父について

前回の退院後すぐに再入院してしまった父ですが、退院を許されました。父の生命力を感じますが、本人はそれを全く望んでいないので　少し気の毒な気さえします。心臓が強いのかな、と寂しそうに笑うのを見ると　なんと言ってなぐさめようか、などと思ってしまいます。。とは言え子供としては　やはり退院はうれしい。なんでか　わからないけれども　生きていてくれるだけで　いい、と思っています。まあ本人と同様に延命には反対です。素のままで生きられるだけ生きてくれたら、と思います。

退院して施設に戻ったわけですが、変わらず、それなりに元気、というのはいい事だと思います。残り少ない元気な時間をおいしいものを食べて過ごして欲しい、と父のソウルフードや、好きな物を差し入れしています。死んでもいいから好きなモノ食べさせたい、と考えています。しかし最近では　あまり食べたい、と思うモノも減ってしまったようです。コロナ禍で面会も　ままならぬため　気分の浮き沈みも激しいようです。本人なりに　なんとなく乗り越えているようですが。早くみんながコロナワクチンを2回終えて　再び自由に動ける日々が戻って欲しい。父が動けるウチにもう一度だけでもいいから外食させてあげたいな、と思っています。