許したい

過去のしがらみみたいなものは取り払ったと思った
今日まで不自由など無かったから
たまに癇癪が出たとしても寝たら忘れる事が出来たから
特に救われる様なことをされずとも生きていくことはできるから

自分は罰してもいい、されても仕方がない存在だと思う
1人になったとしても 結婚も子供もたとえば捨てられたとしても妥当なものだとも思う
それくらいの価値しかない人間なんだろう

真っ向から私のことを考えてくれる人なんていなかった
好きだよ 愛してるって言葉の重みなんてものは無いと思ってた
だから軽々しく好きって言えるんだと思う
大切の意味を履き違えてたのかも
浮気なんてしなければ大切にしてるんだとも考えていたのかも
上っ面のいい部分だけみて都合のいい解釈をして 相手が誠実でいてくれるならわたしもそれなりの行動をとった
過去のことを話してもどうにもならないから誰にも言わなかった
でも過去があるから今の自分があるわけで、
過去を蔑ろにはできなかった
そう思う度に相手に話した
でもそれは相手に私をわかって欲しいってエゴだったのかも
皆はわたしのことをいい人なんて言うけど エゴの塊でいい所しか見ないし興味のない人には上っ面で会話して深入りしないしその割には友達がいないなんて泣く女だ いい人じゃない
人間なんて皆エゴの塊って言われたらそれはそれで終わり
まあこの話はいいんだ

昨晩 言葉が遅いって言われたことを考えてた
議論の末に 言語の使い方を知らない 語彙力がないって問題点が出て終わりになった
幸いにも今の彼氏が言語に優れてた
使い方を教えてくれるそうだ
21になる年齢で中学生がやるような事をしてる
結局人に作品でナニカを伝えるようになるには言葉でそれを具体化して作品に昇華しないといけないと薄々思っていたのでこの機会はいいと思い勉強してる
ただ、そこの部分はよかったものの 彼氏の言い分としては才能があるんだから自分を卑下するようなことは言うなとの事
幼い時からアホだのなんだの言われてきたから自分は暴言を言われてるのがお似合いとさえ思っていた
自分でもそう感じるようにもなってた
でもそれをやめろと言われるとどうしたらいいのか混乱した 今まで自分を卑下することによって正当性を保っていたのにそれらは結局間違いだって言われているようなものだから

でもそれらは間違いでもなくて 受け入れるものなのだろう
自分自身に寛容になること
赤の他人にはとことん優しいのにどうして自分自身に優しくないのか
って聞かれたときには心の底から言葉の意味がわからなかった
自分自身に寛容になんて落ちてるお金を拾うように下劣な行為だと思っていたしそれを信じて疑わなかった

彼は
人間全員価値がない存在である
例えばナポレオンにも価値がないし今の有名な人たちにも平等に価値がない
価値というものはその対象に対して好意を抱いているか又はその人物によって命を救われたものが抱く幻想に過ぎないものだ
人々は幻想に縋っているだけなのだ
わたしが死んだところで悲しんでくれるのは恋人・家族・友人たちだけだ それでも世界は動くし私のことを知らない人達からすれば死んだってどうでもいい話なのだ
そう考えたら少しは自分自身に優しくなろうって気は起きない？
世界から見たら全員生きてようが死んでようがどうでもいい存在であって 価値なんてない
そう考えたら今あなたが感じてる死にたいって感情で人生を生きるよりも楽に考えて生きた方が幸せではないか
わたしは生きて欲しい わたしの発言で泣いている姿を見てすごく心苦しい胸が張り裂ける思いだ
これは本質的な考え方で 反対の意見も多いし こんな考え方をしなくてもいい人間はしなくてもいきていけるのだから別に聞き流してもいい けど芸術をしたいのだったらこういう問題に向き合わないといけないと思う
過去自分がどういう気持ちで行動していたのかを考えていくことが大切な1歩だと思う
ちゃんと近くでいる

うやむやだけどまあこんな事を言われて
ショックを受けた
聞きながら 自分を否定して生きてきたこれまでを否定された気分にもなったが時間が経つにつれ、否定してきた自分をちゃんと受け止めることが大切なのだと思った
他人で愛情を貰うことが大事なのではと思っていたが心のどこかでは自分自身に抱きめて欲しかったのではないか 傷ついた自分を認めて大丈夫だよって言って欲しかったのではないか

今こう気づけた事は幸福である きっと
これからの長い人生ずっと自分自身が嫌いなままで自分を偽って生きていって死を望んだまま終えるとなるとそれはそれで現段階ではいいと思うけれど
よりよい作品を作るのであればこの課題は必ず超えなければならないのではないか
少し遅れたスタートダッシュだが、逃げずに向かっていこうと思う
自分自身を許したい
そうしたらきっと相手のことも作品ももっと愛せるような気がする

ので勉強します〜〜！
卒制がんばるぞ〜〜〜〜！

多分こんなこと色んなところで書かれてる
本の内容で理解ができるならいいけど体感しないと理解できない私にとっては今回の出来事はよかったと思う