子に向ける顔

笑顔のつもりだった。

子どもがお年玉でドローンを買った。

ドローンのカメラで家中撮影している中に、笑顔で手を振る自分の姿があった。

その顔が、苦笑いだったのだ。

どこかめんどくさそうな

心ここに在らずな

写真の笑顔と違った。

誰しも写真用の笑顔は作れるだろう。
しかし、その笑顔はあくまでも写真用に作った笑顔であり、多分自分の笑顔の理想のカタチだと思う。

不意に写った子に向ける自分の笑顔があまりにも〝苦笑い〟で、、、、

そんな中嬉しそうにドローンで撮影している息子。

子どもはあんな顔に対していつもいい笑顔をくれていたんだな。。。

そういえば子どもは逆だった。

写真に写るぎこちない笑顔。どうして遊んでいる時のキラキラした顔をカメラを向けたときにしてくれないのか不満だった。。。

大人はカメラの向いた時しか顔を作れないから子どもはいつも心のどこかで不満だったんだろうな。。。。

今日から笑顔の練習をしようかな。

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