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今だからこそ考えてみたいシリーズ

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ジャッキー・チェンがなぜハリウッドで成功したのか?アメリカへ挑戦した作品と共に、自分なりに考えてみたいと思います
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㊲今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

久々にこちらのシリーズとなります。まだこちらの作品が終わってないという。 ゴールデン・ハーベストの映画製作事業からの撤退、ジャッキーがハリウッドで活躍しているその頃。香港では新たな明星や映画制作会社の台頭がみられ、英皇電影と新たにタッグを組み、香港映画復帰作となった 「香港国際警察/NEW POLICE STORY」 前回の記事では監督ベニー・チャンとジャッキーが当時推していた若手俳優ダニエル・ウー&ニコラス・ツェーの事を書きました。 今回はその他の共演者の事を書いてみた

㊱今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

久々の記事になりますね~。2023年に入ってから色々なニュースが入ってきまして。嬉しい事なんですけどね。出す頻度がニュースの早さに追いつかん💦 いや元からリアルタイムで書いていないけどもw 前回はこちらになります。ジャッキーはハリウッド進出、ゴールデンハーベストなどの映画制作会社の衰退の後に出てきた 香港初のアイドルユニットTWINS、新たな映画制作会社英皇電影の台頭を書いてみました、TWINS主演の作品にジャッキーカメオ出演などそれまで香港映画界を牽引してきた人々が後世の

㉟今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

前回から結構間が空いてしまいましたが、まだまだ行きますよ~ ちなみに前回はこちら。「80デイズ」までやったんですよね。 ジャッキー×ディズニーって強力なタッグだと思うんですけどね💦 「80デイズ」は、肝心なアメリカでもゴールデンラズベリー賞にノミネートされるなど、「八十日間世界一周」のリメイク作品として受け入れられず逆に反発されているような反応ですね。興行成績も思わしくなく。 日本でもタレント吹替を起用するなど、プロモーションと観客動員が思うように嚙み合わなかったようで、

㉞今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

はい~。まだまだ続きますこのシリーズ。 前回までの記事はこちらになります。 80デイズのシリーズですね。今回ので第4回。今回は日本でのプロモーションと評価について書いていきたいと思います~ 実は「80デイズ」、今までのジャッキー作品とはちょっと違ったプロモーションの形を取っていました。日本では2004年11月6日に公開されましたがその前に、アメリカでは同年の6月16日に先だって公開。 公開して初めの週でも1桁の順位ではあるものの、いまいち上位までは到達せず。「ラッシュア

㉝今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

はい~。またもやしばらく間が空いてしまいましたが、前回の記事はこちらになります。 「80デイズ」の記事、過去2本に渡って監督や出演者の事をざっくり書いています。こちらももしよろしければ~ この作品でジャッキーを主役にするために「80デイズ」はジュール・ベルヌの小説「八十日間世界一周」と、1956年に同名で映画化された「八十日間世界一周」のリメイクになる作品。 主人公はジャッキー演じるパスパルトゥーではなく、フィリアス・フォッグなんですよね。 しかしこの作品では、一番最初

㉜今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

約1ヵ月空いてしまいましたが、前回の記事はこちらになります。 前回では監督のフランク・コルシ、共演者であるスティーブ・クーガンとセシル・ドゥ・フランスをざっくりと紹介しました。今回も引き続き出演者の紹介といきたいところですが、 この作品には有名人がカメオ出演としていっぱい出ている。いわゆるお祭り映画とでも言いましょうか。ジャッキー的に書くと「キャノンボール」1,2とか「ツイン・ドラゴン」などと同じように、有名人がここにもあそこにも出てくる作品ですね。 リメイク前からのお

㉛今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

前回の記事はこちらになります~。 香港、アメリカ合作映画であった「メダリオン」。しかし色んなものがかみ合わずヒットはしませんでした。大失敗に終わったと。評価も今までの中では最低ランクに。 そんな迷走が始まったジャッキーですが、次なる作品は↑画像をタップまたはクリックして頂けると予告編が観られます そうです、「80デイズ」 監督:フランク・コラシ 脚本:デビッド・ティッチャー    デビッド・ベヌロ    デビッド・ゴールドスタイン 主演:ジャッキー・チェン    スティ

