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zephyr1100キャブレターカスタム‼️

こんばんは😃

akiです

今回はzephyr1100のキャブレターをカスタムして行きます‼️

カスタムすると言ってもレーシングキャブレターを取り付けるのではなく

zephyr1100純正キャブレターをカスタムします‼️


こちらのエアファンネルを取り付けていきます❗️

今回も写真が不足していますのでご了承ください🙇‍♂️


作業の流れ

まずシートを外します。

そうしますとタンクの付け根に六角ボルトが二つあるのでそちらを外します。
外しましたらタンクの下側についていますホースを外していきます。

※この時どこのホースがどこに繋がるか覚えておくか印をつけましょう
またホースが硬化していたら交換しましょう

後はタンクを少し前に押しながら引っ張ります。
これでzephyr1100のタンクは、外れます‼️
※傷をつけないよう慎重に‼️

タンクが外れますと、こんな感じになります。

タンクは下にタオルを引いたりして傷つかないようにしましょう❗️

シート下にエアクリーナボックス(だいたいタンクを止めてたボルトの下あたりにあります)を外します❗️


キャブレターに、エアクリーナボックスがくっついているので外します❗️

エアファンネル化後の画像で申し訳ございません。

エアクリーナボックスとキャブレターの接合部は写真の黒丸の部分です❗️

外せましたらエアファンネルやパワーフィルターを取り付けます‼️

かっこいいですよね‼️

これで終わりです‼️


といったら良かったのですがまだ終わりではありません😅

この状態だと燃調が合いません⁉️

燃調が狂っているとまともに走ってくれなくなります😰

燃調が薄いとアクセル全開時 ノッキング、オーバーヒート、息つきなどのトラブルが起きます😰
アイドリング時回転数が不安定になります。
アクセル1/4~3/4開いた時 ノッキング、失速、息つきが起こります
アクセル1/8~1/2開いた時 ノッキング、失速、息つきが起こります

逆に燃調が濃いとアクセル全開時 回転が伸びない、ボコボコ言う、パワー感がない等が起きます😰
アイドリング時エンストします。
アクセル1/4~3/4開いた時 もたつく、ボコボコ言う、加速感がないが起こります
アクセル1/8~1/2開いた時 もたつく、ボコボコ言う、加速感がないが起こります

ではどうすればいいのか?

それはキャブレターのセッティングをすることです‼️

全開時


燃調が薄い時は メインジェットの径を大きいものに交換します

燃調が濃い時は メインジェットの径を小さいものに交換します


アイドリング時

燃調が薄い時はパイロットジェット径を大きくする・エアスクリューを緩めます

燃調が濃い時はパイロットジェット径を小さくする・エアスクリューを締めます


アクセル1/4~3/4開閉時

燃調が薄い時はジェットニードルのCリング段数を下げます

燃調が濃い時はジェットニードルのCリング段数を上げます

アクセル1/8~1/2開閉時

燃調が薄い時はジェットニードルを細いものに交換します

燃調が濃い時はジェットニードルを太いものに交換します


以上がセッティング方法です

ちなみにですがプラグの焼け具合でもわかります

濃い 黒くて湿っています

薄い 白っぽく乾いています

適正 きつね色に焼けています


ジェットの種類


メインジェット径   全体に影響するがメインジェットはアクセル全開時に影響します

ニードルジェット径   アクセル開度1/4~3/4に影響します

ニードルジェット高さ アクセル開度1/4~3/4に影響します

スロージェット径   アイドリング&アクセル開度1/8に影響します

エアスクリュー     アイドリング&アクセル開度1/8に影響します

オーバーフロー

オーバーフローはガソリンがキャブレターから漏れ出してくる症状のことをいいます。

キャブレターには、ガソリンを貯めておくフロートチャンバーと呼ばれるパーツがあります。

フロートはガソリンが一定量になると浮き上がり、バルブを塞いでガソリンの供給をストップします。
このバルブが劣化や固着により閉じられなくなってしまうと、ガソリンが供給し続けられてフロートから溢れ出してしまいます。
これがオーバーフローの原理です。

溢れ出したガソリンは、オーバーフローパイプを通って地面に垂れるか、燃焼室からピストン・シリンダーの隙間を通ってクランクケースに入り込んでしまうかのどちらかです。

地面に垂れるだけなら大きな問題にはなりませんが、ピストン・シリンダーの隙間を通ってクランクケースに流れ込んでしまうと次回始動時ウォーターハンマー現象を起こしてコンロッドが破壊されてしまう恐れも😱
(※ウォーターハンマー現象とは、エンジンの吸気系に水を吸い込んで、燃焼室で圧縮しようとした結果、非圧縮の水によってピストンが上昇できなくなり、それまでの回転慣性や他のシリンダーの燃焼でムリに回された結果、エンジンが破壊されるトラブルをいう。)


以上です‼️


まとめ

キャブレターのセッティングはうまく出来ればカッコいいしいい音もするし早くなるしといいことづくめですがセッティングが大変だったりオーバーフローする危険性があったりとリスクもあります。
(雨の日は水を吸ってしまったりもします😰)
楽しくオートバイライフを送りましょう‼️

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