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これを読んだ君が眼と身体を大切にしてくれますように


今日は自己開示の文章を何処かにあげたい気分だったけど、読む人を選ぶ内容でもある。殆ど自分が今の自分を受け入れる為のもの。


その人がどういう悩みを抱えているのか見て分かるレベルなら良いんだけど、実際は言われて初めて気付くことの方が多いのかなって思ってる。他者に共有することが億劫に感じるくらいの生き辛さを抱えて彷徨ってる人も居る。僕も、これを読んでる君も、そうかもしれない。


僕が抱える生き辛さの1つ。

幼少期に誤って自分の片目をお婆ちゃんの糸切り鋏で傷付けて、手術を受けてから使い物にならなくなった。いくら矯正しても精々0.0nの世界しか見えない。おまけに重度の飛蚊症で視界にはゴミだらけで、殆ど一つ目小僧状態。一時期流行った3D映像はちゃんと3Dに見えてるのか分からなかったし、双眼鏡は単眼鏡。これでも中学は運動神経でゴリ押して運動部やってた、謎。


今日はまだ見えてる方の目の見え方がおかしくなってきたので眼科に行ってきた。待合室、生きた心地しなかった。でも結果は予想に反して、オールクリア。細かく検査やってもらったのに何の異常もなかった。健康的な片目。ここまではとても嬉しいし、手遅れになる前に定期的に通わなきゃ!と前向きになれてる。でももっと最悪な可能性があることに気づいた。


「もっと精密な検査をして、仮に視野のみに異常が見られた場合はどんな原因が考えられますか」と聞いた時、脳神経外科の病院のチラシを渡された。思い当たる節は何個かあったけど、僕は一体何個の時限爆弾をこの身体に抱えてるんだろうと不安に不安が重なった。最悪なシナリオはまだ引き出しの奥にしまっておこう。先延ばしにしても、命が延びてくれる訳ではないんだけど。


ネガティブなことを考えるととことんネガティブになる性格なので、やべ!!こわ!!!病院行かなきゃ!!!と阿呆のマインドになった。今特に異常がなくても、定期的に病院に行くことをお勧めしたい。カラコン着けっぱで寝て失明とかざらにある。大切に出来るなら大切にして欲しい。物心がつく前に壊してしまった人からの命辛辛の助言。


「生きてりゃきっと良いことある」なんて残酷なこと一概には言えないけど、僕にはまだまだこれから先も確かな解像度で見ていたいものがあるから、自分のことを大事にしたいと思った。そんなお話。大丈夫、まだ全然見えてる、生きてる。


ギリ健侍で候......。


P.S.
二つ眼ではなく一つ眼でした

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