㉚今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

前回,前々回の記事はこちらになります。 ㉘ではスタッフ、出演者の紹介、㉙ではアメリカと日本で行われたプロモーションの内容などを書きました(^^) 今回は作品の評価ですが、その前に少々撮影周りの話を作品を観ていて、どうしても目に付いてしまう部分があるんですよ。 ジャッキーの髪型がコロッコロ変わる うん、今までも多少 髪切った?などシーンによって髪の長さなどがそろっていなかったりするのは香港映画ならでは~などと大目に見ていたんですよね。大まかな髪型はさすがに変わる事なかった

㉙今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

前回の記事はこちらになります。 2つの記事にまたがってしまいましたがw「メダリオン」のスタッフや出演者のご紹介を書きました。 今回は、日本とアメリカで行われたプロモーション。どういうものがあったのかを書いていきます。 まず、日本では来日記者会見を実は「メダリオン」では来日して記者会見を開いているのですよね。 その前の作品「シャンハイ・ナイト」「タキシード」も来日はしていなかったのだっけ。。。一応探しましたが、そのような形跡が見つけられませんでした。私が知らないだけかも知

㉘今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

早いサイクルになりますが、前回からの続きですね。 前回は恋人役のクレア・フォーラニまでのご紹介だったのですが、まだまだご紹介しておかねばいけない人がいらっしゃるのでw それではいきましょー リー・エヴァンスイギリスのブリストルに生まれ、スタンダップコメディアンとしてイギリス国内で活動していたが、アメリカへ進出して俳優業もやるようになったそうです。 しかし2014年に俳優業からは引退。今はトーク番組などで主に活躍中のようです。 「マウス・ハント」 制作:ドリームワークス 

㉗今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

前回の記事はこちらになります 「シャンハイ・ナイト」の日本、アメリカでの評価などを書いています。 この後に手掛けたのは、香港、アメリカ合作となったこちらの作品。 「メダリオン」ですね。 監督:ゴードン・チャン 脚本:アルフレッド・チョン    ゴードン・チャン    ポール・ウィーラー    ベネット・ジョシュア・ダヴリン    ベイ・ローガン 主演:ジャッキー・チェン 共演:クレア・フォーラニー    リー・エヴァンス    アンソニー・ウォン    スコット・アドキ

㉖今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

前回の記事は「シャンハイ・ナイト」での日本での扱い、日本、アメリカそれぞれの評価などでした。 今回は次の作品を紹介する前に書いておきたい人物がいます。 その方の記事になります。 プロデューサー、脚本家であるベイ・ローガン香港映画、特にカンフー映画をご存知の方なら知っていてもおかしくはない方だと思います。 あまり経歴などを詳しく載せているサイトがほとんどない💦 一応IMDbにはあります。公的な場だとここが一番詳しそう 作家であり、タレントとしても活動をしている飯星景子さ

㉕今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

最近になってハリウッドでのアジア人の活躍、アクションコーディネート(ジャッキーイズムを継承している)の人たちの活躍が目覚ましいと感じるのですが 今の方たちへの活躍の扉を開いたのは、やはりジャッキーのハリウッドでの成功があったからじゃないかなと その辺の所を重箱の隅をつつくレベルで振り返ってみたいと思いますですこのシリーズ。 前回、前々回の記事はこちら 作中に出てくる実在の人物のお話や、出演者&スタッフのご紹介を書いてきました。 今回は作品の日本での扱い、作品の評価な

㉔今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

そういえば、前回書いたのが3月末でした。4月は訃報も含め、色々な事が起こったのでそちらを優先したら丸々1ヵ月空いてしまいましたね(汗 前回の記事はこちらになります。 ハリウッドでの成功の陰で、今までのジャッキーの成功に欠かせなかったゴールデン・ハーベストが映画制作事業から撤退。香港での基盤となる場所が無くなってしまった形のジャッキーは、しばらくハリウッド作品への出演が続きます。 そして「ラッシュアワー2」→「タキシード」ときて今は「シャンハイ・ナイト」の話ですね。 監