自宅安静で生きる生物の生態

切迫早産で寝たきり生活を送っている私に、夫が、コアラの一日の睡眠時間が18〜20時間という記事を「君みたい」と送ってきました。

そんな寝とらんわ

昼も夜も連続で2時間以上眠れんし。

ただ1日22〜23時間くらいベッドの上に横たわっているのは確かです。

こんな感じの生物として日々を送っています。

1日4回、6時間起きにアラームが鳴るたびにウテメリン(お腹の張り止め)を飲み、朝起きたらチラージン(甲状腺の薬)を飲み、夜ご飯を食べたらマグミット(便秘薬)を飲みます。

もともとの頻尿が妊娠でパワーアップし、1日に40回くらいトイレに行きます。

また、寝床を二つ持っています

一つは介護用ベッド。

退院して自宅安静できることが決まった時、実家で布団で一日中寝たきりになることを全力で拒否し、介護用ベッドのレンタルをお願いしました。

なにせ1日40回くらいトイレに行くのです。

布団から起き上がるのは、ベッドから起き上がる3倍は筋力を使うし腹圧もかかるので切迫早産に良くないに違いありません。

病院の介護用ベッドで、ちょっと頭の角度を起こすと気分も変わって体が楽なことを知ったので、一日中布団で水平になり続けるのは辛い気がしました。

父母が介護用ベッドは場所も取るし…と拒否するのを全力で嫌がって、4ヶ月だし、私払うしと、とにかく置くことだけ了承してくれと、月々1万3千円くらいのレンタルの介護用ベッドを入れてもらいました(夫、支払いありがとう)。

ワガママ言って介護用ベッドを導入してもらったのに、日中は母のベッドに移動する私がいます。

だって介護用ベッドのマットレス…ずっと寝てると腰がやられる……

23時間これで寝てると確実に床擦れる……

お母さんのベッドマット、気持ちいい…

ふわふわで雲みたい……

夜の介護用ベッドでの腰の疲れを、昼間に母のベッドで「雲ふわふわ」と回復させ、母のベッドを私の汗と体臭でマーキングし(母、めちゃくちゃ嫌がってる)、夜になると介護用ベッドに戻って行くという生活を送っています。

介護用ベッドいらなかったじゃない!と母は怒りますが、もちろん布団より全然楽。

寝床の移動が唯一の生活のメリハリになっている今日この頃です。





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