母が子に与える影響力

寝て食べて排泄して寝る、だけを繰り返している現在の生活は、赤ちゃんと変わらないなと思う今日この頃。

一人では食糧を身体に入れることも叶わぬ弱者であります。

そのためか感覚が幼児返りしている気がしています。

身体は大人、心は子どもの逆コナン。

感覚が幼稚園児になっている今、一番身近な母親から受ける影響というのが、

心にどんな影響を及ぼすかが改めてわかるようになりました。


お母さんの機嫌が悪いとドキドキしてきて顔色を伺うようになり、

お母さんが疲れた顔をしていると心配性になる。

お母さんに優しく注意されたら素直に聞くけれど、理不尽に怒られたら心を閉ざす。

自分の話や言い分を理解してもらえないとただ悲しい。

お母さんを傷つける人は許せないと思い、

お母さんが自分を見てくれないと構ってちゃんになり、

お母さんが優しく構ってくれると嬉しい。

「あなたは意地悪な子ね」と言われると、もっと意地悪になってやると思い、

「あなたは優しい子ね」と褒められると、もっと優しくなろうと思う。

お母さんが笑顔だと、穏やかな気持ちになって精神が安定する。


赤ちゃんの脳の90%はお母さんのことを考えていると言われますが、お母さんの影響力ってほんとにすごいなと思いました。

なるほど、子どもが常に求めているのは母親からの愛であるのだな。

母からの愛とはつまり、自分に対する興味と理解と肯定ではなかろうか。それからハグ的な何か。

たぶんこれは子どもが何歳になっても。

長い長い子育て中、きっといろいろあるだろうけれど、寝たきりの幼児返り中に感じた子ども側の感覚を、子育てが終わるまで覚えていようと思ったのでした。



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