辞表を出したら:関東IT健保の保険証は絶対返すな

前提条件その1:この記事を読んでくれる人へ。この記事の対象読者は関東IT健保保険組合の加入者です。また独身であり、自家用車を所有しておらず一人旅に抵抗がないことを前提としています(それ以外の方はブラウザの戻るをクリック)

前提条件その2:保険証を返してはいけないのは、この記事に書く恩恵に預かるにはホテルチェックイン時に保険証(コピー不可)が必要だからです。ただし総務に在籍最終日までに郵送などの方法で保険証は返却してください。でないと無辜の総務のお姉さんが面倒を被ることになります。

前提条件その3:この記事は退職直前の最終出社日から在職最終日までの、有給取り放題期間にIT健保の保養施設を使い倒すための記事です。
あと「スノースポーツシーズンではない」ことを弱い推奨条件にしています。理由はトスラブ湯沢の予約が取りやすいからです。

前提条件その4:バズりを狙って強いタイトルにしました。実際には「退職直前の遊び倒し方 with 関東IT健保の保養施設」が本稿の正しい要約です。

本題 

辞表を出したら、あなたはたぶん有給消化期間に入ると思います。2週間くらいか、あるいはもっとでしょうか。
有給休暇の消化は労働者の権利であり、拒否されたら労基署に通報できるほど強いものです。しかしこの権利を遠慮なく行使できるのは、退職寸前の「政治的無敵期間」の間くらいです。
この期間を私は「有給フリー取得期間」と称しています。

旅行行きたくない?

この有給フリー期間(数十連休)をどう活かすかはあなた次第なんですけど私は旅行に行きたくなるタチです。
ただし料金が安い平日を狙うつもりで、かつ直近の日付を狙うので友達は誘いづらいですね。
なので一泊二日、関東近辺の旅館を、関東IT健保の優待を利用して狙っています。関東IT健保の優待を利用するのは、使えるうちに健保の特典を使い倒したいからです。
本稿ではその点について主に記述します。

キャンセルで空いた枠を狙え

しかし関東IT健保の保養施設は通常は常に満枠です。使えません。
なのでキャンセルが出た時の空き照会を使って連続有給期間に空きが出ないか辛抱強く待つことになります。
トスラブ系列の施設は越後湯沢以外は在来線で行けること、オフシーズンの上越新幹線は絶対に満席にならないことを考えるとトスラブ湯沢も含めて直前予約でも余裕です。

狙うは10日後

トスラブ系列の施設は10日後まではキャンセル料無料、それ以降はキャンセル料半額です。
なので10日後の日付が放出されやすい傾向にあります。
主に平日が放出されます。
体感値としては10〜15日です。朝と昼休みと夜にレッツキャンセル待ちの空き照会と言う感じです。
空きが出たらスナイプ予約!という感じなので日程は選びづらいです。つまり友達と予定を合わせて、はしづらいです。

内定をもらったタイミングで、つまり辞表を提出して最終出社日が決まる前のタイミングから施設の空き照会のカレンダーを睨んでおくといいと思います。

トスラブを狙え。というかトスラブ湯沢を狙え

空き状況カレンダー

関東IT健康保険の空き紹介画面です。
関東IT健保のトスラブ湯沢の「空き状況確認」から確認できます。

なんでトスラブを推しているかというと「1人宿泊」が可能だからです。
それ以外の関東IT健康保険の提携施設は最低2名からの予約にしかほぼ対応していません。
トスラブ湯沢を推す理由は一番予約が取りやすいからです。

なんでトスラブ湯沢が予約を取りやすいかと言うと
・アクセスに新幹線が必要=往復費用1万円超え保証
・最寄りの越後湯沢から送迎バス以外にアクセス不便(自家用車があるとその心配は無用)
・徒歩やバスで行ける行動圏内の観光施設の貧弱さ
が挙げられると思います。
最後はスノーリゾートというのもあると思います。冬はゲレンデが山ほどありますし。

箱根は在来線で行ける上に近所の観光施設が豊富ですしね。私は彫刻の森美術館が好きです。
館山はこの点で多少劣りますが施設の作りが贅沢です。星空を眺めながらビールを椅子に寝そべって飲むのは最高ですよ?
ただし箱根も館山もあまりキャンセルされません。

空き照会が出たら?

空き照会画面でこういう風になっていたらチャンスです。
実は施設のタブを選択しただけでは自動でリロードされずキャッシュを見に行っている疑惑があるので、月を移動させてリロードをかけさせないといけないという疑惑があります。

空き状況カレンダー

ちなみに入力させられる情報の中に保険証が必要になります。
忘れずお手元にご用意ください。(ブラウザに記憶させられるならそれでもいいですが)

トスラブが取れない時の代替案

関東IT健康保険組合はJTB経由の申込みにおいても
・宿泊5,000円/一泊
・ツアー10,000円/一泊
の補助を用意しています。
この記事が執筆されている2021年はコロナ禍のど真ん中なので補助を使うより、補助なしで楽天トラベルのセールを使った方が安いという状況なので私は今回は考えませんでした。

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