回はイベントを見送ろうかと考えていました。

枠を牽引してくれていたリスナーさんの多くが欠けているこの状況でのイベントは、
あまりにもリスキーだと判断したからです。


ただ、私が不甲斐ないくらい元気がない時も、変わらずに味方で居続けようと、愛を伝え続けてくれたファミリーの存在を思った時、

今私が乗り越えようとしなければ、一生前に進めないと思いました。



3周年の時、私は当時のnoteにこんなことを綴っていました。

“自分がどうなりたいか(目標)じゃなくて、
自分はみんなにとってどんなライバーでありたいか”

4年目を迎えた老舗枠を、そして私自身を、改めてトランスフォームする時が来たのだと、
自分が綴ったこのセリフに奮い立たされ、背中を押されたのです。


冒頭でもお話ししたように、今回のイベントは「過去の栄光は全て切り離して」立ち向かいます。

そこには、絶対数もなければ、何の保証もありません。

ただ、今そばに居続けてくれているみんなと、
みんなとでしか作れないドラマと景色を見せたい。

「自分史上最高を超え続ける」なんてカッコつけて言い続けてきた私の、
史上最悪なマイナススタートからの快進撃が起こせるか…チャレンジしようと決意したのです。


このオリ曲イベントを通して、
初心に返って「自分のライブ配信の在り方」をしっかり再構築していきます。



少し話は逸れてしまいますが…
私はライバーさんの相談に乗ることが非常に多いんです。

その中でも、最近は「ファミリーと一致団結が上手くできない」といった内容の相談を一番よく受けます。


私のファミリーに加入してくださっているライバーさんは、ここ最近のファミリーのネガティブな部分も目の当たりにしている中で、

私がここで立ち向かうことにより、
そんなライバーさん達の「頑張るヒント」や「勇気」になれるのではとも思いました。



最後に…

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

あまりに伝えたいことが多かったこと、そして言葉選びを何度も考え直したことで、
気がついたら25時間くらいこのnoteと睨めっこしていました(笑)


最後に、ここまで辿り着いてくださった方。
そして、最近ファミリーに対して疎外感を感じているであろうそこの「あなた」!!!

どうか一度、このイベント期間に枠にお越しいただけないでしょうか。

そして、お互いに真っ直ぐに気持ちを伝え合い、確かめる時間にしていけたら嬉しいです。


イベント期間は3月14日(火)〜3月20日(月)の7日間。

「時間が合わなかった」なんて言い訳ができないくらい、毎日死にもの狂いで配信し続けます。

持てる声、時間、体力、エンタメ…できる限りを出し尽くします。

普段は勇気が出ずなかなか枠に遊びに来れない方も、お久しぶりの方も、
ぜひこの機会に配信へ足を運んでいただけたら嬉しいです!


1人の100歩ではなく、100人の1歩。
0を1に、1を2に、みんなで積み上げていこう


ずっと大切にしてきた言葉を胸に、
今回はナイト目標を230名(階段込み)に設定いたします。

実はこの数字は、昨年6月に入賞したオリ曲のナイト数を上回る目標設定です。

(▼当時のデータ)

もちろん、この当時を上回れるかすら分からない厳しい状況です。

ただ、このイベントにエントリーを決めた段階で「ここまでやっても向き合えきれなかったら諦めよう!」とまで、腹を括っています。


今回の最大の敵は【今の自分】。

そして、日頃応援してくださっているリスナーさんも【いつもの自分】から一歩先の応援を届けてくださると嬉しいです。


7日後、イベント後のファミリーが、
そして私の配信が、笑顔で溢れていますように。


過去最大級の長文にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

最後に、ハートマークの『スキ』を押していただけると、
とっても励みになりますので、ぜひお願いいたします!


さあやん🐷🐼


▼過去の大切なオリ曲🎙
https://youtu.be/etnR5xzgMM0
https://youtu.be/mfbUSpmSIKk




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