25周年のV6
今回の記事のヘッダーは先日買ったV6の25周年ライブDVDのジャケット。
10/31に前夜祭を見て、11/1に配信で見て、その後にあった見逃し配信も見て。…そして遂に円盤発売。
公式がよく使っているハッシュタグ。 #今がいちばんであること
それを体現しているかのような、ライブだったと、改めて円盤で見ても思う。
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「愛なんだ」「WAになっておどろう」「Darling」…etc.TVでもよく歌われる定番系がセトリにない。本編にもアンコールにも。
その代わりにセットリストを彩るのは、この約3、4年の間にリリースされたシングル表題曲やカップリング、懐かしいアルバム曲、もう十何年も前にリリースされたシングルの曲……etc.
最近のV6の音楽を魅せつつも、ところどころ懐かしさも感じるセットリストだった。
1曲目は、何もない代々木第一体育館で、ビートの効いたお洒落で大人な曲、「Right Now」を歌い踊るV6。
その後Overtureから一気に盛り上がりが加速していくように、セットリストが進む。改めてライブの始まりを告げるように。
ライブ初披露曲、懐かしい曲、盛り上がれる楽しい曲、間にMCも挟みながらどんどんライブは進んでいく。
最新シングルの「PINEAPPLE」の後。真っ黒の衣装に身を包み、水上で踊る、「TL」インストver.はとても印象的だった。シンプルなセットの中、歌わずにただ舞うメンバーたち。振り付けと表情、映像効果で魅せる1曲。ライブ会場ではない、別ステージでの別録り映像。独特の世界に連れ去られるような……。不思議な感覚。
そして再び代々木第一体育館に戻り、「GOLD」→……(省略)→「WALK」と来て、本編ラストには「羽根〜BEGINNING〜」。
昔のライブでの演出を踏襲したような…。
センターステージで、円になって、外を向いて、そこを囲むように降りしきる雨☔️
時は大きな円環を描く 僕を抱いて
小さな勇気で拡がるよ この空の向こうへ
そう歌い終えて、全員が内側を向き、逆再生で雨が下から天に向かって戻っていって、ふっ…と雨が止む。
ライブのセトリの1曲目の「Right Now」インストの逆再生の音に乗って、最後には、最初のように何もない会場とV6という文字。この本編全体が1つの大きな円環(サークル)を描いているかのような感覚になった。
ここからは、配信時にはFC会員限定映像となっていた部分。MC・明日の傘・サプライズ企画をやって、最後に、まだ円盤になっていない2曲「クリア」・「Full Circle」を披露し、ライブは終わる。
どんどん曲や表現の幅が広がって、色々な音楽・パフォーマンスを見せてくれる最近のV6。そういう曲たちの中に、懐かしい曲を混ぜて、曲の新たな一面も見せてくれる。
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25周年のV6も、やっぱり素敵だ。
「今がいちばんであること」を体現し続けるV6。かっこいい。
これからもV6が創り出すものを見続けていきたいと改めて思う。そんなV6 25周年のライブだった。
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