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ランジェリーと下着のはざまで

最後の産後から4年が経った。
4年前わたしの手持ちの下着はブラトップのみになっていた。
妊娠前はそれなりに下着選びを楽しんでいた気がするが、
それも遠い昔。よく思い出せない。

4年経った今、紆余曲折あり
わたしの下着はランジェリーに昇格した。

レースが繊細なインポートもの
ワイヤーはないがきちんと支えてくれる日本ブランド
女度を上げてくれるデザインのもの
極上のリラックスデイにつけたいご自愛ブラ

わたしにとってのそれは、とびっきりのランジェリーだ。
自分を最大に満たしてくれる
誰のためでもない
わたしのご機嫌だけを考えた大切な宝物たち

ただ4年前のわたしにはランジェリーという言葉も
どこか気恥ずかしく
まだわたしには似つかわしくないなと感じていた
まだ下着でいいやとも思っていた
セクシーな海外モデルの方の容姿と比べて惨めな気にもなった

ただ、一つ飛び越えた先にあった
自分を満たすランジェリーとの出会いで
わたしの心は確実に豊かになったと感じている

毎朝おまじないのように、どんな1日にしたいかを自問する
そこから今日の相棒を選び取る
まずは「寝る」ことに特化した下着から着替える

この日中と夜間の下着をとり変えるという作業は、取り入れやすいポイントでありつつ、
気分を仕切り直すのにとても効果的だとわたしが1番感じている。

実際わたしも寝るときは締め付けの少ないものや
冬はボクサータイプを選んだり
快適さ重視で選んでいる。

自分で選びとる1日の始まり
新しい1日ではどんな自分にだってなれる

「今日はどんなわたしになる?」

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