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SAAI会員第一号の方の声

「最初に読むSAAI note」第8弾、今回はSAAI会員第一号である、奥村裕之氏にインタビューを行いました。


①プロフィール


奥村裕之氏
スリー株式会社 取締役
株式会社sogno 3D+ONE事業部 執行役員
アドテクノロジーを軸としたWebエンジニアとしてVR・360度コンテンツを軸にした事業で、上場企業のクライアントを多く抱える。
ワークライフバランスを重視し現在は東京と秋田県大館市の二拠点生活をおこない、多角的な視点からの新規事業開発に取り組む。

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②現在の仕事

僕は今、3D+ONE事業部という所で、日本の様々な建物を撮影する仕事をしています。建物の中の正確な3Dデータを生成出来る特殊なカメラを使って、既存の空間を精密に表現するというサービスです。3Dデータにすると、単調な平面の写真やパノラマで見るとは違い、その場で見ているような感覚になれるのが魅力です。
今までは主に空間の360度撮影をしていのですが、現在はオブジェクトを360度から眺められるようなものも作っています。オンラインでも商品や製品を手のひらで弄ぶようにくるくると回して360度から眺めることができ、ポチッと押すと説明文章であったり映像が現れたりします。実は今日も午前中、医療系のメーカーから声をかけてもらって、医療系製品の3Dデータを撮影してきました。あとは玩具会社のフィギュアなども撮影しています。これからは洋服や小物類などにこの技術を広げていけるのではないかと考えています。

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③SAAIを訪れることになった経緯


元々会社が新富町というSAAIから歩いて20分程のところにあり、しばしばこの辺りを通りかかることはありました。実際中に入るきっかけになったのは仕事のご縁をいただいたからです。SAAIの3Dビューを撮影させていただきました。撮影した3DビューはSAAIのホームページでご覧になれます。そちらを見ていただくとわかるかと思いますが、SAAIって外装もそうですが、内装もすごくクール。SAAIに足を踏み入れようか迷っていらっしゃる方にはぜひ見ていただきたいですね。


④何かが生まれそうな予感

SAAIの撮影をさせてもらっていた頃、実はちょうど会社以外で過ごす場所を探していたんです。ずっと会社にいても新しい発想は生まれないですし、何か新しい発想や多様な出会いが生まれるような場所ってないかなと思っていました。そういうタイミングだったのでSAAIと出会えたのには何か特別な縁を感じます。
僕達みたいなクリエイティブ系、ウェブ系の人だと、もともと社内だけで完結するというよりは様々な企業と組んでやっていくという事業が多いんです。ですので、外部の人たちと何か生み出していくということが多く、こういうところに行ったら面白い人がいるだろうとか、何か生まれるのではないかというのがなんとなく感覚的にわかります。SAAIに入った時、まさにそういう勘が働きました。ここに居ると何か生まれるぞと。それで、撮影をしたその日にすぐ入会を決めました。
また、実際使っていて新たに生まれてくるものを実感しているので、これは素晴らしいと思い、ちょうどキャリアに悩んでいた友人にSAAIを紹介してみました。すごく気に入ってくれて彼も会員になっています。

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⑤SAAIの第一印象

とにかくかっこいいというのはずっと思っていることですね。人を呼びたくなるかっこよさなんです。場がかっこいいので、ミーティングの場に選ぶと相手も喜びますし、そうすると雰囲気が良くなって面白いアイディアが生まれたりします。この前も「SAAIでミーティングをしましょう」と先方に申し上げたら「SAAIでやれるんですか」と嬉しそうに仰っていただけました。
最初に入った時から、SAAIで今の既存の仕事を広げようとはあまり思っていませんでした。それは今もそう変わりはなくて、使わせてもらう際には自由な交流を期待しています。大人になったらなかなか友達ってできないじゃないですか。SAAIに居ると、業種も業界も全く別で利害関係のない人たちとの交流があり、かなり自由にお話しすることができます。SAAIでできた関係は、まさに友達という感じです。個人的にはBar変態がすごく好きです。普段お酒はあまり飲まないんですけど、ここだとちょうどいい感じで飲めるんですよね。

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⑥SAAIに出会ったタイミング

去年から節目となる出来事が多く、いろいろなことが変わりました。この数年は後で振り返ると転換点だったと感じると思います。プライベートな話ではちょうど一年前に子供が生まれましたし、その頃、僕は東京じゃなくて地方に興味があったので秋田県に移住しました。それからコロナ禍がやってきて、僕のやっている仕事はこういう時にこそ需要があるものですから仕事も忙しくなりました。
秋田に移住しましたが、東京にいる間はいつもSAAIにいます。秋田県との二拠点生活を始めて面白いなと思うのは、ずっと東京に居た頃よりも、東京の友人と日にちを合わせてリアルに会う機会が増えたということですね。

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⑦これからSAAIでやっていきたいこと


事業化にはならないけれども面白い、新しいことをやっていきたいなという思いがあって、何人かの面白い人で集まって映像系のスタジオを立ち上げました。現在、プロジェクションマッピングなどをやっています。プロジェクションマッピングって、僕らの3D+ONE事業部では事業化できていなかったんですが、ずっとやってみたいなと思っていたんです。
自分の興味ある方向で、仕事にはならないけど面白そうなものをSAAIで出会った多様な業界のメンバーたちと作り上げていくことに意義を感じています。もっとやっていきたいなと思いますね。

⑧SAAI入会を考えられている方へ

SAAIは一般的なCommunityではなくWonder Working Communityとして、空間も素晴らしいですが、生まれるコミュニティも、生み出す運営の方たちも素晴らしいものがあります。そんなSAAIに私は東京に出張中はずっと入り浸りなので(笑)SAAIでご一緒できれば嬉しいです。
成功の反対は失敗ではなく「何もしないこと」で、成功は失敗の延長線上にあると考えています。まず動いてみてから考えてみる、ということが大事だと思っています。色んな人達と出会いながら、様々なおもいつきをカタチにしていく仲間になれたらいいですね。

◆ SAAI HP
https://yurakucho-saai.com/