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僕たちの名前は

2022.10.09

きょうは静岡エコパアリーナで、2回めの「NEWS LIVE TOUR 2022 音楽」。
2回めだけど個人的にはオーラスである。

まずは、「さわやか」でげんこつハンバーグを食べて腹ごしらえ。さわやかのハンバーグは、周りのよく焼けた箇所の固さと内部のレアな部分の柔らかさのギャップがよい。あとオニオンソースが美味い。

その後会場へ。

スタジアムも併設されているのどかな会場で、敷地内にはこんな看板が。

入場。
たまアリに続いて2回めだけど、楽しめるだろうか、という懸念は杞憂だった。
まず、2回めなんだけど、加齢のおかげで、セトリをほとんど覚えていないので、ほぼ初見と変わらない。
あと、たまアリに比べて会場が狭い上に、席がステージ真横ながらそこそこ前のほうで、肉眼でメンバーの表情まで見えたし、前回はほとんど見えなかったモニターが目の前だったので、歌詞を追えたのが楽しかった。
たまアリは、ツアー序盤だったからあまりいなかったんだけど、ある程度回を重ねてきたからか、前の席の人とかが、今回のアルバム曲のダンサーやメンバーの振り付けに合わせて踊っていて、「おおっ!」と思った。すごい楽しそうなんだよね。
前回もそう感じたんだけど、とにかくみんな楽しそうで、「多幸感……」と、マスクの中でずっと口角が上がっていた。

最後の最後に、とてもグッときた出来事があったので、それだけ書きたい。MC部分だからネタばれにはならないよね?

NEWSのライブは、最後に「僕たちの名前はー、せーの!」と問いかけ、観客が「NEWS!」と答える恒例の締めがある。

《僕たちの名前はNEWS  忘れたらいけないことを忘れぬように》

この短歌は、そのフレーズを踏まえて作ったもの。

……で、きょうもその締めの時間がやってきた。
ただ、このご時世なので、もちろん声を出すのは禁止。
「みんなの心の中で、思い切り叫んでね」という前置きのあと、「僕たちの名前はー、せーの!」っていう掛け声。
本来だったら「シーン」という静寂の間があって、それはそれでとても一体感があっていい。
でもきょうは違ったんだ。
ひとりだけ、小さなお子さんの声で「NEWS!」って響き渡ってしまった。
それが、ハプニングなんだけど、なんかすごくよかったんだよ。思わず「最高だな」って独りごちてしまった。慶ちゃんは「あ、それはしょうがないよね」って苦笑いしちゃってたけど。

きっと、そのお子さん、過去まだ声が出せる時期のライブに参戦したことがあるか、もしくは家でお母さんかお父さんと、何回も過去のライブDVDとかを観て「これ、『NEWS!』っていうやつだ!」って思ったんだと思うんだよね。
声出しちゃダメなことが、とっさに理解できなくて、思わず叫んじゃたんだと思うと、もう微笑ましすぎて、あまりにもNEWSのLIVEっぽいと思ってしまった。

とにかく楽しい時間だった。
これは病みつきになるの、わかる気がする。

そんなそんな。