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東部地域局通信 第18号(2024.6.20)


 静岡県東部地域局では、東部地域の魅力や地域団体の皆様などの活動をより多くの方に知っていただくために、東部地域局通信を発行しています。毎月1回の発行を目指し、東部地域各地の取組を紹介していきます。
※掲載している情報は、2024年6月20日時点のものです。


こんにちは! 静岡県東部地域局です。色とりどりの紫陽花がきれいに咲く季節になりましたね。

東部地域局通信は、静岡県東部の14の市町の様々な情報を局員それぞれ が独自の視点で取材編集しています。世界文化遺産である富士山や、ユネスコ世界ジオパークの伊豆半島、 世界農業遺産の「わさび」など、世界に誇る地域資源に恵まれている東部地域の魅力をお届けします。 局員一人一人の個性あふれる記事にも御注目ください!

地域の気になる仕事の裏側を体験してみよう!
「地域のお仕事発見!小学生職場体験講座」の参加者を募集します!

【募集開始:令和6年7月4日(木)午前10時から】

県では、地域の企業・事業所の魅力を知ってもらい、将来の就業の選択肢の一つとなるように、企業紹介と職場体験を兼ねた「小学生職場体験講座」を開催します。小学生と保護者を対象とした当講座の参加者を募集します。
当講座は、令和4年度から東部地域を対象に開催していましたが、今年度は初めて、近隣の賀茂・中部地域にも対象を広げ事業を実施します。

総勢100社以上の多彩な企業による講座に、是非御参加ください。

【開催期間】令和6年7月25日(木)から8月25日(日)まで
【開催場所】静岡県賀茂・東部・中部地域
【対   象】小学生(3年生から6年生まで)と保護者
【内   容】企業が企画・運営を行う小学生向けの職場体験講座の詳細(日時・会場・定員・参加費・申込方法等)は企業によって異なります。

「地域のお仕事発見!小学生職場体験講座」って…?

当局では、地域の企業・事業所の皆様と連携し、令和4年度から小学生や保護者を対象とした職場体験講座(旧名称:夏休み自由研究体験講座)を開催しています。

2回目となる昨年度は、東部地域14市町の企業48社・小学生474人に参加していただき、参加者の皆様から好評の声をたくさんいただきました!

↓詳細はHPから(講座情報は7月初旬公開予定)

(担当:小玉)


令和6年度静岡県・熱海市・伊東市総合防災訓練に向けた全体会議を開催しました

全体会議の様子

令和6年9月1日(日)に、静岡県・熱海市・伊東市が共催で総合防災訓練を実施します。実施に向けて、5月23日に、伊東市観光会館で第1回全体会議を開催しました。会議には、自衛隊や海上保安庁、県警
など訓練参加予定者180名、80の関係団体が参加し、具体的な当日の動きを話し合うなど、訓練内容の調整を行いました。

訓練の重点項目の一つとしては、今年1月に発生した令和6年能登
半島地震における教訓を踏まえた内容を挙げています。また、訓練を
通じて、各防災関係機関と連携した実働能力を確認するとともに、地
域特性に応じた災害対策や、将来の地域防災力を担う次世代の積極
的な訓練参画を掲げています。

訓練当日に向けて、引き続き準備を進めてまいります。

(担当:峯)


特別支援学校で防災講座を実施しました

非常持ち出し袋に入れる物を話し合う問題

当局では、防災意識の向上の一つとして学校等での「防災講座」を
実施し、防災教育を推進しています。

令和6年5月9日に、防災教育に力を入れている富士特別支援学
校富士宮分校で、学年別の内容を設けた防災講座を実施しました。

1年生は防災講話で防災の知識を身につけ、2年生は災害時判断ゲームで話合いを行い、知識を判断する力に変えていきます。3年生は静岡県が作成した防災学習アプリを活用し、危険を予測する力を身につけました。当学校では毎年防災講座を実施していますが、生徒の皆さんは、今年も楽しみながら真剣に取り組んでくれました。

これからも防災講座を通じて、未来を担う子ども達の防災啓発に取り組んでいきます。

(担当:植田)

間もなく七夕豪雨から50年。
~過去の災害を教訓に風水害に備えよう~

富士市の被害状況

七夕豪雨が発生してから今年で50年を迎えます。そこで、当局では地域で起きた災害を知り、災害に備えるきっかけにしてもらうため、当時の被害状況等について、情報発信や企画展を行います。七夕豪雨発災時の東部地域の被害の状況や当時の貴重な資料を紹介しますので、是非御覧ください。

七夕豪雨とは…?

