エルダードラゴンを統率者に!
早速ですが、皆さん「強い統率者」と言われてどのようなクリーチャーを想像しますか?
マナ総量の軽いやつ?
青いやつ?もしくは全色使えるやつ?
自分がお手軽コンボパーツになり得るやつ?
そういう主流とはちょっと外れるかもしれませんが、「エルダードラゴンハイランダー」の基本に立ち返ったとも言えるこのお方で今回組んでみましたので興味があれば最後までお付き合い頂ければ幸いです。
デッキリスト
はい出ました。モダホラ2のカスレア知られざる6匹目の第一世代エルダードラゴンのピルーさんです。
ご存じの通りマナ総量8マナ!さらにダブルシンボル3組でまともに召喚するには骨が折れる…というか最悪出る前に終わる可能性すらあるお方です。さらに緑のランプ系マナ加速が使えないため必然的にマナファクトと宝物をマシマシにするコンセプトに。
序盤はとにかく加速
とにかくマナ加速。宝物を使ってでもたくさんマナが使える状態を目指しましょう。《輝く備蓄品》で何はなくともマナを出して隠匿カウンターを貯めるのもお忘れなく。
中盤以降は手数を増やす
マナが増えても手札が尽きかけてたら意味がありませんが、ドローで1手使うだけじゃまだ足りないと感じます。《降り注ぐ富》の続唱、または《厚顔の無法者、マグダ》で宝物からドラゴンかアーティファクトのサーチ、届くなら《ヴェロマカス・ロアホールド》の呪文踏み倒しで手数を増やしましょう。
終盤はピルーで制圧
出てさえしまえば7/7飛行絆魂の制圧力はやはり凄まじいものがあります。さらに伝説生物には入らないとはいえ7点全体火力は圧巻で、そのまま戦場の主導権を握ることも可能。状況に応じて自爆できる選択肢が取れるのは使ってみると結構強い。というかこれだけクソ重いならこれくらいやれないと困るあとは大量のライフを盾に悠然と構えていきましょう。その頃には《霊気貯蔵器》の50点砲も連発できることでしょうし、《ボーラスの城塞》のライフルーズもそこまで気にならなくなるでしょう。
…と、ここまでは基本的でまっとうな動き。
「そんな悠長にやってられっか!」と言う人の為のバグみたいな挙動のカードを紹介
踏み倒す
まともに唱えるなんて誰が言いました?
特に墓地肥やしも兼ねる《青銅血のパーフォロス》は次に紹介するライフハックの伏線に。
墓地から釣る
正確には「コピーを出す」も含みますがこのデッキにおいてはこの人とにかく反則。
あえて墓地に落としたピルーのコピーが毎ターン自爆するようになり、《ヘルカイトの狩猟者》が対象だとそれ経由でピルーが毎ターン疾駆のごとく統率者領域から殴りに来ます。
火力増強①
ピルーの弱点として「非レジェンドにだけしか自爆火力が飛ばない」というのがあるので統率者含めた危険なレジェンドがノータッチということがわりとあります。
《チャンドラの灯の目覚め》なら自分以外の全てが対象になり、自分のパワー依存になるものの発生源が自分なので絆魂は依然として乗ります。ロアホールドで捲れたら宇宙。
火力増強②
相手がクリーチャーを出し控える場合もつらいです。ピルーの死を勘定に入れたい時にこの辺りで的を増やすことを目指します。
特に《カタカタ橋のトロール》はピルーの自爆でも生き延びる巨体のため、そのままノーガードの戦場を駆け抜けられます。よしんばタップされたとしてもその時はレジェンドをサクる必要があるのでだいぶ有利が取れる…はず。
※この枠に関しては検討中に採用候補がわりと埋まってます。
最後に
このデッキはまだまだ改善の余地ありまくり。
検討中にあるプチゴージャーコンボこと無限エイドリアンセットも仕込みたいし
《怒りの神、トラルフ》にピルーの自爆スタック《汚れた一撃》を撃ち込む無法をやるのも検討したい。
完成まではデッキリストもちょこちょこ変わるかもしれないのでそこは生暖かく見ていただけると幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。では気が向いたらまたいつか。
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