乙藤|オンラインマインドフルネスSanga

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乙藤|オンラインマインドフルネスSanga

世界標準でエビデンスベースのマインドフルネスプログラムMBSRを少しでも多くの人に届けるオンラインマインドフルネスサロンSanga運営|MBSR講師(in training)|国内事務機器メーカー→MBA取得→暗黒のキャリア迷子期→外資系スタートアップ×マインドフルネス講師

最近の記事

マインドフルネスを続けた結果どうなるか?

本日の記事ではSangaのマインドフルネス 8週間プログラムにご参加いただいたお客様の声を元に 瞑想を続けた結果どのような効果があったか という点について触れていきます。 家族・パートナーシップ面子どもに対して怒ることが減った 今まで子どもと一緒にいる時も 頭の中で仕事のことを考えたりしていて 子どもが遊んで欲しくて話しかけてきても それをストレスに感じたり、 仕事や家事をしている時に 話しかけられたり、騒いでいたりすると 叱りつけてコントロールしようとしたりしていた。

    • 自信がないなら頑張るしかないのか?

      誰しもそういうことを感じるかもしれないが 自信がないと感じることがよくある。 そういう時は人前で緊張したり 手足が震えたり 不安に思ったり 心配に感じたりする。 そして自分自身に このように言い聞かす。 ずっとこのように思ってきた。 自信がないならやるしかない。 自信がないから動くんだ。 自信がないから歩き続けるんだと。 きっとそれが良い方向に働く時もある。 でも自分自身にとって それが悪く働いている時もあるのかも知れない と最近感じた。 先日マインドフルネスのリ

      • マインドフルネスは無にならなくていい。

        マインドフルネスは無になることとか 雑念を取り払うという誤解がよくある。 その誤解により、 マインドフルネスが大切にしていることと 相反する方向に向かっている というケースがよくあり 「マインドフルネスをやっても心が落ち着かない」 と感じている方が多くいるのではないかと思う。 マインドフルネスを練習する際に ”効果を求めすぎない”ということや ”自分を変えようとし過ぎない”ということが 重要になる。 私は学生時代に野球をやっていた。 ポジションはピッチャーなのだが マウン

        • 目の前の人と、ちゃんと関わるということ

          目の前の人としっかり関わることは 私の心を本当に豊かにする。 目の前の人から沢山のことを 教えてもらっている。 子どもに何かを教える為に、 どんなことを学ばせるかとか どんな学校に行かせるかとか これからの時代どんな教育が必要かとか 教育を変える為にこれが必要だとか そういうことも大事かもしれないけど 親がちゃんと関わることが どんな教育よりも大事な気がする。 自分の振り返りも兼ねて、 昨日の話をしたい。 朝、学校に行く前に 小学生の長女が泣いていた。 次女は幼稚園

        マインドフルネスを続けた結果どうなるか?

          心を今に留めるという生き方〜執着とそうでないもののあわい〜

          心を今に留めるのは そんなに簡単なことではない。 私は弱い人間だ。 不快な出来事があると すぐに反応する。 心が未来や過去にいるとき 今目の前の出来事が 邪魔者になることがある。 今朝の出来事 洗濯物を干しながら 気がつくと頭の中で 自分のキャリアのことについて 考えていた。 そのとき子どもが自分に 話かけた。 「パパ、おもちゃとって」 「ごめん、パパは今洗濯してるから待ってて」 私がしてるのは洗濯ではない。 未来のことを考えている。 「パパおもちゃとってって言って

          心を今に留めるという生き方〜執着とそうでないもののあわい〜

          行動変容とマインドフルネス〜MBA での学びが実践知になったとき〜(人材育成・能力開発)

          本日の記事では、 行動変容を促す為に重要な 「身体感覚への気づき」 についてご紹介していきたいと思います。 「わかるとできるは違う」という言葉の意味を本当に理解した瞬間 ”わかるとできるは違う” よく聞くフレーズで、 「うんうんそうだよね、そう思う」 と感じられると思います。 私自身もこの言葉を 本などで何度も目にしましたし、 MBAのクラスでも先生方から 何度もお聞きしてきました。 「もっと会社をいい場所にしたい」 「自分のコントロールできることに集中しよう!」 「人

          行動変容とマインドフルネス〜MBA での学びが実践知になったとき〜(人材育成・能力開発)

          ”その場にいるということを共有する”ということ〜マインドフルな対話が生み出す心理的安全性〜

          先日、マインドフルネスストレス低減法の トレーニングの中で マインドフルに対話をするという トレーニングを行った。 内容としては、 その日に起きた出来事について、 話し手が語り、 聴き手は好奇心が赴くままに、 質問をしていくというものだった。 また別の機会で行ったトレーニングでは、 聞き手の人が同じ質問をずっと繰り返し、 話し手がそれにただ答えるという練習もあった。 このトレーニングが 想像以上に 言葉にならない 居心地の良さがあった。 私たちは普段 人と話をするとき

