小売店や販売・輸入代理店の役割ってなんだと思いますか?

僕の運営しているGeek IN Boxはベースを専門に扱う楽器店で、業務は買取、販売、修理、情報発信です。その業務の中では中古商品のほかに海外にある珍しいプロダクトや国内のメーカーの商品を扱うこともあるわけですが、この販売代理、輸入代理、といったビジネスモデルは間もなく終わるのかなと、思います。

なぜなら、製造者自身が消費者に直接商品を販売することが容易だから。配送業者の努力やインターネットの浸透によって越境ECは容易だから。

実際にPADALKA guitarsやkieselは代理店を挟まない事を前提にしたプライスを武器に人気を博していますね。これらをはじめ、世界では既に多くのメーカーが直販を始めています。こうなるとあっという間にこの流れは強まり、多くの商品はより安価に消費者が手に入れられるようになると思います。そんな中で、販売代理店や輸入代理店が飯を食うための金額を乗せたプライスなど、正しいものでははないのではないか。

僕は現状で楽器店として担うべきはプロダクトの魅力を正しく説明して理解してもらうことだと考えています。だからメーカーのオフィシャルの説明文をコピペして楽天やアマゾンで販売するなんて意味がない。それはメーカーがやればいい。

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