昭和49年(1974年)7月7日から8日にかけて台風8号の影響により静岡県内に浸水害・土砂災害をもたらした集中豪雨の通称です。死者44名、負傷者241名など甚大な被害をもたらしました。

(担当:野沢)

沼商屋&ポスター展(沼津商業高等学校における産官学連携)

清水町産業観光課や地域の事業所等と連携して、「沼商屋」や「ポスタ展」を開催している静岡県立沼津商業高等学校の生徒たちにお話を伺いました。

■ 沼商屋(ぬましょっぷ)とは

 沼津商業高等学校が実施する授業の一つ。昨年度まで販売実習という形式で取り組んでいたものを、生徒が企画運営するイベントという形式に変更し、清水町や町内の事業者等と連携して学習してきたマーケティングなどの実践として新商品開発や商品販売を行う。

昨年の様子(ぬましょっぷ)
昨年の様子(ぬましょっぷ)

■ ポスター展とは

沼津商業高等学校が実施する授業の一つ。生徒が選んだお店を取材したり意見交換をしながらポスターを作成し、生徒が考えたお店の良さを発信するもの。

昨年の様子(ポスター展)

<取材の様子> 
生徒の皆さんは取材を快く引き受けてくださり、終始和やかな様子で応えてくれました。

沼商屋の取材では、社長の園田さんと副社長の岡田さん、比護さんに対応いただきました。皆さん中学生の頃から沼商屋の存在を知っており、この授業に参加したいからこそ沼津商業高等学校に入学したと語ってくれました。

沼商屋に取り組む生徒さん

ポスター展の取材では、杉山さん、平田さん、土方さんに対応いただきました。授業で学んだことを生かして、自身が作りたいものを作るのではなく、お客様目線に立ってどうすればお店の良さが伝わり、商品を買ってくれるのか悩みながら作成したそうです。

ポスター展に取り組む生徒さん

沼商屋もポスター展も11月に開催予定とのこと。今から非常に楽しみですね。

皆さん取材に協力いただきありがとうございました!

↓詳細はこちら

(担当:中村友)


一碧湖の遊歩道が再整備されました!

伊東市の観光スポットである一碧湖の湖畔遊歩道が、令和6年3月までに
工事を終え、リニューアルされました。周囲の自然とマッチした木製の橋や
柵が新たに設置され、木漏れ日の中、心地よい散策を楽しめます。

湖畔遊歩道は、40分程度で一周できるコースとなっています。道もきれいに舗装されており、小鳥のさえずりや、四季折々の花や植物の景観を楽しむことができます。鯉やヘラブナが泳ぐ湖では、ボート遊びやカヤックをはじめとした様々なアクティビティも楽しむことができます。一碧湖の自然の中で、心癒やされるひとときをお過ごしください。

伊豆半島ジオパーク【「伊豆の瞳」一碧湖】

一碧湖は約10万年前の噴火でできた火山湖です。春には桜、秋には紅葉と四季折々の景色が堪能できる美しい湖で、日本百景に選出されています。また、湖面に周囲の山々などの風景を映し出すことから「伊豆の瞳」とも称されています。

(担当:駒谷)

「伊豆わさビジターセンター」がオープン!

施設住所:伊豆市原保116-1
開館時間:10:00~16:00
休館日: 水曜日(祝日は営業)
入館料: 無料

令和6年4月、伊豆市原保(わらぼ)に伊豆わさびの魅力を伝える情報発信拠点「伊豆わさビジターセンター」がオープンしました!

センターでは“伊豆わさびを『五感』で楽しむ”をテーマに、伊豆わさびの歴史や特徴を紹介する映像や展示のほか、VRゴーグルを装着し映像でわさび田の景色を楽しむことができます。今後は、地元で採れた生わさびとチューブわさびの食べ比べ体験や、ガイド付きのわさび田見学ツアーも開催予定です。

「世界農業遺産」に登録された伊豆わさびを『五感』で
体感してみてはいかがでしょうか。

↓HPはこちら

(担当:駒谷)