面接は3割伝えられたらOK
こんにちは。大手広告代理店2社、総合商社1社より内々定をいただいております、ヴィエンナです。
今回このnoteでは、
私の実際の面接の書き起こしとその解説を記載しております。
これから面接の機会が多くなるかと思います。
一つの成功例としてぜひ参考にしてみてください。
前談:面接における成功ってなんだ
まず初めに、認識の整理だけ簡単にしましょう。
面接における成功、勝ち筋は
自分の人間性を100パーセント伝え切ることです。
単に、質問を全て答えられたらOKではありません。
私たち就活生が目指すのは、
× 質問に全て答えられるようにする
○ 質問を通して押し出したい人柄を伝えられるようにする
です。
噛んでも、話が少し長くなってもいいんです。
「私はここにやる気を感じて、この価値観を大切にしたいと思っているんだ」
と多面的に伝えられれば、少しくらい不恰好で不細工でもいいんです。
それを十数分という短い時間で伝えるための、再現性のある戦略を身につけましょう。
正しい敬語も逆質問も、そのあとそのあと。
ここの前提を捉え違えていると、いくら模擬面接や想定質問対策をしても一向に就活力は上がりません。
OB訪問、模擬面接、ES添削も
全て、質問を通して押し出したい人柄を伝えられるようにする
ことにつながっているのです。
ってことで今回の目次です。デデン
早速書き起こしを始めていきます。
どうぞ
自己紹介
解説:バイトの具体的な店名を出す
みなさん、自己紹介時点で研究内容やガクチカのサワりを説明するかと思いますが、私はその際に必ずなるべく具体的な固有名詞を出す様にしていました。
バイトなら店の名前、部活なら部活名だけでなくポジションなど
そのあと深ぼってもらえるように、メモに残しやすくするためです。
今日の就職面接においてほとんどの面接官が同時並行でパソコンにメモをとっています。
共テの英語や、GDの書記の経験から想像できるように、メモは大体単語や固有名詞をまずは書き残そうとするものです。
「サッカーを小学生から10年やっております。」
だと面接官のメモには、「サッカー 10年」と残ると思いますが、
「フォワードとしてサッカーを10年やっております。」
だと、「サッカー フォワード 10年」と残ると思いませんか?
こういう些細な差が「深掘りやすさ」と「印象に残りやすさ」になります。
好きな文言を話せる自己紹介において、その差は後の面接の支配力に直結しますので、
印象に残さなくていいことは抽象的に、ありきたりに
印象に残したいことは具体的に、オリジナルに
自己紹介は計算立てていきましょう。
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ガクチカ-話出し-
解説:「お、この子の話おもろそう」
「質問を通して人柄を伝える」と先述しましたが、私はその前段階として
「まずは質問を通して興味を持ってもらう」ことを意識していました。
「この子の話聞いてみたい…。」と思わせることです。
体育会のインカレ優勝や、第一筆者としての査読付き論文執筆経験などがあれば、無条件で「この子の話聞いてみたい…。」と思わせられます。
そのカードを切ることで、いわゆる面接の上手さをある程度スキップすることができるのです。(まあ普通に偉業なので、そりゃ当たり前なんですけど)
こうした強力なウエポンが標準装備なところが、体育会や理系院生、帰国子女が就活強者であると言われている所以の大きな一つです。
我々はパッケージで負けているんです。
私のようなそうで無い人たちは、属性や経歴、話し方、見た目など何らかの形で
「お、この子の話おもろそう」と思わせられなければ、
面接の第一目的である、質問を通して人柄を伝えるというフェーズに辿り着くことができないんです。
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