見出し画像

【エンジニアの道は果てしない】新人の頃に教わって今も基本にある考え方

こんにちは。すうちです。

先日記事を整理していて、新人時代を思い返す機会がありました。

今回は昔(もう20年以上前)にさかのぼって、新人エンジニアの頃に教わって今でも自分の指針になっている話を書きたいと思います。

◆はじめに

エンジニアとして働く前のIT関連の経験を参考に記載します。

小学校・中学校時代

ファミコン全盛期だったこともあり、休日はよくゲーム(主にRPG)をやっていました。完全にユーザ側です。

高校時代

MSX2+というパソコンを手に入れて、当時雑誌に載っていたBASICプログラムを意味もわからず真似て動かしたりしていました。あとRPGツクールというソフトでドラクエ風のRPG制作に挑戦したこともあります(実際ゲームの様に作ろうとすると規模がでかすぎて途中で挫折しましたが…)。

大学時代・研究室

情報系ではなかったですが、理工学部だったので簡単なC言語の講義は数時間受けたことがありました。研究室ではOffice系(word、excel)の初歩的な機能を使っていた程度です。

なので、学生時代はITに関わった経験はあるが専門的な知識はなく、ほぼ初心者といって差し支えないと思います。

◆新人の頃に教わったこと

ここからは、最初の会社に入社して当時の上司や先輩に教わったことです。

自分が何がわからないかを知る

新人の頃は本当にわからないことだらけでした。

会議の議事録を書くにもまず言っている言葉がよくわからない。最初は先輩との会話も半分くらいは理解できてなかったと思います。

入社して上司から「人に聞けるのは新人の特権なので1年目はどんどん質問しなさい」と言われ「まず自分が何がわからないかを知ることが大事」と教わりました。

わからないにも色々あって、単に言葉の意味がわからないのか。言葉は理解できても具体的に何をするかイメージできないとか。ほとんどは前提の知識や経験が足らないことが要因ですが「わからない」を自分で深堀することはなかったので、今でも言われた時の記憶が鮮明に残っています。

質問する時も同様に、何を知りたいか明確でないと聞かれた人も答えに迷います。期待する答えが得られないばかりか、全然関係ないアドバイスをもらって先に進めないことになります。

人に助けを求めず自力でやる場合も
自分が何がわからないかを知る。何がわかれば前に進めるか。

を意識することは、エンジニアとしてやっていく上で重要と思います。

まずはやってみる

前述の話につながりますが、人に質問する前に自分で調べたり、まずはやってみることは基本です。

それによってわかることもありますし、仮にできなかったとしても相手に質問する内容が明確になるからです。

当時新人の特権!?で言われたように、何でも上司に聞いていたら「それだと私があなたの仕事をやるのと変わらない」「わからないことが多くて不安なのはわかるけど、まずは自分でやってみなさい」と言われて反省した記憶があります。。。

この辺は今でもそうですが、最初から開発の中身が100%わかった状態で進められることはまずないです。もちろん事前にできる限り不明点は調べますが、開発をやりながら(段階的に関係者と相談しつつ)方針を決めたり、実装を明確にしていく場合も多いです。

その意味では、新人の頃は失敗したくなくてかなり身構えてた部分はあったと思います。

最初は誰でも新しいことを始めるとわからないことが多いと思いますが、まずは自分で調べたり手を動かすと意外にできたり解決できることもあります。その結果うまくいかない場合は思考錯誤した結果をふまえて、先輩や上司に相談するのがお互いの時間を効率的に使えて良いと思います。

毎日楽しいか?

これは上司や先輩によく聞かれてました。

その時は「なんで毎回同じこと聞くのだろう」と思ってましたが、この考えはエンジニアを続けていく上で必要と後々気づきました。

やってることに何かしら楽しさや面白さが感じられなかったら苦行でしかないし、最終的には続かないと思います。

新人の頃は思った通りに進められず自信をなくすことも多かったですが、幸い自分は何か少しでも前に進んだりできることが増える度に喜びを感じていました。

最初は周りに教わることがほとんどでしたが、そのうち技術的な話にもだんだんついていけるようになりました。3年過ぎた頃には逆に先輩から質問やヘルプを依頼される様になり自分の成長を感じられて辞めずに続けて良かったと思いました。

実際仕事をしていると「毎日楽しいとか言ってられない」場面も多々ありますが、何かしら自分のやっていることや仕事の一部にでも楽しさを見つけられると、エンジニアを続けるモチベーションになると思います。


最後に

今は古い考えかもしれませんが、石の上にも3年ということわざがあります。

私も最初は「この仕事は合ってないかも」と何度も思いましたが、ことわざ通り地道に続けていくと開ける道もあるんだなと思います。

これからエンジニアを目指す方や興味ある方など、何か参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?