          ”その場にいるということを共有する”ということ〜マインドフルな対話が生み出す心理的安全性〜

          マインドフルネスにエビデンスは重要か?〜心理学的知見だけでなく直感を大切にする生き方の重要性〜

          マインドフルネス界隈では その有効性や科学的根拠を示す 多数の本や記事・論文などを目にします。 実際に、マインドフルネスに関する研究論文は、 世界で8000件以上あるそうです。 (ちなみに、その内2000件以上はMBSRの有効性を示すものだそうです!) しかし、 エビデンスがあることは みなさんがマインドフルネスに挑戦してみよう と思うことの助けになるかもしれませんが、 それ自体がみなさんの助けにはならない ということもあり得ると思います。 以前、他の記事でも ご紹介さ

          マインドフルネスにエビデンスは重要か?〜心理学的知見だけでなく直感を大切にする生き方の重要性〜

          気づいて、改める、マインドフルネスが育つ

          先日マインドフルネスのレッスンの中で 智慧(ちえ)について学ぶ機会がありました。 人間生きていると 智慧がない選択をしてしまうことが たくさんあると思います。 私も今朝、 まさに智慧がない選択をしました。 人は自分自身のことにおいては判断を誤りがち冒頭にお話しした 智慧に関するレッスンの中で 「ソロモン王のパラドックス」 という話を聞きました。 具体的にどのような話かを 以下に明記します。 ソロモン王のパラドックスに気づいて改める冒頭でもご紹介しましたが、 私も今朝

          気づいて、改める、マインドフルネスが育つ

          マインドフルな対話が、ありのままに物事を見ることを育くむ

          マインドフルネスを勉強するようになって 本当に生き方や人の関わり方と通じていると 感じます。 今日はその中でも、 マインドフルネスストレス低減法(MBSR)の レッスンの際に扱う「マインドフルな対話」が、 どのように私の助けになっているかという お話しをしたいと思います。 MBSR8週間プログラムでの驚きの体験MBSRのクラスでは、 ただ座って瞑想を行うだけではありません。 瞑想の中で どのような体験があったかという点や、 瞑想のトレーニングを積みながら 日常生活を送る

          マインドフルな対話が、ありのままに物事を見ることを育くむ

          人を変えようとしないこと

          人と協働して生きていく上では、 何かしら不満なことが生じる。 しかしその不満は、 元々自分自身が周囲に与えている影響が 原因となっていることもあることを 最近痛感した。 そして他人を変えようとすることより、 自分自身が周囲に与えている影響に 注意深く気づくことが 重要なのではないかと感じた。 先日ストレスに押し潰されそうな時、 イライラしている自分に気がついた。 疲れている時に、 子どもに優しく接することができていない 自分に気がついた。 そして、 そんな状態の僕のこ

          自分に優しくすること、他者に優しくすること

          この記事をご覧いただくみなさんは 日々いろいろな情報を見られる中で、 このような疑問を抱くことがあるのではないでしょうか? 私も過去に、様々な本を読んだり、 日記を書き毎日自分自身を振り返ったり、 感謝ノートを書いてみたり、 色々なことをしてみましたが、 やはり理屈でしか理解できず 「やっぱり、こんなの理想論だよな…」 という感覚を抱くことがありました。 今回の投稿では、 人に優しくすることや 自分に優しくするということを実践していく上で、 私にとってマインドフルネスやセ

          自分に優しくすること、他者に優しくすること

          マインドフルネスについて発信する上でお伝えしたいこと

          マインドフルネスに関する情報はここ最近でかなり増えていると思います。 様々な情報を目にしていて、今後自分自身も情報を発信していく前に、事前にお伝えしたいことがあります。 私はいつまでも練習中で不完全私はマインドフルネスを始めて、人生が変わったと思っています。 しかし、それは怒りがなくなったとか、不安がなくなったとかそういうことではありません。 よくSNSなどでこんな投稿を見る時があります。 私も便宜上、少し大袈裟なことを言うことがあるかもしれません。 しかし、マイン

          マインドフルネスについて発信する上でお伝えしたいこと

          日常におけるマインドフルネスの世界へようこそ〜このnoteと私について〜

          初めまして。マインドフルネス講師の「おと」と申します。  私はこれまでマインドフルネスやセルフコンパッションの実践を5年間程してきました。 現在、マインドフルネス講師として活動しながら、受講生として「International Mindfulness Center Japan(IMCJ)」にて、日々マインドフルネスの学びを深めています。  そして、日々のマインドフルネスの実践に本当に助けられ、たくさんの恩恵を受けています。 同時に、恩恵を受ければ受けるほど、1人でも多く

          日常におけるマインドフルネスの世界へようこそ〜このnoteと私について〜