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第一回 SAAIアイディアコンテスト開催!

SAAIのコンセプトである、「おもいつきをカタチに」を体現する為、この度アイディアコンテストを開催しました。今回のnoteではコンテストの内容や当日の様子についてご紹介します。

SAAIコンペポスター (1)


①おもいつきをカタチにするファーストステップ

やりたい実証実験、トライアルアイディア大募集!ということで、まだビジネスモデルになっていない、気になるテーマ・技術・イベントなど、まずは一度トライしてみたい!というアイディアを募集してピッチイベントを行いました。ちょっとした発想やおもいつきを後押しするきっかけ作りです。
応募のあったアイディアに対し、SAAIプロデューサー陣からのコメントあり、優秀者には賞金も用意され、実現への予算が付きます。ちなみに第一回の賞金総額は30万円でした!!
コンテストの判断軸は、みんなが参加したくなるような面白いと思えるアイディアであるということ!今回コンテストに参加したのは書類選考を通過した4組の方々です。それぞれ簡単に発表内容をご紹介していきます。


②日景太郎さん「GAME Triathlon Tournament」

遊びで子供達を熱狂させ、学びを得るキャリア教育事業を起こしたいと志してSAAIに入会した日景さん。ご自身の野球チームやアカペラに熱中した経験から、夢中になることで学ぶことがたくさんあるということで、「遊びで子供達を熱狂させる競技大会をやりたい」というアイディア。
近年、世界ではE-Sportsと呼ばれる新たな競技が大きな市場になっていたり、ゲーム環境は大きな変化がありますが、昔ながらのアナログな遊びも面白い、ということでアナログとデジタルを融合させた競技大会をおもいつき、小学生を対象とした①昔ながらの遊び、②アナログゲーム、③E-Sportsの3種トライアスロン競技を企画しました。
プレゼンに聞き入るプロデューサーからは、「大人である自分達が今また本気で遊びたい」という感想や、スポーツ競技が市場を作っていった好事例を紹介されたり、「どう流行らせようか大きな夢を」と応援メッセージもありました。観客からも「勝ち負けの二元論を超えた何かを作ったら?」など様々なアイディアの提案があり、遊びの発想が大きく広がっていきました。
審査の結果、賞金金額は5万円!賞金の使い道として、テストマーケティング、市場調査、スタジオ開設費や運営費用として活用するということでした。審査員からは、会場はぜひSAAIを使って、子供向けだけでなく大人対象にも考えて欲しいという意見がありました。

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③津曲祐輝さん「ONLY ONE MOVIE」

会社員と事業家という2つの顔を持ち、「パラレルワーカー」として活動する津曲さん。会社員の自分だけではなく、今後は個としての生き方があっていい。肩書での自己紹介ではなく、個としての発信が重要になってきたと言います。
そこで問題意識を持ったのは、名刺交換やSNSといった口頭や文章だけで自己表現することはなかなか難しいということ。イノベーションを起こすための個としての発信として、個人にフォーカスした、ショートムービーPJを企画しました。全ての個人が仲間との出会いをきっかけに、主体的で創造的な活動に踏み出すため、自分について伝える自分紹介映画を作成する、ONLY ONE MOVIE。
プロデューサーからは「誰の何を解決する企画なのか」という問いと共にビジネス観点からの示唆があり、観客からは「自分の深堀をするPRコンサルティングに価値がある」「私も欲しています」という意見もあり、参加者全員参加で企画を練るような空間となりました。
賞金金額は10万円!撮影機材やSAAIをはじめとするロケ地利用料、音楽使用料として活用するということでした。審査員からは、SAAIの人たちのメンバー紹介につながるように、SAAIの会員を取り上げて欲しいという意見がありました。

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④山本隼也さん「SBS TOKYO STUDIO」

「Sports Business Summit」と称して、SportsとBusinessを絡めた地域活性化プロジェクトを推進するチームの一員である山本さん。今回は、北海道北見市の新カーリングホールを起点としたカーリング競技普及と地域活性化プロジェクトを発案しました。
マイナースポーツと言われる競技ですが、老若男女問わず参加できたり、戦略性に面白みがあったり、北見市と言えばカーリングと言われる地域性もあることから可能性はたくさんあり、もっと広く人々に親しんでほしい。そこで、①ブロードキャストによる競技を配信できる環境作り、②道東・道北エリアへのスポーツツーリズムを企画しました。
審査員である三菱地所の吉村部長からは「配信の環境作りに努力すると同時に、その先の地域活性化という目指すものがあってこそ活力が続く」と支持があったり、プロデューサーからは、「既にある利点と魅力がたくさんあるので面白いものができると期待している」とコメントがあり、可能性を広げていきました。
賞金金額は10万円!スポーツ映像ソリューションであるPixellotによる自動配信がカーリング競技でも可能か実証実験をするための費用として活用するということでした。審査員からは、映像配信だけでなく、SAAIで解説をしながら上映会を開催してみるなど、SAAIと絡めた形で検討して欲しいという意見がありました。

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⑤日景太郎さん&津曲祐輝さん「ハイパーポジティブオーディエンス忘年会」

4組目はユニットでのエントリー。ポジティブフィードバック忘年会をSAAIで開催しよう!という発案です。新型コロナウイルスの影響で世界中が混乱とネガティブな空気感に包まれている現状がありますが、「現状の捉え方」は変えられる!ポジティブな発想で新しい生き方につなげていきましょうという企画です。今必要なのは「ポジティブ変換力」だ!ということで、失敗談を発表し、オーディエンスからのポジティブフィードバックを受けるというもの。そこで起こる仲間とのコミュニケーションが新しい価値を生み出すきっかけになります。
プロデューサーからは、「今すぐやってください」「失敗がかっこいいという場ができる」とコメント。会場のみなさんは当然、今年の年末の参加決定です!
賞金金額は5万円!審査員からは、「ONLY ONE MOVIE」で撮ったメンバーの自己紹介映像を流すこと、という条件の提示がありました。というのも、SAAIという交流の場所で色々なアイディアが絡んでいるということを見せて欲しい、ということでした。

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⑥評価ではなくディスカッションの場

今回、アイディアコンテストということで、ポイントは「評価ではなくディスカッションを」ということにありました。「おもいつきをカタチに」それには、綿密に計画された企画にしてスタートする前に、あれこれ小さな思いつきをまずはやってみよう!という行動が大切です。今回まさに、プロデューサー陣や会場で参加された会員さんと共にディスカッションしながらアイディアが発展していきました。
SAAIは発想の枠を外してどんどん自由に大きく、「こんな世界を作ってみたい」そんなビジョンやチャレンジがたくさん語られる場を目指しています。

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⑦最後のサプライズ

終了後には「Bar変態」で懇親会。プレゼンターも会場参加の会員さんもプロデューサーも交じり、和気あいあいとした雰囲気で意見交換が行われました。
第二回には私もエントリーします!という会員さんの声も連なり、なんとその方はプロのカメラマン!本日アイディアを発表した津曲氏の「ONLY ONE MOVIE」プロジェクトでは、まさしくカメラマンを募集していたところでした。このような偶然の繋がりが発生する素晴らしい場に、SAAIらしさを感じた会となりました。

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SAAIでは「おもいつきをカタチに」をコンセプトに様々な企画を推進しています。
第二回アイディアコンテストは2021年1月に開催予定です。

皆様のご参加を心よりお待ちしております!!

◆ SAAI HP
https://yurakucho-saai.com/