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日本語教室@あぐりの里〜賞味期限と消費期限の違い〜

こんにちは!青森県で活動を行なっている、特定非営利活動法人(NPO法人)のたすけあい・さわやか青森です。

私たちは、おいらせ町及び周辺の市町村の高齢者、障がい者及び、在日外国人に対して、福祉サービスに関する事業、また国際協力に関する事業を行っており、地域で暮らす誰もが心豊かに安心して暮らせる社会づくりに寄与することを目的として活動を行なっています。

「賞味期限」と「消費期限」って何が違うの

今日は日本語教室で質問があった、日常生活にある言葉の意味の違いについてお話ししたいと思います。

普段生活していると、至る所に似ているようでちょっと違うニュアンスの言葉がありますよね。特に日々買い物をしているとよく目にする言葉は、「賞味期限(しょうみきげん)と「消費期限(しょうひきげん)」です。何となく普段当たり前のように使い分けている言葉も、説明をしようとすると頭の中で「どういう風に言ったらちゃんと伝わるかな?」とか、「そもそもちゃんと私も理解しているかな?」と言ったようなハテナマークが頭上に輝き始めますね。家族に同じような質問をされたらどう回答するのがいいのでしょう。

「消費期限は〜、過ぎたら食べられなくなる。賞味期限は、その日を過ぎても大丈夫だけど美味しく無くなっていく」?
「消費期限は〜、生物など日付が短い食べ物に記載するもので、賞味期限は、長い期間保存できるものに表示される」?

まぁ、どちらも間違っていない様な気もしつつ、なんとなーくぼんやり感・・・わかりやすく説明されているページが神奈川県のホームページで掲載されているのを見つけました。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/e8z/cnt/f6576/p1085364.html

言葉は普段の生活の中で何となくニュアンスや前後の文脈で理解して使うことが多いので、その言葉の定義自体を調べたりすることはないのですが、日本語を学ぶ側に立ってみると、「なぜ?どうして?」というwhyに対して、becauseで理由を説明をしてからではないと一歩先に進めなくなることもしばしば。教える立場としては、「嘘を教えちゃならん」という気持ちで望まなければなりません。日本人としても、改めて言葉の成り立ちや意味を確認できる良い機会になっています。お互いにとって新しい気づきの場になれるような、そんな日本語教室を目指して日々取り組んでいこうと思います。

気づけば7月も後半戦。8月は帰省の時期ということで、日本語教室やパソコン教室は流動的なスケジュールになりそうです。青森県内だけでなく、コロナウイルス感染がまた拡大傾向でもあり、今年の夏も慎重な夏になりそうですが、なんだかんだで良い一夏だったなー、と思える2022年の夏になりますように。

旅に出たい気持ちを写真にのせて


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