見出し画像

制御できないことが怖い

数年ぶりにカブに乗った。蕪ではない、株でもない。ホンダのスーパーカブ110。コロナ真っ只中に小型二輪の免許を取りに行って、少し乗ってだいぶご無沙汰していた。ちなみにカブちゃんは夫が使っているので出番はそれなりにある。

教習所の初日に転んでバイクが足の上に乗ったってこともあると思うんだけど、ちょっと怖いんだよなあバイクの運転。何が怖いかと言うとちょっとハンドルを引いただけで一気に加速してしまうところが。

一度スーパーの駐輪場から出そうとして思い切り右ハンドル=アクセルをひねってしまい、あわや柵に激突か、という事件もあった。そのときは右ハンドルのそばにある前輪ブレーキも同時に思いっきり握っていたから走り出しちゃうことはなかったんだけど、怖かったんだよなあ、あれは。

そう、何が怖いって、自分が意図していない動きをさせてしまうことが怖い。特に加速。カブの運転簡単なんだもの。
簡単だけどシフトペダルの踏み込みが甘いとちゃんとギアが変わらないところが難しい。簡単なのか難しいのかどっちなんだ(どっちもです)

特に今日は自転車の後ろに子どもを乗せて走るお母さんとかいて、そこに自分の操作ミスで突っ込んでしまったら……なんてことが頭をよぎってまた怖くなった。そんなことが起きないように運転中は気を引き締めないと。子どもを乗せて運転するようになってから意識が変わった気がする。交通事故は本当に加害者にも被害者にもなりうるから、どの立場のときでも注意が必要。
道路交通法は必須科目にすべきなんだよマジで。逆走怖えよ。

今日はひとまず家の周りを教習よろしくぐるぐると回りまくった。ぐるぐるぐるぐる……十周以上回ったと思う。天気が良ければ近くのスーパーまで行って戻って来る、みたいなことをやっても良かったけど、いつ雨が降り出すかわからない天気だったから、それはまた今度。

いやー、プロテクターとかつけずに走る人たち本当にすごいわ、わたし怖くて全然無理。ガッチガチにプロテクターつける。KOMINE様様。乗る頻度が上がったらジャケット買ってもらうことにしよう。夫のジャケットでは腕のあたりがダボついてしまって、いざという時にプロテクターがその真価を発揮できないのである。

自転車で車道の端っこ走るのはそこまで怖くないのに、バイク怖いんだよなあ、なんなんだろうなこの違いは。バイクに乗る頻度を上げていこうと思っているので安全運転を心がけながら、改めて慣れる日々が始まる……慣れてきたら公共交通機関で行きにくい場所にあるカフェとか行きたいなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?