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今だからこそ考えてみたいシリーズ

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ジャッキー・チェンがなぜハリウッドで成功したのか?アメリカへ挑戦した作品と共に、自分なりに考えてみたいと思います
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2022年3月の記事一覧

㉓今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

はい。前回からの続きになります~前回の記事はこちら。 ジャッキー×VFXを謳い、スティーブン・スピルバーグ創設のドリームワークスとタッグを組んで制作した「タキシード」 しかし評価もさることながら、興行収入も「ラッシュアワー1」の半分ほどでした。>それでも大ヒットには間違いないような気はしますが💦 観客が期待していた内容には届いてなかったのかも知れない しかし、ドリームワークスとの関係はここで途切れるわけではなかったのがジャッキーならではですよね。 その話はまた違う所で

㉒今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

はい。前回からの続きになります~今回も引き続き「タキシード」の話。 ⑳の方では、ドリームワークス設立者スティーブン・スピルバーグとジャッキーとの関係の話 ㉑の方では「タキシード」のスタッフ、出演者の情報を書きました。 ㉒では、作品中のエピソードと評価について。やはり、ずっと前から視覚効果、特殊効果を駆使、当時VFXで名を馳せていたスティーブン・スピルバーグが創設したドリームワークスと、サイレント映画の流れを受け継ぎ、自らの肉体を駆使してアクション作品を紡いできたジャッキー

㉑今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

「ラッシュアワー」によって、ついに世界的なヒット作品に恵まれたジャッキー。その後ゴールデン・ハーベスト映画制作事業撤退などを経て香港で作品を作る事が非常に困難になってしまった。ここから先はしばらくハリウッド作品制作が続くのですが、この期間はジャッキーにとって史上最大の試練だったんじゃないでしょうか。 そのような中、ジャッキー自身もリスペクトをしているスティーブン・スピルバーグと一緒に仕事をするチャンスが巡ってきました。 スピルバーグが設立したドリームワークスとのタッグの作

⑳今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

はい。作品に沿って、ジャッキーのアメリカ進出を振り返っておりますこのシリーズ。忘れないうちに出していきたいんですけどね~。 少し復習しますとハリウッドでの成功の陰で、今までのジャッキーの成功に欠かせなかったゴールデン・ハーベストが映画制作事業から撤退。ゴールデン・ハーベストでのジャッキー最後の作品となったのが「アクシデンタル・スパイ」 「ラッシュアワー」が事実上の世界的大ヒットとなり、凱旋ではないけど今までの香港でのジャッキー映画とは違い、少し世界の皆さんを意識した作りにな