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【保存版】BlenderのPythonスクリプト活用法:自動化とアニメーション制御

割引あり

はじめに

Blenderはその強力な機能で知られていますが、デフォルトのインターフェースは時には特定のワークフローに最適化されていない場合があります。幸い、BlenderではPythonスクリプトを用いてカスタムUIを作成し、効率を大幅に向上させることが可能です。本記事では、BlenderのカスタムUI作成方法とそのためのPythonの基本的な活用方法について説明します。

BlenderのPython API入門

Blenderは豊富なPython APIを提供しており、これによりユーザーはカスタムツール、パネル、メニューを作成できます。まずは基本的なPythonスクリプトの構造を理解しましょう。

import bpy

class SimpleOperator(bpy.types.Operator):
    bl_idname = "wm.simple_operator"
    bl_label = "Simple Operator"
    
    def execute(self, context):
        self.report({'INFO'}, "Hello, World!")
        return {'FINISHED'}

def menu_func(self, context):
    self.layout.operator(SimpleOperator.bl_idname)

def register():
    bpy.utils.register_class(SimpleOperator)
    bpy.types.TOPBAR_MT_file.append(menu_func)

def unregister():
    bpy.utils.unregister_class(SimpleOperator)
    bpy.types.TOPBAR_MT_file.remove(menu_func)

if __name__ == "__main__":
    register()

このスクリプトは、Blenderの「ファイル」メニューに「Simple Operator」という項目を追加します。これを選択すると、「Hello, World!」というメッセージが表示されます。

動作確認結果


ちゃんと出てます

カスタムパネルの作成

次に、より実用的な例として、カスタムパネルを作成してみましょう。このパネルは、3Dビューのツールシェルフに表示されます。

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