感想:"アンディ・マリー: 再起までの道"(原題 "Andy Murray: Resurfacing")

何故観たのか?
Amazon Originalのドキュメンタリーのクオリティに期待、テニスが好き、ザッピングして出てきた

概要
怪我を負ったテニス選手が抱える苦悩と、様々な選択(とそこに至るまでの過程)を丁寧に記録したドキュメンタリー

観た方がいい人
Andy Murray を知っている人、アスリートの負の面を観たい人、スポーツで怪我をしたことがある人、スポーツで怪我をするはずがないと思ってる人

観ない方がいい人
テニスが見たい人、トップアスリートの煌びやかな世界が見たい人

事前知識:アンディー・マレーと言う人について知っていたこと
皿コレクター、全英(ウィンブルドン)で優勝した最後のイギリス人、BIG4の一人(個人的にはBIG3に最も迫った人類が適切だと思う)、お兄さんがダブルスの鬼、なんか怪我して引退するって言ってたよね

このドキュメンタリーが貴重な理由
怪我をしたアスリートに長期で密着している、これに尽きる。

感想
ただのテニスファンだから当然だが、ここまで深刻だとは思って無かった。
メンタルの問題の方が解決策はあるんじゃないかと思えるくらい、怪我に苦しんでいる姿が印象的だった。
本人にしか痛みの度合いがわからず、周囲がわかってあげられない苦しみ。
毎回治ると信じて取り組むリハビリや治療で痛みがなくならない苦しみ。
最後の治療の後まで誰も幸せそうじゃなかった。
最後に怪我が治った感じで終わっているが、その後の話として今年の序盤に股関節の痛みがぶり返したとの理由で大会をリタイアしてるのがまたなんとも言えない...


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