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#西東のデザイン分解【vol.15】 柄

半年ぶりに髪を切りました,西東です.

この note は,Twitter にて発信中の
#西東のデザイン分解 をまとめるシリーズです.

vol.15 は 柄にまつわるデザインの話 です.
柄つきのデザインはなじみがあってポップさを作りやすいですね.

今回は,柄にまつわるデザインの

・ストライプ
・水玉
・三角

をまとめます.


ストライプ

均等な間隔で線をしきつめた縞模様の柄はストライプです.(横縞柄はボーダーともいいますね.)
各線が太いとストライプの存在感が増し,細いと清楚感や軽やかさが際立ちます.

基本的には地に用いられたデザインを多く見かけますが,パーツやあしらいなど部分的な使用にも相性がいいと言えます.

ストライプの印象,表情は線の角度でも変化するため,デザインは線の太さ・間隔・角度・配色などで加工します.

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水玉

円を一面に散らした模様が水玉柄です.(小さい水玉はドット柄とも言われますね.)
水玉柄は規則的に円が並びますが,これによって円の丸みが反復されポップな印象となります.

円のサイズを変化させて軽重のコントロールが可能です.(円が小さい:軽さがでる.円が大きい:存在感が大きくなり,反復数は減る.不規則的なレイアウトも可能)

主に地に用いられ,背面にしかれる機会が多いですが,ポップな印象の要となって記憶に残りやすい柄と言えます.

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三角

三角をしきつめた柄には鱗という日本の伝統的な柄があります.一方,複数の形の三角を散らしても柄が出来上がります.

三角形そのものは,その向きによって安定・浮遊感が変化し,円や四角よりも動きをつけやすい図形です.
そのため,きちっとそろった三角形にはシャープさや洗練された印象があり,散らすと浮遊感や遊びの要素が高まります.

三角形の形と角度が重要なので,複数パターンによる表情の違いを吟味してデザインする必要がありそうです.

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いかがでしたでしょうか.

柄のデザインはその配色によっても印象が大きく異なるので,組み合わせを考えるのを楽しみたいですね.

ご指摘ご意見ご感想お待ちしております.
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それではまた次回.
お読みいただきありがとうございます.

西東

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