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孤独の岬で手を振る人よ

元来人と言うのは

「孤独」を友として生きているのではないかと思う

とある投稿を読んでいて
私の中に呼びかける何かがいた

同じ時間に同じ場所にいても
同じ母と同じ父を持っていても

その人がどのように感じているか
今腹が空いているのかいないのか
どんな悲しみを持っているのか

こんな職業をしていてなんだけれども

そう言ったことは
たとえ言葉を尽くしても
当人以外には
届かない分け合えない

そんなものだろうという気がしている

人は決して分かち合えない大切なブラックボックスを誰しもが持っているのじゃないかと思う

何か心が動いた時に誰かといて分かち合いたいという気持ちも起こる事はある

でもそれが大切な物であればあるほど

私は一人になる
私の中にしか生まれない
私にしか見えない
いわば亡霊と話す

その孤独と言う亡霊が
真実の扉を開いてくれると
私は信じてやまない

人といると、案外とこれで付き合いが良いものなので

これって悲しいわ
でもあなたが慰めるならもう大丈夫って事にするわね

これって腹立たしいの
でもあなたがそういうならこれは私の問題ね

そうして誰かの正解に寄り添って
私の可愛い亡霊はブラックボックスにしまい込む

誰かといて新しい視点をもらえることは沢山ある

でも

孤独ほど

私を

芯から
丁寧に
掛け値なく
救いあげてくれるものはない

真の孤独ほど
自分と他人を繋いでくれるものもまた無い

私達は
唯一孤独であるという点において
お互いの真の理解者なのだ

たぶん 
知らんけど

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