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約10年越しにようやく。

3度の受験に合格の願を掛けて、叶ったのに返せていなかった学業札を御礼参りと共に、ようやく返すことができた。



多分中学3年の時、家族で東京旅行に行った時だと思う。

高校受験を控えた受験生だけど、息抜きにと東京ディズニーリゾートに連れて行ってくれた。

初めて湯島天満宮に行ったのは、そのタイミングだったと思う。

地元から近いところの有名な天満宮にはすでに合格祈願をしに行ったけど、
東京の学問の神様にもお願いしに行こうという話になって行ったのは今でも覚えている。


確かその時、お守りは地元から近い天満宮で購入していたということもあり、湯島天満宮では、貴方への伝言というのが書かれた学業札を。

それが冒頭の画像の手に持っているもの。

第一志望に受かりますように!
と願いをかけて、
挑んだ高校受験は第一志望合格だった。


これは御礼参りしなきゃとなるも、
地元から東京は遥か遠く、簡単に行ける場所でなかった。
そのためなかなか湯島天満宮に行くことができず、でも他の神社で返すのもなんだか…と家族で言っているうちに、
時は流れて、あっという間に大学受験の頃に。


返せずにいて、家に飾ったままの、
この学業札に再び願を掛けて試験に挑んだ。

第一志望にはあと一歩のところで届かず、1年後にリベンジし合格することができた。


3度の受験を見守ってくれた、湯島天満宮の学業札。

「他の神社じゃなくて湯島天満宮に返さなきゃ」家族でもそういう話になった。


その後も東京とは遥か遠い地のままで、なかなか行くことができないまま社会人に。

そして今年のGW、色々な巡り合わせがあって、ようやく湯島天満宮に行くことができた。


10年ぶりのお参り。
当時行ったご飯屋さんが別のご飯屋さんになってしまっていて、改めて時間の経過を思い知らされた。

本当に遅くなってしまった御礼参り。

3度も受験の願を掛け、見守ってくれた学業札。精一杯の感謝を込めて、御礼参りをして古札納所に返す。


「あまりに遅くなってしまい、すみませんでした。そして3度の受験を見守ってくださりありがとうございました。」

そんな気持ちを込めて、返す直前に撮った、
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