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東部地域局通信 第12号(2023.11.20)


 静岡県東部地域局では、東部地域の魅力や地域団体の皆様などの活動をより多くの方に知っていただくために、東部地域局通信を発行しています。毎月1回の発行を目指し、東部地域各地の取組を紹介していきます。
※掲載している情報は、2023年11月20日時点のものです。


東部地域の魅力発信企画「静岡県東部地域×スポーツ」

サッカーJ3「アスルクラロ沼津」と 自転車競技プロチーム「チームブリヂストンサイクリング」 が対談!お互いの競技、東部地域を語る!!

東部地域で活躍する2つのプロスポーツチーム。サッカーJ3「アスルクラロ沼津(沼津市)」とプロ自転車競技チーム「チームブリヂ ストンサイクリング(三島市)」。お隣の市を拠点にしている2チームに、それぞれの 競技のこと、東部地域のことなど、対談形式でお話を伺いました。

初めてそれぞれの競技の選手を見た感想は、「自転車選手は下半身や太ももがごつい イメージがあったため意外とシャープでスタイリッシュ」(菅井選手)、「サッカーは体幹が 強い。あたり負けしない印象」(松田選手)でした。対談では、東部地域のお勧めの場所 も紹介してもらいました。河野選手は伊豆ベロドロームへの通勤路の河川敷を、登山が 好きな伊東選手からは「葛城山・城山」(伊豆の国市)を紹介していただきました。

また、それぞれの競技のこと、自転車のこと、観戦の仕方などについても紹介してい ただきました。東部地域では、両チームの活躍を見られる機会がたくさんあります。東部地域で活躍する両チームの選手たちを皆さんで応援しましょう。

※詳細は ふじのくにメディアチャンネル フカボリで。

                           (担当:望月)

知事が動く!東部移動知事室

7月18日・19日に実施した東部移動知事室の視察先について、 複数号にわたって紹介しています。

東部地域における国際バカロレア(※1)教育の先進事例
ー 加藤学園暁秀中学校・高等学校(沼津市岡宮) ー

授業見学の様子

加藤学園暁秀中学校・高等学校は、平成10年4月にバイリンガルコースを設置し、 平成12年に国際バカロレアミドルイヤープログラム(11歳~16歳対象)校として 認可され、平成14年に国際バカロレアディプロマ(16歳~19歳対象)校として認 可されてから、20年以上にわたって国際バカロレア教育に取り組んでいます。 視察では、「TOK(知の理論)」(※2)という全て英語で先生と生徒、若しくは生徒 同士で意見交換を行う授業を見学させていただきました。

(※1)多文化を理解尊敬し、探究心・知識・思いやりを持って社会に貢献することを目指す国際的な教育プログラム。
(※2)「theory of knowledge」の略。特定の知識体系を身につけるための授業ではなく、ある物事に対して、批判的に思考して、知るプロセスを探求する授業。

沼川・高橋川沿いの浸水被害を軽減するための抜本的な治水対策 ー 沼川新放水路(仮称)(沼津市大塚地先ほか) ー

進捗説明の様子

県では、沼津市西部地区の浸水被害を軽減するための抜本的な治水対策とし て沼川新放水路を現在整備中です。この放水路は平成24年に策定された河川 整備計画に位置付けられた、整備延長2.3kmの新設水路であり、今回視察し た下流側においては沼川及び高橋川の洪水を直接海域に流すための地下構造 のトンネル河川を施工中です。
完成後には見ることのできないトンネルの中や海岸防潮堤部の工事現場を 視察し、進捗を確認しました。

詳細はこちら↓

https://note.com/s_toubuchiiki/n/ncf6ca0ad0888

                          (担当:中村)

東部地域で話題の取組紹介

静岡県東部地域で活躍されている個人・団体の皆様の 取組を当局職員が取材し、紹介します。

沼津の昔話を絵物語で後世へ繋ぐ
ー e-monogatari(えものがたり) 代表 青木一(あおきはじめ)さん ー (令和5年知事広聴「平太さんと語ろう」(沼津市)発言者)

「e-monogatari(えものがたり)」は、沼津市内に伝わる昔話を絵本形式でまとめた冊子 「絵物語ぬまづ昔ばなし」を出版しています。「絵物語ぬまづ昔ばなし」は、1話1巻形式で、 前半は市内各地区の絵物語、後半は舞台となった地区の情報ページとなっており、昔話を 後世に伝えていくと同時に、現代のその場所への興味が湧き、足を運びたくなるような構成 となっています。
同団体の代表である青木さんは、「1人でも多くの人に沼津の物語を知っていただき、地域 への愛着を持っていただくことで、郷土愛につながればうれしい。」とお話しされていました。 令和4年からこれまでに計5巻を発行し、令和5年11月25日には、沼津市中沢田の大中寺を舞台とした第六巻「六地蔵」 が発行されますので、是非御覧いただき、ものがたりの舞台へ足を運んでみてください。

【第一巻「天狗のすもう」】絵物語(左)と地区の情報ページ(右)

