家事は仕事ではない

誤解のないように〝自分が家事をしている〟ことを前提として言う。

「家事は仕事ではない」

というより〝仕事〟〝やるべきこと〟としてとらえない考え方。と言う方が近いかも知れない。

昨日のことだ。

仕事から帰宅をして、妻が食事を作ってくれている間、洗い物、洗濯、風呂掃除(すべて逆の時もある)を済ませた。

食後に片付け、洗い物をしている際息子が

「ねーねー遊ぼう」と言ってきた。

仕事の疲れもあり少し苛立ちながらも、、、

「待っててね!今洗い物しているからね」
そう伝えると。

「えーーーー。じゃあいつ遊べんの?」
と息子は不満をこぼした。

それに対して〝カチン〟ときた。

「じゃあこの洗い物は誰が片付けてくれるの??そのまましておけば綺麗になるの?」
つい吐き捨ててしまった。

今振り返ってみると、その家事(洗い物)は、
〝やるべきこと〟として思い込んでいる〝自分の今やっておきたいこと〟つまり〝自分がやりたいこと〟であることに気づいた。

子どもとのコミュニケーションも〝子育て〟〝義務〟〝やるべきこと〟と無意識に分類してしまい、その結果優先順位がついてしまう。

結果的に昨日は、優先順位の順番の通り、時間が来たから〝子どもを風呂に入れ〟〝歯を磨いてあげ〟〝寝かしつける〟という流れのまま完結した。

子どもは父と遊ぶという〝自分のやりたいこと〟を実現できないまま寝かされてしまったのだ。

もし、自分に〝今日が来なかったら〟と思うとゾッとする。おそらく〝子どもとの時間〟は時が過ぎて最も後悔する事柄だと思う。

家事を〝仕事〟として、無意識に優先順位の高い〝自分のやりたいこと〟に設定せず

子どもとの時間という〝自分のやりたいこと〟に時間を費やすことをためらわないようにしようと思った。

朝、職場の更衣室にて着替えた服から落ちてきたビー玉を眺めながら。

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