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ヨーロッパでは60年前から囲碁が知られていた!?

こんにちは!囲碁インストラクターのサヤカです!


今回はヨーロッパでの囲碁について。


日本では、

聞いたことあるけどやったことない人が多い囲碁。


とにかく若者には、

『おじいちゃん』

『地味』

『オセロと一緒?』


難しいステレオタイプの為に、特に若い人達には、あまり馴染みがありません。


現に、日本の全体の囲碁人口は減少傾向に。


しかし!

世界を見てみると、囲碁人口は増加傾向にあるんです!

その中では特にヨーロッパでは盛んです。

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ヨーロッパには、

ヨーロッパ囲碁連盟(European GO Federation)

と呼ばれる団体があり、

現在では、
ヨーロッパ諸国の37か国が加盟していて、

各国で大会やリーグなどが盛んに行われ、

現在では、

50000人のヨーロッパの人々が囲碁を嗜んでします。


そして、毎年ヨーロッパ囲碁コングレスというものがヨーロッパ各地で行われ、

ヨーロッパ各地からプレイヤーが集まり、

腕を競い合います。

2014年には、囲碁のプロ棋士制度も導入され、

ヨーロッパの囲碁界はどんどん盛り上がりつつあります。

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そんなヨーロッパでの囲碁普及ですが、

始まったのは約60年前にも遡るんです!

1957年に

初めてヨーロッパ囲碁コングレスが開催され、

1959年に

ヨーロッパ囲碁連盟が設立されました。


今から60年前といえば、

日本では、

やっとカラーテレビが出始めた頃です。


たしかに、最近では、

世界的にもデジタル社会が浸透し始め、

様々な国の文化を容易に調べられることが可能な時代です。


だから、

他の国の人が興味を持って、

それにはまってくれる理由はなんとなくわかるかもしれません。


しかし、
約60年前からヨーロッパの人に囲碁を知られているのは意外ではないでしょうか?

デジタル製品もまだ浸透していなくて、


今みたいに簡単に飛行機で世界中飛び回れる時代ではなく、

異文化理解も今に比べては、

まだまだ乏しい時代です。

それなのに、密かに日本文化の一つが、遠い国々の人達に親しまれていたのは、


とても喜ばしいことではないでしょうか。

私自身も囲碁を15年やっていて、

世界的にも知られてきてるとは感じていましたが、

まさか60年も前からヨーロッパでは囲碁普及が行われていたのは本当にびっくりでした。

これからは、異文化•多文化理解がますます必要となっていく社会。

文化は時に複雑ですが、

人と人を繋げる素晴らしいツールでもあります。

その、人を繋げるツール、囲碁


ぜひ一度習ってみて、

世界中の人と囲碁を『共通言語』として

交流してみてはいかがでしょうか。

サヤカ