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静岡県東部地域×スポーツ インタビュー アスルクラロ沼津所属野村政孝選手

静岡県東部地域に拠点をおくスポーツチームの選手に、東部地域の住み心地や魅力等を伺いました。

アスルクラロ沼津 GK 背番号1
野村 政孝(のむらまさたか)選手
「(東部地域は)ファミリー層に良い地域」

1991年6月29日生まれ。アスルクラロ沼津所属2年目。東京都出身。
駒沢大学-名古屋グランパスエイト-ブラウブリッツ秋田(期限付き移籍)-ロアッソ熊本-アスルクラロ沼津
所属前の東部地域の印象:所属して初めて沼津の地に降りた感じ。名古屋のチームにいたので、名古屋に行くときには通っていたけど、降りることはなくて「静岡、長いよなー」と思って通っていました(笑)

静岡県東部地域に住んでみた感想・子どもと過ごす感想
「子育てをするにしても、住みやすいですね」
-アスルクラロ沼津に所属してから、静岡県東部地域について感じたことを教えてください。
「高速道路が近くて交通の便が良いです。朝、道路がちょっと混んでいたりするなと思うんですけど…。でも、少し行けば自然もあって、海もあって、海鮮もおいしい。僕は住みやすいなと思います。ここから1時間ちょっとで、(東京まで)ふらっと帰れちゃうんで、それくらいの距離感でいいかな。」

-静岡県東部地域の子育ての環境はどうですか。
「僕は、5歳の双子と1歳の子どもがいます。この近くはバランスよく自然がありますよね。都会の公園みたいに狭くなく、広い場所があって芝生もあったり。子どもと一緒に遊んでいます。結構、門池公園(沼津市)に行きますね。自転車で走ったりしています。

野村選手

そこ以外に、子供を連れて行く公園を探していた時に、めちゃめちゃ長いローラー滑り台がある場所があって。それが裾野市運動公園でした。すごくでかいローラー滑り台を何往復させられたか(笑)あれは、なかなかないんじゃないですかね。あそこは地面が芝で転んでも痛くないですし、子育てする上でも良いなと思いました。ちょっと行けば、ららぽーと沼津などの商業施設もたくさんあります。子育てをするにしても、住みやすいですね。」

-お子さんと一緒に近くにお出かけもされているんですね。
「沼津港には、家族と一緒に何回か行っています。海鮮を食べましたね。青いプリンも食べましたよ!沼津港深海水族館も気になっているのですが、まだ行けていないんですよ。子どもが(水族館にある)乗り物に乗れるようになったら、行こうと思っています。あとは、千本浜にも行って子どもと散歩をしましたね。

-お子さんと一緒に過ごす上で、考えていることはどのようなことですか?
「子どもの習い事をどうしようかなって思っています。三島市の体育館、ダンス教室や体操教室、プール教室などがリーズナブルに行けることがわかって。こんなのあるんだな、と思いました。双子の5歳の子が、男の子と女の子なので、やりたいことが違うんですよ。「ダンスやりたい」「体操やりたい」って。一緒に連れて行って、「(一人の子が)ダンスやりたいから、(もう一人も)一緒にダンスしてね」と話しています。赤ちゃんがいても、そこは全然問題ないですね。習い事のお試しとして行っても良いですね。」

東部地域の価値を上げるために
-ゴールキーパースクールも始められましたね。
「選手として何ができるか、と考えたときに、”コーチとして活動をしていくこと”でした。プロから教わる機会は、僕が子どもの頃はなかったです。今、アスルクラロ沼津でプレーしてる間に、プロを目指す子ども達にその機会を提供して、「プロってすごいな」、「こういう選手になりたいな」と思ってサッカーを続けてもらえれば、東部地域の価値を上げていくことに繋がると思います。

そこから、プロが生まれれば、「ここ、すごいね」「プロが出ているよね」と知ってもらえ、もっと人が集まると思います。
リーグ戦の期間に子どもに教えるということは、他のチームではなかなかできないことだと思います。毎週、毎週、スパンを決めてやるという、新しい試みができたと思っています。子どもたちがプロから教わって、自分のチームや学校で、それを活かして成長していくことが、すごい嬉しいことですね。スクールに来ている子が、試合を見に来てくれるので、それは励みにもなりますし、下手なプレーは出来ないなと思います。「コーチができないとダメじゃん」と、言われます(笑)「そうやな-」って思います。間違いなく自分も刺激になります。

元々、静岡県と言えば”サッカーがすごい”という印象。プロチームも4つあります。選手である今、それを推していくことで地域の価値を上げることに繋がるのかなと思います。」

アスルクラロ沼津、愛されて勝つチームのために
-アスルクラロ沼津に対する想いを聞かせてください。
「このチームは愛されて勝つということを掲げています。そうでなければいけない、と僕自身も感じていています。じゃあ、「愛される」ってどうすればいいのかと言ったら、「愛してくれ」と言って「愛される」ものでもなく、やはり行動で示さなければいけない―。行動で人を感動させるとか、何に感動するのか、と考えたら、”一生懸命な姿”や”真摯に取り組む姿”。そういうひたむきな姿に人は心を打たれると思います。今は、練習見学が出来ず、日頃のトレーニングを見てもらえる機会がないのですが、日々やってることを皆さんの前で、試合で発揮することが、サッカー選手としての使命だと思います。

サッカーは興行なので、生活する上ではなくてもいいもの。それに対してお金を払って来てくれるので、僕ら選手は、それに対して応えなければいけない。「また来たい」と思えるゲームをしないといけない。
アスルクラロ沼津が良くなっていくこと、有名になっていくことで、沼津市、東部地域にこういうチームあるんだ、と周りからも注目してもらえます。それは選手として、チームとしての使命だと思います。

都会に疲れた人には特に良いと思いますよ
-SNSでも紹介されていますが、オススメのお食事場所はどこでしょうか。
「「母さんのしょうが焼き」(駿東郡清水町)に、ものすごい頻度で行きます。週1必ず行くぐらいです。メニューは、生姜焼きのみですが、生姜焼きの味がすごくたくさんあります。チームメイトにもよく会います。誰かしらと会いますね。 他は、焼肉が多いかな。「ホル衛モン」(沼津市)にも行きます。子供もいるので早い時間に「お願いします!」って、行きます。子どもも結構食べてくれます。お寿司も好きなので、魚がし鮨にも行きます。移籍してきた当時は、家の近くにあったので、結構行っていました。」

-最後に、東部地域への感想をお願いします。
「本当に住みやすいですし、何の不便もない場所。都会に行くにしても、ちょうどいいです。都会に疲れた人には特に良いなって思います、僕は。

都会ではなかなかできないキャンプなどアウトドアも出来ますし。この前、大野路ファミリーキャンプ場(裾野市)に行って、家族やチームメイトと一緒にデイキャンプをしました。子どもがいるのでデイキャンプでしたが、タープを建てて、バーベキューをして―。車でちょっと行ったところで、それが出来るので、ファミリー層にはすごくいい地域。住んでいる方は是非住み続けてもらい、地域の外の方は、ぜひ移住を検討してもらいたいですね。」

インタビュー実施:令和4年9月