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最初に渡米した日本人達。


アメリカと言えば、

人種のサラダボウル

と呼ばれるぐらい、

沢山の人種の人々が暮らしている国として知られています。

しかし、昔も今だに現在でも、

悲しい事に人種差別は存在します。


とくに、よく耳にするのが、

黒人に対する差別。

アパルトヘイトなどの政治的にも差別されていた為、

世界の歴史の教科書によく載っています。


その人種のサラダボウルの中にも、

日本人の血を引いた人は、

少なからず、沢山います。

いわゆる、

日系アメリカ人

です。


その人達も、

過去に暗い歴史があります。

今日はそんな私達の祖先でもある、

日系アメリカ人の歴史について

今回は、第一世の日系アメリカ人について、

紹介したいと思います。

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1880年〜1924年: 第一世が渡米

当時、日本では明治維新が起こり、

土地や税制の改革が起き、

人々は貧困に苦しみます。

そんな中、

若い男性が貧困から抜けるために、

職を求めて、

アメリカ本土やハワイへ渡ります。

しかし、待っていたのは、

孤独・過酷な労働


でした。

ハワイでは、

サトウキビ農園。

アメリカでは、

缶詰工場、材木工場、鉄道、農場

などでした。

そんな過酷な労働下でも、

勤勉な日本人は、

段々と稼ぐようになり、

しっかり生活出来るまでになりました。

しかし、

これが脅威とみなされ、

元々のアメリカ人は、

強い反日感情を抱きます。



そして、

外国人土地法

を制定し、

日本人を含めたアジア人達は、

土地を買ったり、借用出来なくなりました。


しかも

市民権も、選挙権政治的力

全て奪われたのです。


1908年: 紳士協定


日米間の間で結ばれます。


この協定は、

日本人労働者の

アメリカへの入国禁止

というものでした。

しかし、

ここに抜け穴が人あって、

アメリカ在住の日本人の家族は、

入国して大丈夫でした。


ということは…、

アメリカ在住の日本人の男性が取った行動が、

一時日本に帰国し、

花嫁をつれて

アメリカへ帰ったのです!


なぜなら、

花嫁は、家族ですもんね!

日本にいた女性も、

アメリカにいる日本人男性の写真を見て、

会ったこともないのに、

渡米し、花嫁になった人もいます。


これを

「写真花嫁」

と呼ばれるそう。


このような事があり、

アメリカでの日本人の人口は、

少しずつ増えていきます。


そう、二世、三世の誕生です。

次回は、二世、三世の事について書きます。


本日もありがとうございます。

サヤカ🐤


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