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映画「竜とそばかすの姫」を観た直後の感覚を書き残したかった

【ただただ感じた感覚を言語化して残そうとじたばたしてみました、頑張って書き残そうと思いました】
【具体的なネタバレはありませんが、作品内容に関わるキーワードはあるかもしれません。いや、ガッツリありますね。ご注意ください、】
【総合的になんとなく不安やな〜と感じた方はここで止めることをおススメしたいです】







この作品を1人で見に行ってよかった、心底思う、

この感性がいっぱいになった私が、このあと誰かと一緒にいたら、多分、せっかく感じた感覚が消えてしまっていた。人と話すこと、一緒にいることに気を取られて、気を遣って、気づいたら弾けるように感覚が消えていった気がする。

作品を見終わった時、自分が感じた色は、否応なしに目に飛び込んでくるような綺麗な色も、決して美しいとは言えないような黒ずんだ色も、どっちも、同じように、何色もあって、互いがひしめき合っていた。
どちらが優勢なのかと、綺麗な側と黒ずんだ側で、決着をつけたがるように戦っていてうるさかった、その戦いすらも受け止めきれないくらい、一杯一杯になっていた。

私が受け止めることができるキャパがコップなのだとしたら、表面張力ギリギリで、あと数滴の雫、いや数滴の外部刺激があったら、きっと中のものは流れてしまう。

今は、誰の話し声も、ニュースも、何も聞きたくない。

自分の中で生まれる戦いも見たくない。

ただただ、自分が映画から感じ取った色が、いったい何なのか、知りたい、聞きたい。でもどうやって、わからない、これを書いている間も、色たちが消えていくのを感じている、
静かに、色が、感覚が、消えていく、


わからない、この映画は、感動したのか、もやもやしているのか、「よかった」のか、うまいことフィットする言葉がなくて困っている。

なんだろう、自分に大量の雨が降ってきた感覚。喜びの雨、痛い雨、何かわからない。
でも。
私は、
その雨のことを「嫌」とは思っていない、これは確かだと思う。むしろもう1回浴びにいきたい。

もう1回映画を観たいかもしれない。

震えた、痛かった、苦しい、吐き気がする、美しい、綺麗、鍛錬された、端麗、世界と宇宙、見ていない氷山、優しさ、何?なぜ?変化、痛い、痛い、痛い、

この映画は、綺麗や美しい、感動だけじゃ終わらないと思う。苦しさも痛みも伴っている。
その上で、なぜだろうか、両方を味わいに、もう1回映画館に行きたい気がしてしまう。

おしまい、

もしももう1回観にいったら、報告させてください
どんな感覚を持ったのか。今日と同じなのか、違うのか、同じなら、違うなら、それがどんなものなのか。




私は知りたい。かもしれない

本文を書き終わってから、一生懸命、単語に、色をつけていき、ここで息絶えました。

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