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集合住宅のベランダで生ゴミ処理

自宅で出る生ゴミを減らせないかと考え生ゴミ処理機を購入してみました。購入したのは株式会社エコ・クリーンから発売されている『自然にかえる』というバイオタイプの生ゴミ処理機です。生ごみ処理機には電気でゴミを乾燥させるタイプもありますが電気を使わず処理できるバイオタイプにしてみました。バイオタイプの処理機は菌の力で生ゴミを分解して量を減らすというものです。

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『自然にかえる』の仕組みはシンプルで菌が入ったおが屑のようなチップ材とそれを撹拌するためのハンドルがついたゴミ箱といった感じです。バイオタイプの処理機にも菌により空気を好む好気性菌と空気を嫌う嫌気性菌の2種類があります。『自然にかえる』は好気性菌なので生ゴミを投入した後により多くの空気に触れさせるため撹拌用のハンドルを回がついているのです。投入した生ゴミは1〜2週間程度で分解されてほぼ無くなります。

半年間使ってみて

置き場所はキッチン横のベランダです。本体のカラーが黄緑と茶色であまり好みではなかったので缶スプレーでホワイトに塗装しました。約半年間使用してみた結果生ゴミをほとんどゼロにまで削減できたので、導入して良かったと思いました。

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処理機でほぼ全ての生ゴミを処理することができたのでこの半年で生ゴミを出していません。懸念していた匂いに関してもほぼ無く、処理機に近寄って匂いを嗅いでもほのかに土のような匂いがする程度でした。袋に密閉して普通のゴミ箱に入れるよりも匂いの発生は無かったと感じます。想像以上の処理能力に驚きました。ただし失敗もありました。水分の多い生ゴミを入れすぎると分解がうまくいかず小蝿が発生してしまったのです。処理機に入れるチップ材の寿命は4〜5ヶ月だったのでチップ材の寿命が尽きてしまったことも分解がうまくいかなかった原因と考えられます。生ゴミの水気を少なめにすること、チップ材には寿命があり一定の休止期間を設けることは製品の説明書にも書かれていたので素直に守るべきでしたね。とは言え生ゴミを実質ゼロにできた結果には満足です。水分量に気をつければ自宅で生ゴミ処理を続けていけそうです。



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