今季初戦の振り返り
小笠原です。
だんだん暖かくなり、春らしさを感じるようになってきましたね。今季も始まったんだなと、バンテリンドーム横の桜を見ると思います。
さて、今季初登板だった2日の巨人戦を振り返りたいと思います。
劇的な勝利
昨季は開幕投手で迎えましたが、今シーズンは4戦目のホーム開幕戦で登板しました。結果は7回8安打3失点。チームは延長十一回に細川選手の劇的なサヨナラホームランで今季初勝利を飾りました。
僕の白星はお預けとなりましたが、彼がホームランを打ってくれたことや、チームの勝利に喜びが爆発しましたね。思わず(細川選手と)抱き合いました!
自身2度目の本拠地開幕戦(2022年のDeNA戦以来)だったので気負いせず、自分の投球をするだけだと思っていました。
ただ、やっぱりシーズン一発目ということもあって多少は緊張しましたし、いいスタートを切りたいという思いは自然と出てきました。それと、ここまでチームに勝ちがなかったので勝たせたい、いい流れを僕がつくりたいという気持ちでした。
自己最速に並ぶ153キロ
速球は一回1死で迎えた門脇選手への3球目で自己最速に並ぶ153キロをマーク。やっぱり2021年の冬から続けている、やり投げのトレーニングのおかげで速くなっています(ディーンさんいつもありがとうございます)!16日のヤクルト戦で始球式を務められるので、そこも見ものですよ!!
ここでは、ギアのチェックや出力確認のため、強めに投げました。この日は全体的に速球自体は悪くなかったのですが、四回に5安打を集められるなどして一挙3失点だったので、配球の組み立ては次回以降の課題になりました。
五回以降は完璧投球
ただ、評価すべき部分もありました。それが五回以降です。特に大きく変えたところはありませんでしたが、変化球の少なさを感じていました。やっぱり捉えられていたのが主に速球だったので、変化球でストライクを取ることができたら試合展開も変わるんだろうなと。ベンチ前のキャッチボールでもブラッシュアップして、うまく結果に結びつけられたと思います。
長けた修正能力を
結局打たれた後に立ち直れないと、1年間勝負できないと僕は思います。1軍にずっといる選手というのは、試合中にしっかり修正できる人。これが最低限できないと戦えない気がします。今更当たり前のことを何言ってるんだと思うかもしれませんが、プロ9年目である程度わかってきましたし、痛感させられた経験もあります。
かといって、自分に厳しすぎるとパフォーマンスに悪影響を与えることもあります。なので良いところはちゃんと褒めたいです。
この試合では「五回以降の打者9人を完璧に処理することができた」ことを。
ちゃんと抑えることができるのだから、その上で次は「もっと冷静にマウンドに上がろうね」と。
まだこの試合のターニングポイントなどが書ききれていませんので、次回の配信で細かく書いていきたいと思います!noteも徐々に使いこなせるように頑張ります!!今後とも応援よろしくお願いします!
では!
小笠原慎之介
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