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パワポで資料を作る時に気を付けている9つのこと

僕これまでの社会人生活の中で割と資料を作る機会が多くてですね。
種類は社内用であったり企業への提案資料であったり様々なんですが。

でもパワーポイントって慣れるまで時間かかるし、
コツがつかめないとあんまりやりたくないですよね。


僕も最初のころすごい苦手でした。
ただ作らないといけなくなったときに、
その都度デザイナーさんとかに聞きながら、
段々と出来るようになったのかなと思っています。


そこで今回は、僕が普段パワポで資料作る時に気を付けていること
実際にやりながらご紹介していきます。

需要あるか分かりませんけど。
言語化すると自分の学びにもなるので。


今回は僕の自己紹介を例にします。
ちなみにこの文章はネット担当者フォーラムに連載してた時のもの(宣伝)です。

https://netshop.impress.co.jp/node/4029

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どうでしょう。
パッと見て結構ひどいですよね。
分かりやすいように結構ひどくしましたからね。
では直していきましょう。

1.色を直す。

まずは色です。
基本的に1資料の中で使っていい色は3種類くらいです。
色がありすぎると何が強調されていて、何を伝えたいのか分かりません。
目も痛くなって読み手に優しくない。

なので、例えば外枠や線で1色、通常文字色で1色、強調で1色、
くらいがスッキリして優しいです。

写真はカラフルでいいですが、画像やアイコンはできれば
文字で使っているのと近い色にするとよいです。

また色を使わないで強調する方法として、
サイズをそこだけ変えるとか、太字にするとか、でもできるので、
色の種類はなるべくおさえたほうがよいです

ちなみに目の優しさを考えた、
オススメの黒とピンク(画像内で使ってる)があって、
カラーコードが、黒→424242、ピンク→ff7c80
これオススメです。デザイナーの師匠が言ってたから間違いない。

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2.フォントを直す。

続いて文字フォントです。
フォントは統一してください。

フォントがずれていると犯行予告みたいな、不安な感覚になります。
なので、どんなフォントでもいいですが統一してください。

ちなみに、日本語はこれ、英語や数字はこれ、
みたいな分け方でも問題ありません。

僕は日本語はメイリオ、英数字はSegoe至上主義です。
目に優しく伝わりやすいからですね。

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3.画像や写真には統一性。

これはおまけみたいな感じですが、統一感のない、
意味のない画像はなくしてください。

空白が出来たから埋めるために、というのも大事ではありますが、
意味のない画像で空白を埋めると読み手の意識がそっちに飛ぶので
空白のままで大丈夫です。

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4.位置をそろえる。

これ結構大事です。
文字や画像の位置をそろえます。

人間の目って左上から見始める習性があるので、
こういう説明のスライドは基本は左揃えにします。

パワポの場合だと、表示タブの「グリッド線」と「ガイド」を
チェックすると裏側に線が出るので揃えやすいです。

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5.文字サイズを変える。

これも相当大事です。
文字のサイズ自体に意味があって、基本的には上位階層ほど
大きくしていきます。
例えば目次>大見出し>小見出し>詳細文みたいな感じです。

階層が違うのに同じ文字サイズになっていると、
同じ階層の話をしている、と読み手には取られる可能性があります。

またさっきも出てきましたが、文字サイズは強調にも使うことが出来ます。
伝えたいことに応じて文字サイズを決めていくといいと思います。

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6.意味のある言葉の区切りにする。

左揃えで文字を書いていると、よくわからない文章で
途切れていることがよくあります。

例えば、「コミュニテ
ィーマーケティング」
みたいな、そんな感じです。

一度言葉を認識しようとしてたのに、左側に目が移ったら、
さっきまで読んでた言葉なんだっけ、みたいな感覚になります。

これも結構読みづらい印象を与えるので、なるべく意味のある文章で
段落を変えるようにしてみてください。

難しければ、文章自体を変えて段落の中で言葉を収めるといいです。

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7.文字間隔を作る。

文字間隔を空けると読み手がスムーズに読めるようになります。

読んでる時ってその段落で何を言っているか判断して、
文字を認識していくじゃないですか。
ちょっとうまく伝えづらいですが。

1段落が2行から3行くらいだったら、見た瞬間に何を言っているかが
分かって、詳細を読んでいく、みたいなイメージ。

で、短い段落ごとだったら理解しやすいはずなんですね。


実際同じ文章を全部くっつけてやると、

文字間隔を空けると読み手がスムーズに読めるようになります。
読んでる時ってその段落で何を言っているか判断して、
文字を認識していくじゃないですか。
ちょっとうまく伝えづらいですが。
1段落が2行から3行くらいだったら、見た瞬間に何を言っているかが
分かって、詳細を読んでいく、みたいなイメージ。
で、短い段落ごとだったら理解しやすいはずなんですね。

どうでしょう。
これ短いし1回読んでるから例としてはダメかもしれませんが、
完全に認識して次に進んではいないですよね。

あまりにも長くだらだらと1段落が続くよりは、分けた方がよいです。

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8.段落に分けて整える。

見出しを作って段落をさらに分けると、
ここでは何を言っているかが分かりやすくなります。

で、見出しを1つ作るので文字サイズもここでは変えていて、
サイズが変わったので、揃える位置も少し変わっています。

文字サイズによって揃える位置を変えると、
さっきの「サイズで階層を分かりやすくする」ことを、
より強調する効果があるので、読み手が今何を読んでいるか、
これを明確にしてあげることができます。

左側の文字位置が変わったので、
右側の画像位置もそろえるように変えています。

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9.まとめ

いかがでしょうか。
最初と比べると多少は見やすくなったんじゃないでしょうか。

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見づらくすることで、あえて読み手を引き込む、みたいなことも出来ます。

が、説明がメインになる資料では、いかにスッキリとさせ、
読み手が情報を理解しやすくするか、これを考えるのにつきると思います。

何かの参考になっていたら嬉しいです。
引き続きよろしくお願いいたします。


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