詳細はこちらを御覧ください。 ↓


■関連する静岡県の取組紹介
県では、youtube「ぶしのくに静岡県チャンネル」で、 大河ドラマで脚光を浴びた伊豆・富士山地域の歴史 や文化を紹介し、地域の魅力を発信しています。 風光明媚な映像とともにストーリー仕立てで分かり やすく紹介していますので、是非動画を御覧いただ き、武士の歴史の舞台である伊豆・富士山地域に足 を運んでみてください。

                          (担当:中野)

歴史・文化を活用した観光地域づくりシンポジウム 「鎌倉殿・北条氏が生きた地 伊豆・富士山地域のこれから」


12月16日(土)に三島市民文化会館で歴史・文化を活用した観光地域づくりシ ンポジウムを開催します。 シンポジウムでは、「鎌倉殿・北条氏が生きた地 伊豆・富士山地域のこれから」 と題し、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台になった地域の今後の歴史・文化資 源活用のあり方について考えていきます。

基調講演として、鎌倉国宝館学芸員の山本みなみ氏を講師に迎え、北条義時の 生涯を最新の研究を踏まえてたどります。また、「消しゴムはんこ」や「あみにょん 焼き」など各地域で大河ドラマゆかりの資源を活用した取組を行っている登壇 者によるパネルディスカッションを行います。 歴史ファン・大河ドラマファンの方はもちろん、歴史・文化資源を核とした地域 づくりに興味がある方など、みなさまの御参加をお待ちしています!

【第1部 基調講演】
「北条義時とその時代-伊豆・富士山地域との関わりを中心に-」
鎌倉国宝館学芸員・青山学院大学非常勤講師 山本(やまもと)みなみ氏
【第2部 事業報告】
「令和5年度 歴史・文化資源を活用した観光地域づくり定着促進事業」
株式会社JTB総合研究所 主任研究員 安藤勝久(あんどうかつひさ) 氏
【第3部 パネルディスカッション】
「伊豆・富士山地域の歴史・文化資源に関連する地域の動き」
大泉寺 住職 小島健布(こじまたけのぶ) 氏
酪農王国株式会社 執行役員事業統括本部長 伊藤嘉一(いとうよしかず) 氏 ながいずみ観光交流協会 事務局長 牛島康祐(うしじまやすひろ)氏

【日程】 令和5年12月16日(土)
【時間】 午後2時から午後4時まで
【会場】 三島市民文化会館小ホール
【定員】 300名(先着順。定員に達し次第受付終了)
【費用】 無料

申し込みはこちら↓

                                                                                                (担当:小玉)


「東部地域(富士山・伊豆)移住相談会」を、 市町の皆さんと一緒に東京で開催しました!


10月9日(月・祝)に、東京都中央区の移住・交流情報ガーデンで、「静岡県東部地域(富士山・ 伊豆)移住相談会」を開催しました。沼津市、三島市、富士宮市、伊東市、富士市、伊豆市、伊豆の 国市、清水町、小山町がブースを構え、静岡県への移住を検討している来場者の皆さんの相談 にお答えしました。静岡県全域や伊豆南部の相談には静岡県移住相談センター、賀茂地域局と も連携し対応しました。いろいろな市町の話を聞かれた方、移住先市町を決めていて特定の市 町と具体的な相談をされた方など、様々な検討段階の方に来ていただきました。

また、当日は、アタミステイルの中屋香織さんに、「移住して幸せになりたい方へ!失敗しない 移住の進め方」と題し講演をしていただきました。席が足りなくなるほど、たくさんの方が真剣 に講演を聴いていました。今後も東部地域での暮らしを他県の方にもお伝えします。

■ 予告
12月2日(土) 東京交通会館(最寄り:JR有楽町駅)で開催される、「静岡県 新しい働き方・暮らし方セミナー」 で、 東部地域の紹介をします。今回のテーマは「アウトドア・スポーツを楽しめる生き生きとした暮らし」。東部地域への移住に 興味がある方がいましたら、是非お声がけください。伊豆市、富士宮市、伊豆の国市に移住された方がゲスト参加します!

                                           (担当:長野)


北伊豆地震 ~地元で起きた地震を知ろう~
 ー SNSなどで情報発信を行います! ー


東部地域局では、防災訓練や防災啓発などを通して、危機管理対応能力の強化に取り組んでいます。今年は関東大震災から 100年を迎えることから、当時の写真や日記などの貴重な資料を公式SNSで発信し、企画展を開催しました。

その関東大震災から7年後の昭和5年、震災からの復興途上にあった伊豆半島北部を震央とする北伊豆地震が発生しました。 広域で被害を出した関東大震災と異なり、局地的な被害であったため、その被害状況等を知らない方も多いと思います。

当局では、東部地域で起きた地震を知り災害に備えるきっかけにしてもらいたいという思いから、北伊豆地震について公式 SNSなどを用いた情報発信や企画展を行いますので、是非御覧ください。

https://twitter.com/Toubu_Shizuoka


                          (担当:野沢)