習作1(その12):羅臼
短文を書きました。小説の一項になるにはどうすればよいかアドバイスをください。
羅臼
羅臼の自然は多様な環境が織す美しさで満ちている。
羅臼には、知床連山などの雄大な山々が連なっています。知床連山は、日本百名山のひとつで、標高1,661mの羅臼岳をはじめ、多くの山々がそびえ立つ。知床五湖は、知床連山の火山活動によってできた湖で、エメラルドグリーンの水面が美しい景観を創り出す。
羅臼には、オホーツク海に注ぐ知床川や、知床五湖を流れる羅臼湖川など、多くの川が流れている。川沿いには、豊かな自然が広がり、野生の動物たちの姿を見かけることが多い。
羅臼には、目梨湿原や羅臼湖湿原などの湿原が広がっている。湿原には、多様な動植物が生息し、貴重な自然環境が守られている。
私はこの美しい北の地の冬を知らない。ここに来たのは3ヶ月前。国立劇場で専属舞台監督を罵倒して職を失ったあとだ。
以来、地元の漁師を手伝って、名産の羅臼昆布を干している。羅臼昆布は、利尻昆布、日高昆布と並ぶ、日本三大昆布の1つ、出しの濃さではナンバー1と言われる。天日干しにして、3年ほど寝かせたものを東京に送っている。べらぼうに高い値段のものらしい。
私がここで仕事をすることになったのは、東京の高級なラーメン屋で、代金を払えなかったことがきっかけだ。
読んでいただけると嬉しいです。日本が元気になる記事を書いていきます。